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『美の世界旅行/岡本太郎』読んだ感想。

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面白そうな本が

読めました。

岡本太郎が、

インド、スペイン、メキシコ、韓国

などを旅して触れた

文化や人間を綴った一冊です。


普通の旅の本とは

また違った

岡本太郎の頭の中だからこそ

の内容になってると思います。

人間の本来というか

本質、曲げられてしまった

資本主義の影響なんかと

対立、けんかでも

するかのような

逆張り一辺倒。

だからこそ

貴重で面白い。

今の社会の横並び

文化に対しての

反逆です。

40年前のものなのに

少しも古臭くない。

時代が変わっても

変わらない過去を

追い求め続けてるから

なのかもしれません。


中でも面白かったのが

メキシコ。

平気で自分をさらけ出し、

故郷の文化を紙幣以上に

崇高なものだと捉える。

ありのままの姿で

形や人間、自分というものを

捉える。

非常に素直になれた気がします。

これからの未来を

覗いたい人には

おススメの作品でした。

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