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じょり家のおやつ

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うちの超甘党Otto氏に捧ぐ、甘いもののまとめ。甘い系のパン含む。
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#エッセイ

咲いた咲いた、ステンドグラスの花サブレ

みなさんの周りに、こんな人はいないかな? 何事も形から入り、ハマったら猪突猛進でとにかくハマる。 が、熱しやすく冷めやすく、忘れた頃に思い出す。 ・・・はいはーい!それがわたくし、ユイじょりというヒト科ヒト属、最近はアイデンティティがイヌになりつつある者だ。 最近はすっかりマ活かパ活、つまり、最低週1のおやつ作りはマカロンもしくはパフェばかり作っていて、3ヶ月くらい前までハマっていたあるものを忘れていた。 そう、クッキーだ。 ギンガムチェックにはじまり、金太郎飴系お

ヒト友とイヌ友へのフライング・バレンタイン

ダル重〜(IKKOさん風)で午後寝していたら、地元の友人からのメッセージで日本の地震のニュースを知る。 東北で地震があると、いつも三陸沿岸の祖母の無事を一番に心配していたものだけど、ああもうその心配はすることないんだ。それに気づいてまた悲しくなったけれど、相当大きな揺れだったようだし、都心を含む結構な範囲で停電!?妹は東京だし、親戚も関東〜東北にかけてたくさんいるので、心配極まりない。 noteをみてくださる方々も、どうかご無事で。被害が大きくありませんように・・・。

真っ黒バナナの転生〜巴里ばな奈、見ぃつけたっ

忘れたころにやってくる、この瞬間。 「うわあああ、また出たなっ、真っ黒バナナ。どうしよ〜ん!!」 前回は2ヶ月前、キレッキレの我が空間把握力のおかげで、自分で言うのもなんだけど見事な創作バナナ・タタンという形で黒バナナを蘇生することに成功した。 時はさかのぼり、先週の2月2日、クレープの日。いつもは皮のことしか考えていないけれど、ちょっと斑点がでているくらいなのに一房50サンチーム(80円くらい)という衝撃的にお買い得になっていたバナナをみかけた私。 そういえばバナナ&

今年の日本の節分は、フランスのクレープの日

今年って、節分、2月3日じゃないってよ! と知ったのは、つい先週のことだったように記憶している。 前に節分が2月3日じゃなかったのは、偶然にも私の生まれ年だったという。 そしてその年は2月3日じゃなくて4日だったと今日のヤフーニュースかなんだかで見た。 ちなみにここフランスでは、毎年2月2日はLa Chandeleur(ラ・シャンドゥルー)と呼ばれる、俗に言う「クレープの日」。キリスト様の生誕からちょうど40日目の2月2日に設定されたというが、詳しい由来は下記のサイトか

スフレ・オ・ショコラでもフォンダン・ショコラでもない、ルノートルのレシピでショコラなおやつ

午後は雪が舞ってきた、昨日日曜日のパリ。外は震えるほど寒かった。 お昼前に買い出しなどは済ませたため、午後はのんびりと。実家にLINE電話して母と久しぶりに小一時間話した。iphoneの天気はパリの下にMatsumoto。いつもパリより寒い。きっと実家から見える荘厳たる北アルプスは、白く雪化粧していることだろう。母は大鍋でたくさんおでんを作ったそうだ。今すぐ飛んでいけたらいいのに。 世界で一番好きな母のおでん🍢 いつもなら日曜は昼から飲んでいるのでお昼寝という名の午後寝

おうちで京巻き・バウムクーヘン

さっきニュースをぼーっと見ていたら、今日はルイ16世がギロチネされた日(処刑された日)だということを知った。1793年1月21日、御年38歳というから、昔の方々は若くしてとんでもなく重大な責務を背負っていたのだな。 そういえば、Otto氏にフランスの歴史上人物の中で誰が一番好き?と聞くと、「Louis XIV」と返ってくる。太陽王ルイ14世だ。4歳で即位してからの在位期間72年。もちろんフランス史上最長在位期間。もはや超人である。 さてさて、前置きはこの辺にして、久しぶり

新春スイーツ〜鏡餅風・マカロンアイスケーキ

今日は、しっぽりと過ごした2021年マイ誕生日のつづきで、自作マイ・バースデーケーキのお話。 きっかけは、およそ2週間前に遡る。 もはやおうちスイーツの域をさくっと越えつつある、パリ21区のご近所ケイチェルおじさまが、新年スイーツに作っていた見目麗しいローズのマカロン。 おフランスの北国でダラダラしながら、新年からぶっ飛ばすなぁさすが天才スイーツおじ👏と思っていたら、コメント欄で、 「鏡餅マカロンはユイじょりたん任せた🤗」 との一言をいただいて。 いやはや、これは

