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美味しいってどういうこと?〜味覚はあらかじめ脳で決められている!?〜

皆さん、こんにちは!!
急性期でスーパーSTを目指すyuccoです。
STの仕事と育児、脳外臨床研究会での活動に奮闘中です♫

脳外臨床メンバーから皆さんのもとに、皆さんから患者さんのもとに熱い想いと質の高いリハビリが届くように、バトンを繋いでいます。
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#臨床BATONスーパーST 

《はじめに》

臨床場面にて、嚥下機能に問題はなくても、病院の食事が嗜好に合わなくて食事摂取量が減ってしまう患者さん。
点滴や経管栄養に頼らざるを得なくなってしまいます。

私たちはどうやって「美味しい」とか「不味い」とか決めているのでしょうか?

《味覚って??》

格付けチェックの項目にもある「味覚」!!
味覚とは、舌にある感覚受容器である味蕾で味を感じ、嗅覚で風味を感じ、脳で美味しさを判断しているイメージでしょうか!?

でも、実はこれ脳で先に「味覚」を決めているのです。

目隠しして飴舐めてみてください。
何味かわかりますか??


目で見て、脳で記憶とマッチングして、こんな味だろうって先に決めています。
思った通りの味じゃなかったら「不味い」んです。

だから、幼い頃に食べた味、お袋の味が「美味しく」感じます。
味や匂いなど記憶のメカニズムと関係しているのです。

舌や上顎や喉にある味蕾という味覚の感覚受容器で決めているのではなく、「美味しさ」はトップダウン的に脳が記憶をもとに判断しています。

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「美味しい」と言わせたい相手には💕
相手の慣れ親しんだ味付けが良いかも❣️

《美味しさを左右する要素》


「美味しさ」は脳があげてくる感覚を決めていますってお伝えしました。

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