伏見稲荷からMalangへ!高2総合学習:プロジェクトイスラム(7)
この記事ではインドネシアのマランにあるブラウィジャヤ大学との交流について引き続きお話しします。ハイライトはなんと言っても学校からではなく、観光地からの中継。これは意外とハードルが高く、ちょっとしたトラブルも発生しました。
大学生たちの要望
大学生たちからは前回の振り返りの際に以下のような要望をもらっていました。
・日本のおいしいものを知りたい
・京都の町を見たい
・有名なところを見たい
生徒にスプレッドシートで共有すると、大喜び!ついでに授業で外出できると聞いて大喜びです。
高校近くの観光地と言えば…
本校は京都でもかなり便利なところにあります。東福寺と三十三間堂の間に位置し、近くは観光名所だらけ。特に外国からの観光客に人気なのが伏見稲荷神社です。生徒も全員一致で決定!大学生の時間割に合わせて授業を振り替え、水曜日の3時間目から6時間目にかけて出かけることにしました。7時間目には選択授業のある生徒もいるので必ず教室に帰れる時間を設定しました。
当日の流れ、用意したもの
用意したのはiPad二台。バックアップ用にリュックに放り込みます。そして、WiFiです。学校でも借りられるのですが、ここは自腹を切ってレンタルしました。WiFiは大事で、途中で切れられたりしたらせっかくの中継が台無しになるからです。私がいつも借りているのはこちら。自宅に郵送してくれて、返却もポストに投函して終わりです。
生徒はまたグループに分かれ、自分たちがどこを案内するかを決めました。
・インドネシアには電車がないということで、切符を買うところから伏見稲荷の前まで
・伏見稲荷神社に入り、手を合わせ、そして境内の中へ
・神社を出てお土産物屋さんを案内
・付近の美味しいもの
・コンビニ
江藤が中継しているチームに付き添い、他のチームはそれぞれリサーチしたり、昼食を取ったりします。
宇宙の采配
結構時間があったので、駅前にいた人たちにインタビューを試みました。そこで起きた宇宙の采配が二つ!
インドネシア人だった
なんと一グループめはインドネシア人の団体さん。マダンの学生もびっくりです。とは言え、インドネシアからは多い時で何万人も来日するので、伏見稲荷なら遭遇することもありうると思います。
江藤の故郷の市の人だった
次に声をかけたのが修学旅行中の中学生でした。聞いてみるとなんと!
大分県津久見市!江藤の父親の出身地で、今でも時々お墓掃除に戻るところ。こちらはそもそも中学生の数がおそらく100人台だと思われます。びっくりしました。
3大トラブル
さて、どなたかがおっしゃっていましたが、ICTといえば「いつも、ちょっと、トラブル」。今回もいろいろありました。
WiFi切れた
なんと、伏見稲荷神社の境内を奥へ進んでいくと途中から様子がおかしい。そして気づくとWiFiが切れていました。ポケットWiFiの結構いいものを持って行っていたのですが、どうも圏外だったようです。残念!
iPadの電池が切れた
しかも途中で電池切れ。でもこれは二代目をリュックに隠し持っていたのでなんとかなりそうでした。ところが!
Zoomが切れた
いったんZoomから落ちてしまったのです。しかも、ホストは学校に置いてきた自分のパソコン。共同ホストにしていなかったため、入れないという状況に。苦肉の策で学校に電話し、職員室にいた人に自分をZoomに戻してもらいました。Sさん、ありがとう!
時間に遅れた
それほどでもないかもしれませんが、なんとあるチームが昼食を取っていて時間の経過を忘れ。。。そして電車で行き過ぎ。。。大幅に遅刻しました。おかげでその前のチームは予定時間の3倍くらい案内する羽目になり、江藤にアイスとおやつを奢ってもらいました。笑
美味しいもの
お団子屋さん
伏見には美味しいものがたくさんあるのですが、お団子屋さんのみたらしは格別でした。
七味屋さん
目の前で調合してくれます。香りがブワッと立って思わず歓声が上がります。辛いもの好きのインドネシア人も大喜びでした。
さいごに
次回は生徒と学生の振り返りをまとめてみます。フィールドワークは刺激的でワクワクしますね!
オーガニックラーニングでは年間を通して様々な講座やワークショップをしています。いつかお会いできるのを楽しみにしています。
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