マイ・ガトー・ダミエをめぐる、ロング・ロング・ジャーニー

昨晩からアラートが出そうなくらい外では大嵐が吹き荒れている、ここフランス北部のとある街。外に一歩でも出ようもんなら、みるぅは確実に、私でさえ飛ばされてドーバー海峡を越えかねない勢いなので、今日もひきこもりとなりそうだ。 時間が有り余っているため、ここ最近、何度も匂わせ投稿をしていたマイ・クリスマスガトーのことを今日は書きたいと思う。サプライズでもなんでもなくいきなりどーんと出してしまったけれど、出来上がりはTOP画像の通り。 自分でいうのもなんだけど、往年のキムタク風に「

クリスマスカラーできらきら星クッキー

じゃがいも鱗120枚からのマカロン100枚焼きからの、ここ最近狂ったようにクッキーを焼いている酔狂の酔拳の北斗のユイシロウだ。 冒頭、QOLのぽなちゃんを意識しているだけで、頭がおかしくなったわけではない。 ギンガムチェック、ヒョウ柄、お花柄と、マイ・クッキーをアップデートし続けてきたわけだけど、欧州ご近所、ウィーンのPezioさんが作るようなザ・クリスマス仕様なクッキーを作っていないことに気づいた。 フランスではクッキーを作るのが習慣というわけではどうもないらしい。 ク

美味しくカワイイ春のメモリーから、お花柄クッキー

家の中は半袖なパリから、ボンソワー! 外出できないからわからないけど、当てになるんだかならないんだか不明なiphoneの「天気」アプリによると、現在パリは11度。 東京は1度、私の地元、信州松本は氷点下4度らしい。 あーこれ、翌日起きたら色々凍結してるやつだ❄️ 地元、本当寒いんですよ。日本の真ん中、山に囲まれてるところ。 本気でなんでもこおる世界。 「寒い」のは「痛い」ことだとずっと思っていた。 今日皿洗いしながらNHKのラジオでも聞いていたけど、日本は大雪のようで。

徒然なるままに、クレープを鬼焼きするなど

今年の7月頭にnoteを始めてからというもの、気付けば彼此170日近く、毎日何かしら書いては投稿している。 マイnoteの範囲では、天上天下唯我独尊でいけるから、全然苦じゃない。 ただ、そんな物好き人間の家ごはんの様子(たまに愛犬の様子)を見てくれている友人たちからは、「毎日創作していてすごい」と言われることがよくある。 いやいや、そんなことはないんだ。 毎日更新しているので、毎日何かしら作っているように見せていて、実際のところはしいたけさんいわく、「おそろしく不器用か

真っ黒バナナの蘇生術〜マイ・バナナ・タタン

あれは先週も終わりに差し掛かった頃、私は冷蔵庫の野菜室の中からまた見つけてしまった。愛犬みるぅのKKを彷彿とさせる、黒い物体を。 これがバナナ? そんなバナナ〜〜!🍌 古めかしいギャグのひとつも飛ばしたくなる。 バナナよバナナ、いったい全体、どうしてあなたはすぐに黒くなるの? 我が家のバナナ事情。私は滅多に食べないのだが、Otto氏が朝ごはんに食べたりおやつ用に職場に持って行ったりするので、気が向いた時に緑から黄色になりかけくらいのものを3、4本くらい買いおきしておく。

マイ・イノベーションの産物、レオパード柄の抹茶ココアクッキー

AとBという技術を習得したら、新たな技術Cを取りに行く前に、A×Bのハイブリッドを試してみたくなりはしないか。それって私だけ? 例えばの話。縄跳びで、二重跳びとあや跳びができるようになったら、三重跳びにチャレンジする前に二重あや跳びに挑戦したくなるような感覚と似ている。 ちなみに私、昔は全部できたけど、今は昔より体が軽いのに二重跳びすらできない。若さっていいわね。 🍪 最近、料理にも工作チックな作業を取り入れて、見た目へのおこだわりを追求することがマイブームなワタクシ。

心躍る、レオパード柄のブリオッシュ

憧れのギンガムチェッククッキーに続き、美味しくて見た目におこだわり、テンション爆上げシリーズ第2弾。 レオパード柄、つまりはヒョウ柄。 大阪のおばちゃんが愛してやまないといわれている柄。 カットしたらばヒョウ。切っても切ってもヒョウ。金太郎飴のようにヒョウ。 ヒョウ柄好きでなくとも心が躍るにちがいない、そんなブリオッシュのお話。 ブリオッシュってそもそも何?ちなみに「ブリオッシュ」は、かいつまんで言うと「こってりめな甘いパン」。 ブリオッシュについて書かれているサイトを