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牛ブレットのトマトソースと夏の名残のバスクごはん

どうも。ソースを下にしく女です。あっというまに夏、終わりましたね。

さて、おとといくらいのこと、夕飯用の買い出しに特にあてもなくスーパーに出かけると、ビオの牛ミンチ*がお買い得になっていることを発見した。お得に弱いワタクシですので、夜に即採用決定!

(*ちなみにこちらでは豚や鶏のミンチは売られていないけど、牛に限ってはミンチ状で売られている)


先週府中で作られていたこれ、いってみよう。

おいたんによると、ミートボールはベルギーでバレケスといって、とてもポピュラーらしい。ほうほう。

フランスでは「ブレット」と呼ばれてこちらでもポピュラーではあるな。ちなみに私が煮込みハンバーグの認識で作るとうちのOtto氏はもれなくブレットと呼ぶ。ハンバーグとブレットの違いやいかに!

そんなことをぶつぶつ考えながら、おいたんが紹介してくれていたミクニシェフのYouTubeをBGMにしながらレッツクッキンといこう。


牛ミンチ、たまねぎ、にんにく、たまご、エルブドプロヴァンス、パルミジャーノ削りを合わせてよく混ぜたら冷蔵庫へ。シャンピニオン(マッシュルーム)は大きいのを3つほど買ってきたのだけど、2つは微塵切りにしてブレット内に、ひとつはスライスしてソースに使う。

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先々週末、オトコ達の週末遠足で北国から大量買いしてきてくれた夏野菜たちがまだあるので、ソースにナスを加えてみよう。ってことでまずは永遠に油を吸いそうなナスをオリーブオイルで揚げ焼き。

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ナスを避けたら、にんにくみじんをこれまたオリーブオイルでくちゅくちゅっとして、トマトピューレを入れて煮込む。

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赤いトマトの海のなかに、ブレットのタネを丸めておだんご状にしたものをドボン。ミクニシェフがおっしゃっていたように、各おだんごの上からトマトソースをやさしくかけてあげる。

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さらにナスとマッシュルームを加えて、蓋をして15分〜20分煮込んだらば完成。・・・といいたいところだけど、ココまできて私、ソースに何も味付けしてないことに気づく。鈍ってんなー。塩胡椒とかウスターソースとか適当に加えて好みの味へ。

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はいっ、ソースは下にしきま〜す!💁‍♀️

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おいたんが教えてくれたのだけども、ミクニシェフもソースを下にしきまーすって同じことをおっしゃっていて爆笑。今回はこれができたので我満足じゃ。


ブレットのせてバジルものせたら完成。

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白ワインしかなかったので白だけど、全然合わなかった(笑)ので、ビールに切り替えたのはここだけのお話。

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翌日はパスタに合わせていただきましたよ。グーでーす!



何度もいうよ?夏、終わりましたね。


いや本当、今年はいったい夏が夏だったのだろうか?ってくらい全然暑くなくて、衣替えした意味ゼロ。

せめて食だけは夏を惜しもう。

夏っぽい感じといえば大定番のバスク・ピペラード。肉や魚のソースっぽくも使えるしそのままでも立派に食べられるし、もう本当好き好き大好き。

作り方はいつもの通りであります。今回はズッキーニも足しちゃえ。

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付け合わせ。ご近所界隈で芋が流行っているけれど、天才餃子の元気が出るレシピ的フライポはひとくちコンロ的に今回は難しいので、いつもやってる茹でてオーブン焼き。

皮付きのまま茹でて熱いうちに皮を剥くという手の皮薄い人間的にとても苦手な工程をあえて取り入れましたよ今回は・・・。

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その甲斐あってかなり理想の焼き芋が完成した。


ピぺラードにはあまりの生ハムを散らして卵ポトンで、フライポと一緒にオーブンで焼き上げて、バジルをのせてフィニッシュ!

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パルミジャーノも削ったな、そういえば。

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あーもうこれ本当に美味しいんですわ。やっぱりバスクの食べ物、大好きがすぎる。

焼き芋合わせも我ながら素晴らしくて、この組み合わせはCommand+S決定。


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え?なになに?俺がかわいいって?知ってるもんねー

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