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賢くなりたいなぁ。記憶術や速読って天才になるためのウルトラCになり得るの?

誰でも賢くなりたいですよね。

そして、なるべく簡単に。

私も賢くなりたいと、特に思う時期があり、


記憶術や速読の本を読み、その訓練をしていた時期がありました。



その経験をお話しします。

結論としては、記憶術や速読の訓練をしても、
求める能力を身につけることは、難しいと言うことです。



はじめに


私は学生時代、勉強が苦手でした。


勉強をがんばってもなかなか成績が伸びないため、

すがる思いで記憶術や速読の本に手を出しました。


記憶術や速読の本を何冊か読み、

ある程度本に書いてある練習をがんばりました。


結果として記憶術による要領は、ある程度は身につけることができました。



しかし、速読について身に付きませんでした。

それぞれについて話をします。


記憶術について

まず、記憶術と言うものは体系化された方法論です。



何か非科学的な特別なものではありません。




そして、それを習得するにはある程度の継続的な練習が必要となります。

記憶術も様々なものがあると思いますが、

大きく言えば、


① イメージを結びつける

② 記憶に残るストリートを作る


ということです。


例えば、卵、ゴリラ、ラッパ。

3つの単語を覚えようとします。

これをただ覚えようとすると、単純暗記になってしまい、

すぐに忘れやすいです。

これを記憶術の一つのペグ法では、

(ペグはかけ釘という意味で、関連させるということです。)

身体に関連させて覚えていきます。

ここでは、あたま、鼻、口、の順番に結びつけて覚えていきます。

「あたま、鼻、口」に、さきほどの「卵、ゴリラ、ラッパ」を

面白いイメージで結びつけてみましょう 


覚え方の一例です。

生卵が頭ににダラリと垂れているイメージをし、


次に、


小さな鼻の穴から、元気な大きなゴリラが胸をたたきながら出てくる。

そして、

口で、かっこいい、ピカピカに輝いたラッパを上手に吹く。


どうでしょう。

このようなイメージを持った方が

覚えやすくなる感じをもつと思います。


関連させて覚える方法では、

同じようなものに場所法があります。

これは部屋にあるものや、

通勤経路上にあるものなど、

いろいろなものに覚えたいものを

関連させて覚えるものです。


この記憶術を練習していけば、

買い物で買うものを覚えるといった

日常的なことには役立つかもしれません。

記憶術は練習していて、

ゲームのように楽しめて身につけることもできるので、

脳活としても興味のある人は、

ネットで調べてみてください。




しかし、
何かにイメージを結びつけると言うやり方は、

勉強には向かないと思いと思います。

記憶術は、単語を順番どおり覚えるのは得意ですが、

新しいことを学習することに活用するのは、難しいと感じました。



何より、記憶術はあくまで技術であり、

記憶術を使っていくには、日常的に練習も必要になります。


速読について



私が取り組んだ速読法は、


その訓練は、


① 高速でパラパラページをめくり、徐々にページをめくる速さを遅くし、脳に内容を刷り込む練習


② 高速で視線をページのあちこちに移動させる練習

があります。


本当にこれで速読できるようになるのかなと思いましたが、

やはり結局、この方法では速読は身につきませんでした。


私の父親も速読の練習を長く頑張っていましたが、

同じく、身に付けること出来なかったようです。


まとめ

結局、記憶術や速読の練習しても、

勉強ができるようになりませんでした。


勉強は、テクニックではなく基本が1番大切だと思います。

ウルトラCはありません。


できない時ほど、小手先のテクニックに走ってしまいます。


伸び悩んだ時こそ立ち止まり、

もう一度、基本に立ち返って下さい。

必ず、そこに答えはあります。

そして、そこにしか正解はありません。


一緒に、「基本」を大切にしていきましょうね。

ではまた⭐️

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