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養生食201031(vegan)

父の不在と私の体調ななめが重なって、週末は柔らかめのご飯が多かった。
高級パスタを買ってからずいぶん経ってしまったけど、ようやく実現させた。

・Setaroのスパゲッティーニ
・とうもろこしとセロリの豆乳ポタージュ
・サラダ キャベツ、玉ねぎ、レッドキャベツ、小松菜、トマト
・ミックス豆とセロリのマリネ
・季節野菜の蒸し焼き春菊添え なす、人参、ピーマン

パスタのことを教えてくださったのは、Luigi Marioさん(相互フォローありがとうございます!)。

ご自身の海外でのビジネス経験や生活を通して気づいたことをグローバルな視点でコラム・エッセイを書いておられます。
硬水と軟水の違いと使い分けについて論じられていました。日本の米は軟水で炊くのが美味しいですが、イタリアのパスタはエビアンなどの硬水で茹でるとイタリア人が慣れ親しむ味になるらしい。ということは、軟水で茹でたパスタはイタリアで食べるのとは違うのかと気づかされた。しかも、その辺の輸入食材店に売っているものより、イタリア料理の専門店などで売られている”高級パスタ”はクオリティが高いそうだ。

気になったんでコメントしたら、おすすめメーカーを教えてくださった(自分から聞けよって話なんですが)。Luigi Marioさん、その節はありがとうございます。

食べ物の話にはくいつきがよい私。笑

日本は仲間内で話し合う傾向があるのでまとまりやすいですが、目新しい考えが出にくいこともある。そこに外からの視点が加わると、たちまちアイデアが広がる。記事を読むたび大事なことに気づかされます。

「年功序列の会社は学歴に差があっても給料は変わらない」ことに不満を持ったある東大生を取り上げ、メンバーシップ型とジョブ型について書かれた記事。
ヘッダーの写真もご自分で撮られていると聞きました。シュールなものもあって、見た瞬間に強烈な印象を残します。上の記事では子供がつまみ出されてるようでした。

「海外にめざすモデルない」みずほ銀行の坂井社長(旧興銀出身)の言葉から、リーダーとしての務めについて論じられた記事。
日本はワンマン経営の企業などは明確なビジョンを持って世の中を牽引していますが、政治を見るとリーダーシップが弱いような気がします。めざすモデルがないかどうかはわかりませんが、「木を見て森を見ず」ということわざもあるので、足元も海の向こうも見ておいた方がいいと思いました。
「モデルない」タイトルと内容と画像にかけているのかな?タイトルのつけ方もウィットに富んでて好きです。画像が『ジョジョの苦妙な冒険』のリサリサ先生に見えました。笑


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そんなわけで、ネットショップ『男の台所』で購入した「Setaro」のスパゲッティーニ(1,069円)。


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オリーブオイルと塩だけ。エビアンを使って茹でてみた。

茹であがった麺をトングで持ち上げるとしっかりピンと張っている。湯気と共に香りが漂い、キッチンは小麦の香りで満たされた。
乳化させたオリーブオイルを手早く和える。何となくなじみ方がいい。準備しておいた食卓に着き、一枚写真を撮ったらすぐにいただく。
口に入れた瞬間、濃厚な小麦の香りが鼻こうをくすぐる。もちもち・むぎゅむぎゅといった弾力、噛むと跳ね返るように力強い。といっても硬いという訳ではない。噛むほどに甘い小麦の味が伝わってきて、「美味しい」は快感へと変わってゆく。もっと、もっと食べたい!と食べ進むうちにお皿はあっという間に空となった。

パスタを前にしたらパスタこそ一番に。コースにしないとベジタブル・ファーストはできません。

味の濃さ・風味・しなやかな弾力がいつものパスタと比べものにならない(ごちそうにするときはD社)。軟水でも十分魅力がありそうだけど、「その地域で育ったものはその地域でいただくのが美味しい」というお話。沖縄料理なんかそうですが、空気や温度を感じていただく料理はやはり違うと思います。硬水を使った伝統的なパスタはひと味もふた味も特別でした。


Luigi Marioさん、重ねてお礼申し上げます!


