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ホームスクールの日常⑤読書はいいけど動画はダメなの?

こんにちは、結(ゆい)です。

このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。

今回は自戒を込めて、子どもの遊びを評価する親のモノサシって勝手なもんですよね、ということについて考えてみました。

仕切り(黄緑葉っぱ)

我が家には、小5の長男、小3の長女、保育園年長の次男という3人の子どもがおります。
それぞれ個性はバラバラなのですが、共通の趣味として読書と動画鑑賞があり、家では黙々と本を読んだり動画を観ていることが多いです。

長男と次男はよく「あのマンガのあのキャラクターはチート(規格外に強いこと)だよねぇ!」とか、「あの技が実際に起こったら、地球はどうなっちゃうかなー」など、とても中二病的な話をものすごく楽しそうにしています。
私も、家にあるマンガは一通り読んでいるし好きな作品も多いので、そのやり取りをとても微笑ましく聞いたり、時には一緒になって盛り上がります。

ところが、です。
ゲーム実況動画になると、親側の感情の動きがちょっと違ってきます。

例えば、「あのチャンネルのマイクラの実況動画さー、ほんと面白いよね」とか、「誰々さんと誰々さんのコラボ動画アップされてるよ!」などの会話が聞こえてくると、反射的に「いやそれ人生において何の役に立つのさ」という感情が湧き上がるのです。

でもこれ、変な話ですよね。読書の感想シェアも動画の感想シェアもやっていることは同じです。
ですから、ここでイライラするのは、聞き手である私の価値観が影響しているのでしょう。

人間にとって「知らない」という感情は「嫌い」という感情に近いという説があります。
これは心理学上で証明されたものではありませんが、私はこれを始めて聞いたとき「なるほどな!」と腹落ちしました。

つまり、自分がストーリを知っているし感動したマンガのことであれば「知っている」から共感できるし一緒に楽しめる。
自分が「知らない」ゲーム実況動画は「嫌い」という感情と結びついて「無益な時間」と感じてしまう。

もちろん、知らないことを楽しめる方もいらっしゃると思うのですが、私は自分の知らないことをそのまま受け止める器の大きさを、持ち合わせていないようです笑

ではどうすればいいのか?3つの対策を立ててみました。
①その会話が聞こえてきたら、余計なことを言わないようにスルーする
②ゲーム実況動画から子どもは何を学んでいるのだろう?と興味を持つ
③子どもと一緒に実況動画を観て好きになり、一緒に盛り上がる

これはどれが正解というものではなくて、自分の心の余裕に応じて使い分けていけばいいのかなーと思います。
個人的には、心の余裕が無くて余計なことを言ってしまいそうなときはスルーする(①)、少し穏やかな気持ちいると時には子どもを観察する(②)、自分がプレイしたことのあるゲーム実況については共感して盛り上がる(③)。
というように使い分けています。

なんにせよ、大人同士であれば相手の好きなことを貶すなんてことはしないわけで。
親子間でも、そこはマナーとして気を付けたいなーと思う今日この頃です。

仕切り(黄緑葉っぱ)


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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
まとめ 【まずはここから】自己紹介と目次

最後までお読みくださりありがとうございました、ではまた次回!