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アインシュタイン稲田さんから学ぶ「イジメ」と「イジリ」の違い

結構前ですが“深イイ話”という番組の中で稲田さんが「イジメ」と「イジリ」の違いについて話されていて、本当に共感したので、そういったテーマで今回は書かせて頂きます。

ちなみに僕がどのようにしてお笑いを好きになったのかは以下の記事をご覧ください。

「イジメとイジリの境界線」とは?

深イイ話で話された内容については、以下の記事に詳しく載っているので是非ご覧ください。

結論から話すと「イジリとイジメの境界線」とは、イジリの裏に愛情があるかどうかだと仰られていました。稲田さんはお互いに信頼関係があるからこそ、いじられた時に全力で答えるそうです。

そういえば似たような話をキングコング西野亮廣さんも自身の本である『革命のファンファーレ』でされていました。リンクを貼っておきます。

この本の中で西野さんがテレビ番組の収録を途中で帰ったという話をされていました。帰った理由として、西野さんを侮辱するような失礼な企画を持ちかけられたからだそうです。

おそらく番組側は東野さんや劇団ひとりさんのようなやり取りをしたかったのでしょうが、その番組のスタッフとは信頼関係がないのに、粗い絡み方をされたため帰ったそうです。

「イジメとイジリの境界線」の深掘り

ここからは僕が考えたことを含めて「イジメとイジリの境界線」をさらに深掘りしていきます。

「イジメとイジリの境界線」はポイントがどこに入るかだと考えています。A(いじる側)とB(いじられる側)を例に出して説明します。

①AがBを馬鹿にして周りから笑いを取る。
→Aが面白い人だと見られてAにポイントが入る。
②AがBをいじってBがツッコんで笑いを取る。
→Bが面白い人だと見られてBにポイントが入る。

①は明らかにイジメです。AはBを自分が評価されるための道具だとしか思っていません
それに対して②は、ボケとツッコミが生まれているので信頼関係があり、Aが仕掛けたがBにポイントが入るのでイジリになります。

このようにイジリが上手い人は、まだ周りにキャラが浸透していない内気な人をいじることによって、その人のキャラやいじり方、絡み方など様々なことを周りに知らせるというポイントの与え方もできます。

ポイントの与え方

先ほどまでは、芸人さんの話の延長線上なので「笑いを取る」ことがポイントになりましたが、日常生活の中では「特定の分野のスキルを持っている」などポイントの取り方はかなり多いと思います。

そして他者がポイントを取るための行為であるイジリはコミュニケーション以外の所では、仕事を振るという行為に近いと思います。

A(仕事を振る側)とB(仕事を振られる側)に分けて説明させて頂くと、AがBの適性に合った仕事を振る能力があれば、Bが引っ込み思案であまり前に出ることが出来なかったとしても、Bの魅力を引き出してポイントを入れることが出来ます

例えば普段はあまり話さないが、Bはパソコンの作業が得意だとします。するとパソコンが苦手な人に、Bをサポートとして付けることによって「この人ってこんな凄い人だったんだ!」とBにポイントが入ります。

Bにポイントを入れることによって、Bの凄さを知った人が周りに広めるかもしれないし、Bが自ら自信を持って行動していくかもしれないし、様々な良い影響を及ぼす可能性があります。

(その人にポイントを与えるために得意な方向性を伸ばすという意味では、前に書いたこの記事と考え方は近いかと思いますのでご覧ください!)

これをするためには日頃のコミュニケーションの中から、信頼関係を構築しないといけません。その上で得意分野を把握することが大切になってきます。それはかなり時間のかかる作業です。

ただこれができるようになれば、メンバーの中でポイントを取れる人が増えて、組織全体の総ポイント数でいうとかなり増えます。リーダーだけでポイントを獲得するよりは結果的に時間が短縮できます

おわりに

稲田さんの話から派生して、仕事の振り方という話にまで繋がりましたが、こんな風にまだ輝いていない人を輝かせようという考え方は物凄く大事だと思います。先日放送された『まつも to なかい』でもそういった話になっていました。

小栗旬さんが「力があるのになぜか売れない人はどうにか売れさせたい。絶対に辞めないで欲しい」と仰っていて、そういった考えは松本さんも持たれているようでした。売れるべき人が売れる世の中になって欲しいですね!

ちなみに今回はアインシュタインの稲田さんの名言を紹介させて頂きましたが、僕はアインシュタインのゆずるさんも大好きです。また後日ゆずるさんに関する記事も書きたいと思います!

本日もありがとうございました!また明日もお願いします!



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