リングイネなどの太麺も試してみたい。

高級パスタの味を知った土曜日の夜。
両親にも食べてもらおう(結婚記念日があったけど、週末の父は飲みすぎで食欲がなかった)。


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飾り。紅茶教室で出されたお菓子の器をとっておいた。
使える置物ってこんなとき便利。

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ポタージュはとうもろこしだけでも美味しいけど、セロリを加えて香りを重ねた。後キャベツの芯で甘みも出せたかな。

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冬が近づくとキャベツは煮込み向きですが、サラダにすると歯ごたえの中に甘さが広がります。緑が少ないんで小松菜を加えた。イタリアといえばトマト。イタリアの面長なトマトとは違いますが、農家やってる知り合いからシャコのお礼にといただきました。

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ミックス豆とセロリのマリネ。リンゴ酢で和えた。

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なすとピーマンは最後の収穫。寒くてもう大きくなれないので畑じまいをした。窓の緑がなくなってさみしい。

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食後のハーブティ。もともとコーヒー好きで、喫茶店やスタバに通った口ですが、ここ2年ほど身体が拒否して飲んでない。両親が淹れてるので香りを楽しんでいる。
鍋や食器を洗っている間にお湯を沸かせる。つくづくゆったりしない性格だなぁ。

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やってもーた。
一瞬にして砕け散った。ガラスを片付けてオリーブオイルをふきとり、新聞紙で乾かす。ばれないようにこっそり隠ぺい(たぶんバレて怒られる)。笑
オイルが手に浸みてピカピカになった。口でなく手で楽しむという…


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セタロ社は、ナポリの南東20KM、ベスビオ火山の麓に位置する小さな村、トッレ・アヌンツィアータ(Torre Annunziata)にあります。
厳選した小麦粉(セモリナ)と湧き水だけを使用。袋の口はハトメ留めになっており、味とは直接関係のない仕上げ工程までも手作業で行っている。
近代化に背を向けたSETARO一族、 伝統的な製法にこだわり、24時間から120時間をかけて自然の風で乾燥させたパスタを作っています。

ブロンズダイスを使用し、表面のザラザラした感じが特徴。ソースがよく絡みます。茹で上がった麺はモチモチッとして弾力があり、噛みしめるごとに小麦の味と香りを感じます。
1.6mmのスパゲティーニは何にでも使えるパスタ。 トマト系のソースはもちろん、少しあっさりめのソースにも合います。

イタリア国内での評判が高く、パスタ好きの人に人気。

※パスタ画像引用と参考『男の台所』


朝兼昼

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梅干しと梅しそのおむすび、トマトの鍋スープ

海苔が足りなくて妙な巻き方になってもうた。
持って崩れないよう支えることはできた。笑
持ち歩きには向かないと思う。


おやつ

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りんごとアボカド。

蜜の少ないりんごを切ったら、蜜があふれてびっくりした。
アボカドは母と半分こ。熟れ過ぎて悪くなってしまった。


プロの料理人の腕ならもっと美味しいんだろうなぁ。パスタは好きでお店によく行っていました。マスター元気かな?
「Go To イート」がはじまって、あちこちの店で予約できるようですが、特定のサイトから予約しないと特典がもらえない仕組み。通うほどお得なようですが、密を避けるため予約がなかなか取れないところもあるそう。
旅行も半額くらいになるから客足が一時戻りましたが、飲食店はもっと気軽に利用できるみたいですね。
たまにはおしゃれをして外で食事をしたいと思うこの頃です。

いただきます。ごちそうさまでした。

201031 YUHUA O.

あなたのおかげで、勇気と希望が湧いてきますッ!