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人生で1番辛かった高校時代の話

今年で大学4回生になりました。今なら自分を形成したエピソードとして書くことが出来そうなので、僕が21年間生きてきた中で最も辛かった高校時代の話を書きたいと思います。

そもそも僕がどんな人間なのかは以下の投稿をご覧ください。

1.高校生活の概要

まず僕は大前提としてめっちゃ陰キャです。なのに世間体を気にして、大阪の中で、丁度良い偏差値のキラキラした学校に通うことになりました。

そんな学校に通うことになったので、高校入ってからしばらくは全然楽しくありませんでした。「クラス替えとかでいつかは楽しくなるのかな」と思ってたんですけど、2年生になるとさらにおもんなくなって、3年生になるとさらにおもんなくなりました。

マジで最悪の学生生活です。どんな風におもんなかったのかというと、とにかく居場所がなかったんです。本当に陽キャが中心のクラスだし、そのグループに入れないと、話す人少ししかいないし、ずっとびくびくしながら過ごしていました。

イベントとか開催せんといてくれ

小さなイベントでいうと席替えって学生からすると楽しいイベントですよね。好きな人の隣になれるかもしれないし、仲いい人達と近い席になれれば楽しいし、後ろの席になれれば授業もさぼれるし。

でも僕はそもそも仲いい人が全然いないし、周りが陽キャの人だらけになってしまうと、居場所がなくなってしまうので、そもそも席替えして欲しくないし、1番前でも良いから陰キャを周りに集めてくれと思ってました。

あと文化祭とか体育祭とか普通の学生からすると楽しいのかもしれませんが、楽しいと思ったことがなくて、余計に居場所がなくなるから開催しないでくれって思ってました。

だからコロナで「大切な学生生活が、、」とか言ってる人の意味が分かりませんでした。ウイルスより人の方が何倍も怖い

2.笑えなかったし、笑いたくなかった

そんな学校生活を送っているなかで、いつしか「笑わない男」と言われるようになりました。(当時のラグビーワールドカップで稲垣選手がそう呼ばれていて、僕も呼ばれるようになりました)

笑わないって中学までは言われたことがなかったし、当時は「俺が笑わないんじゃなくて、お前らがおもんない」ってえぐいこと思ってました。でも笑わなかった理由はそれだけじゃなくて、2つあったと思っています。

①笑える状況じゃなかった

笑う時って安心している時だと思います。例えばナイフをつきつけられている時は、おもしろいことがあっても笑うことって出来ないはずです。

僕に関してはずっとクラスで居場所がなく、安心できる時がなかったんです。だから、どれだけ面白いことがあったとしても、中々笑えることはありませんでした。

あとそもそも陽キャじゃないから、その笑いが起こるまでの流れに一切関与していないのに笑っていいのか?って思っていました。

②そんなことで笑いたくなかった

僕は普通の人が知ってるようなことを知らなかったり、緊張しいで人前で上手く話すことができなかったりしました。その様子を見て爆笑する人の気持ちが理解できませんでした。

「なにが面白くて笑っているのか」「自分たちが笑うことによって傷つけてしまうとか思わないのか」疑問しかありませんでした。そんなことで笑うくらいなら自分は笑わないでいようと思っていたのかもしれません。

3.卒業式終わったら爆速で帰った

そんな毎日を過ごしていたので、卒業式はもちろん爆速で帰りました。多分「卒業式が終わってから、学校を出るまでの時間」だと学校が創立されて以来、最速のタイムで帰りました。毎日授業が終わったら、爆速で帰っていた練習の成果が出ました。

なぜ爆速で帰ったのかと言うと、単純に写真を撮る人が1人もいなかったし、なんかクラスの男子全員で黒板の前で写真を撮ったのですが、その後に陰キャを抜いて教室の外で陽キャが写真を撮りなおしていました。

それを見た時に「あ、帰ろう」って思って、気づいたら帰ってました。そして家に着いた瞬間に、まだ部活のグループLINEとかで「どこで写真撮る~?」ってやりとりをしている中でLINEの垢を消しました

だからトーク画面には「退出しました」って出てたんだと思います。なんかとにかく高校の時の嫌な人脈を全て断ち切ってしまいたい、そして大学になってリセットしたいと願っていました。

最後に

今回書いたエピソードは本当に一部で本当は山ほどあります。4年前の話ですがやっぱり辛かったんだなと改めて実感することができました。

辛かった思い出って忘れた方が良いのかも知れませんが、自分は忘れたくなくて、こんな過去を持っているからこそ、上手く生きれない人に心の底から優しくしたいと思います。

こんな学生時代の中で支えになったお笑いや音楽。こういった学生時代から学ぶことができたことなどをnoteに引き続き書いていきたいと思うので、よろしくお願いします。

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