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朝の挨拶200925 読むRadio

Good morning, everyone. おはようございます。

9月25日金曜日。”事を成す"のナス。お守りのモチーフにもなります。
本日は、10円カレーの日。

10円カレーの日(9月25日 記念日)
東京・日比谷公園の開園と同時にオープンした日比谷公園内にある洋風レストラン「松本楼」が1983年(昭和58年)に命名。

松本楼と10円カレー

松本楼が1971年(昭和46年)に焼失し、1973年(昭和48年)のこの日に再建、新装開店したことを記念して「10円カレー」が提供された。通常は880円(2015年時点)のハイカラビーフカレーが、1973年以来毎年9月25日に、先着1,500名に限り10円で振る舞われている。
松本楼ではこの記念行事の名称を「10円カレーチャリティ」としているが、この日は「10円カレーの日」の愛称で親しまれている。10円カレーチャリティの売上げは交通遺児育英基金や地震被災地募金などに寄付されている。

2020年「10円カレー」は中止になってしまいましたが、持ち帰りや宅配で、老舗洋食店の味を気軽に楽しめます。

朝ルーティンの時間

本日はローズマリーとレモングラスのブレンド。頭をスッキリさせる一杯。
天気は晴れ。5時の気温は21℃。湿度・室内65。
外は17℃。

驚きと衝撃の出来事…。

銀の匙

今日は「スターリングシルバーの日」でもあります。

欧米では「銀のスプーンをくわえて生まれてきた子どもは幸せになる」(Born with a silver spoon in one's mouth)ということわざがあり、幸福への願いを込めて誕生祝いや洗礼の折に銀のスプーンを贈る風習がある。

それにちなんだ映画を紹介。

『銀の匙 Silver Spoon』

監督 : 吉田恵輔
出演 : 中島健人、広瀬アリス、市川知宏、黒木華、上島竜兵

『銀の匙 Silver Spoon』は、荒川弘の原作漫画。農業高校を舞台に青春と成長を描く。テレビアニメ化もされ人気のある作品を実写映画化、2014年に公開された。

物語

「大蝦夷農業高校」 通称:エゾノー
ここは高校の敷地内・・・のはずだが、今自分はどこにいるんだ?
受験競争に疲れ、逃げるように入学した八軒勇吾。将来の夢を持っている奴らがうらやましくてたまらない。自分は何も夢がない、これでいいんだろうか。これまでとは全く違う世界にとまどいながらも毎日の農業実習に励まざる負えなくなる。牛、豚、鶏、馬・・・家畜たちは待ってくれない。自分は家畜以下、いや家畜の奴隷だ!理不尽な言葉に翻弄されるが事実であった。
もともと進学校に向けて勉強ばかりしていたので、教科書に書いてあることを覚えるのは得意。だが、予習をしても実際とは違っていることも多く勇み足。農業実習や家畜の世話は重労働。体力がなくて毎日ヘロヘロになるが、寮に帰ると美味しいご飯が待っている。自分も家畜と同じじゃないか!?八軒はショックを受けるが、美味いごはんには逆らえない。毎日残さず食べる。一度は食べられなくなった卵も、疲れてお腹が減りまくった身体は「食べなさい」と要求してくる。新鮮な卵をつかった「卵かけごはん」、こわごわと口に運ぶとあまりの美味さに感動を覚えるのだった。
(自分の家が農家だから)農業の知識はある。(毎日家の畑を手伝うので)体力があり余っている。寮生たちはみな夢を抱いて生活している。実家を継ぐ、プロを目指す、経営者になる。どれも八軒にはまぶしく見える。自分は毎日で手いっぱいなのに、なんでこんなに元気なんだ?悪戦苦闘の春が終わるころには、少し体力がついてきたようだ。

エゾノーの校訓は「勤労」「協同」「理不尽」
学校・寮生活・部活・実習などで嫌というほど味わう。集団の中では「理不尽」なことは日常茶飯事。農業を全く知らない八軒にとっては敵地(アウェイ)に単身乗り込んだようなもの。しかし、みんなと違うことは、”みんなと違う視点”を持っていること。「こうしたらいいんじゃない?」と話しだすと、白熱して盛り上がる。先生方は八軒の危うさを知りつつも、温かく見てくれた。
馬のカッコ良さにひかれて入部した馬術部も、早起きを加速させた。寝不足で世話をごまかしそうになるが、家畜も人間もちゃんと見ている。真摯に向き合えば馬は答えてくれる。八軒は初めての体験でエゾノーにきてよかったと思えるようになった。

食堂の入り口には「銀の匙」が飾られている。

「銀のスプーンをくわえて生まれてきた子どもは幸せになる」

誰かが言った。

「食べ物に困らないように」

との意味も含まれているらしい。

たしかに自分たちで育てた作物を食べていれば、食いっぱぐれることはなさそうだが、現実はそう甘くない。
友人の一人は家族経営の小規模農家、借金を抱えて経営している現実を知ると、無性にやりきれなくなった。

自分は無力だけど、何かできないか。

八軒は友人たちの悩みから、”新しい何か”をやろうと考えだす。将来につながるかはまだわかっていなかった。

実習で出会った家畜たちの行く末。当たり前だけどそのままにしておけない。夏休み中、友人の家でバイトしたお金を手に、八軒は行動に出るのだった。

予告編

主演はジャニーズ「Sexy Zone」の中島健人、メガネをかけるとキラキラオーラが消えて八軒勇吾になる。監督は自主映画を制作し、小説『純喫茶磯辺』(2008)の映画化などで知られる吉田恵輔。
北海道で撮影された本作。スタッフ・キャストのなかには出番が終わっても帰らずに滞在し、美味い物をたらふく食べてふくよかになったという。映像をよく見ると体型が変わっているかもしれない。

原作漫画

原作は2020年2月、15巻を持って完結。八軒たちの青春がつまった作品。

ゆず「ひだまり」

映画『銀の匙 Silver Spoon』主題歌。
ヨコハマタイヤCMソングにも起用されています。

本日はここまで

いかがでしたか。
原作のいいところを切り取った、というイメージが強いかな。長編作品となると、どこを拾い上げて何を伝えたいか、的を絞らないと焦点がぼやけてただ原作をなぞった作品になってしまう。それでは良さはわからない。実写では”命の大切さ”を一番においたといえます。普段何気なく食べている肉や野菜、米などの食事は誰かが作ったもので、”命”そのものであること。八軒勇吾は”命”に向き合い、すごく悩みます。
当たり前を当たり前のまま見過ごすことはできない。
今あるものが、かけがえのないことだと気づける作品です。
原作とあわせて観てください。

本日はここまで。読んで下さった皆様、ありがとうございます。感謝!

今日も元気に過ごしましょう。
笑顔は幸せの素。”Your smile makes everyone happy!!”

それでは良い一日を。 Have a fine day.

200925 YUHUA O.

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