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インドネシアの学生へプチ中継。高2総合学習:プロジェクトイスラム(6)

さて、前回のブログではこのプロジェクトを始めたいきさつなどをお話ししました。

今日は、実際に授業で何をやったかをご紹介します。 オンラインとはいえ、生身の人間が向こう側にいるのが楽しくて、生徒も頑張っちゃいます。

Day one: 

インドネシア人学生のプレゼンを聞く

まず、インドネシアの学生が大学やインドネシアのことをプレゼンにまとめ、日本語で発表してくれました。クイズが入っていたりとよく工夫されていました。他の学生はと言うと、みなさんちょっとシャイな印象でした。

学校の中をプチ案内

次は生徒の番です。7つに分かれ、学校のポイントポイントで待機します。iPadを一台用意し、それを持って回りました。学校の中をプチ案内です。自分たちの教室、自慢のウッドデッキや、完成したばかりの体育館など、それぞれが案内します。

ここでトラブル発生。学食やコンビニはWiFiがとても弱かったのです。と言うことで、途中からは生徒のスマホが活躍です。いい時代になりました!

振り返り

以下の三つについてインドネシアの学生が書いて送ってくれました。Google Formで回収した答えをスプレッドシートで共有していただきます。こうすることで、生徒も詳しく振り返りを読むことができました。

大谷高校との交流でよかったこと、わかったことを書いてください。
もっと知りたかったこと、難しかったことを書いてください。
次の交流でやりたいこと、知りたいことを書いてください。

たくさん書いてくれた人もいました。

① 日本の高校は 8.50から 16.50までです。
② 日本は 祭りが たくさん あります。大谷学生は 「今、日本では 秋に なるので、学校へ 行けば、セーターを 着ています。」
③ 日本人は とても やさしいです。大谷学生は いろいろな 場所を 見せて、その 場所を 紹介してくれました。
④ 紹介した 場所を 見たあとで、私は 「わー, cleaning tools棚が ありますね。学生は 本当に 一緒に クラスを 掃除してますね。」

もっと知りたかったこと。

・日本で、教室にんなにがべきょうしますか。そして、外国語例えばインドネシア語は教室が勉強しますか。そして、日本の大学で来なければ服がありますか。間違えての文法はごめなさい:)
・大谷高校の生徒達は何か毎日勉強していますか日本人のインドネシアに対する見方を知りたいです。
・日本の学生生活についてもっと知りたい日本の高校生の勉強法を知りたいのですが、普段の勉強と同じですか?

要望や気づいたことなど

・音が小さいですから、 次スピーカーを持って行きます。次は神社を知りたいです。
・京都の一番おいしい食べ物を知りたいです。
・日本の学生についてもっと知りたいです。学校で行われている活動を見たい。日本人はほんとうにかっこいと思います。
・町の辺の有名な所を知りたいと思います。

せっかくいただいた質問に対して、動画でお返事をすることにしました。

Day 2: Padletで交流ボード

生徒たち、字幕も入れてかなり凝った動画を作ってくれました。これらをPadletにアップします。カラムにして、それぞれの学生さんの名前を入れました。

そしてしばらくすると、学生さんも可愛い動画を作って送ってくれました!Flipgridなどを利用するのもいいですが、こちらだと全体が見渡せる感じ。

Day 3は伏見稲荷からマダンの大学へZoom中継ですが、少し長くなってきたので、今日はここまで!明日ご紹介しますね。

さいごに

学校のICT環境はそれぞれ。でも、WiFiやデバイスが完備された学校が増えた今、こうした国際交流のハードルがうんと下がったのは事実です。

Google Formを使えば簡単にアンケートができますし、共有もリンク一本。そこからアイデアを得て、次の内容を組み立て、iPadやスマホ一つあればどこからでも中継可能。さて、次は伏見稲荷からの中継というちょっとした挑戦のお話です。お楽しみに〜!

オーガニックラーニングでは年間を通して様々な講座やワークショップをしています。いつかお会いできるのを楽しみにしています。




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