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母の短歌7:初夏の日ざしのはじまりの日に

ものうげに ながーく尾をひく
竹棹売り 初夏の
日ざしのはじまりの日に
 

 
柳葉も ちぢらす夏の
真昼陽に脈々湧くは
青き青春


七夕の逢瀬のごとく
この一夜 話はずませ
来る年を約す


(木下タカ作)

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(木下タカの他の短歌作品10点あまりは
つか子と「あの人」 (創作大賞2024応募作品) の小説の中に組み込まれてあります。)
明治の母と昭和の娘

(木下タカの短歌作品14点は、長野ゆうほ著「地球自転の音のない音」の短編小説の中に組み込まれています。)



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