「会いたかった」と「逢えてよかった」に。これからも。
フラフラしていた20代前半、超絶ブラックのゲーム業界で命を削り、
その頃の世間の出来事をまったく覚えてない20代後半。
半年ほどの失業期間には
割とガチで「働いたら負け」と思っていて、
1日中世界を救うためにMMORPG(同時に多人数で戦うゲーム)で戦ってた。
「あいつまじ硬すぎやろ」(防御力が高い)
「最後にいるアイツだれか叩いてくれ」と
巨大掲示板にスレッドが立つレベルの騎士使いだった僕。
所属していたチームは確かあと1週防衛したら世界大会へ行くとかじゃなかったかな。
とはいえ、生きてくためには仕事はせねばならず、本当に使えないまま時間だけが経過してったクズ社員だった。
ほんの数年前までは。
ポンコツは今も変わりないけれど、いろいろあって生き方を変えられた。
そのことは下記に。
【「人たらし」であり続けたい理由】
https://note.mu/yuhsakoh/n/n3a50ab80c01f
そんなこんなで、ポンコツの僕のことを割とたくさんの方々が
「会いたかった」「ファンだった」「相談したいことがある」と言って
たった数時間のために新幹線で大阪まで来てくれたりする。
「みんなの人気者になりたい」
邪な気持ちが先走り、好かれたい愛されたい、その為に人を傷つけうなだれたりだった僕が、いくつかの出会いと出来事で変えられた。
人はそう簡単には変われないけれど、変わっていくことはできる。
ご縁を紡いでくれる人、お世話になっている人、大好きな人、
連載しているコラムや、トークライブの動画、セミナー、人から聞いて。
理由は様々だけれど、
こんな僕のことを「会いたかった」「ファンだった」と言ってくれる人がいる。
強請ることをやめ、自分の今精一杯を受け入れて、そこで一生懸命に踏ん張り続けたらそうなった。ダメな自分も好きになる、というのは難しいけれど、それもこれも自分。
そんな自分を、背伸びなんてしなくていいよと受け容れてくれる人たちがいる。
そんな人たちが僕に燃料を焚べ続けてくれている。
「会いたかった」が「逢えてよかった」で「これからもよろしくね」であり続けるため、片意地張らずにいよう。
今までアキレス腱切れそうなほど無理して背伸びばっかりして、虚勢と見栄で生きてきたけれど、このままでいいんだと、このままの自分を過不足なく認めてあげる。
それだけでよかったんだと。
休みたい、だらけたい、何もしたくない、ゴミ箱に向かって投げつけられたものの、入らずにあふれてた紙くずのような日々を過ごしていた自分が、ふと週末につぶやいた
「あー仕事したい」
不意につぶやいた後、自分でも苦笑いした。
こんな自分に出会ったことなかった。
誰かのために、僕を必要としてくれる誰かのために
「コト」を動かし成していこう。
ありがとう。今日もみんなに。
「今日はなんかいい日だった」
眠る前に、そっと振り返り想いながら目を閉じる至福の夜に向かって、
今日もコトを成していこう。
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