生きるって大変

note初心者です。よろしくお願いします。

36歳後半から37歳前半にかけて心身ともに病みました(現在進行形)。もはや何がきっかけだったのか、もしくはこれまでの積み重ねなのか分からないけれど、頭の先から爪先まで全部しんどくなってみて、今までの突っ走り人生にやっとブレーキをかけることができた。そんな中で一つわかったこと。

生きるって大変。

今まで当たり前のようにできていたことができなくなってみて、それを強く感じた。

ストレス。ここ半年くらいで心身にいろいろな症状が出た。

昨年末から年明けにかけて胃を壊し、逆流性食道炎と診断。胃が空っぽになると痛みがあったり、夜寝るときにも胸やけと胃痛で眠れないこともしばしば。何よりも食べることが好きだったのに食事をおいしく食べれなった。好きなものを食べてもおいしいと感じなくなったことが悲しかった。おいしいものを食べたら幸せだった頃が懐かしすぎる。

不眠。これは20代から多少なりとも定期的にあったけど、本格的に眠れなくなった。というか眠れない日々が続いた。眠れない→疲れが取れない→気力がでない→些細なことで感情が揺さぶられる→つらい・しんどい、このループ。心療内科で処方された睡眠薬が効いたり効かなかったり。眠れないと伝えると量が増えていってそれがたまらなく怖かった。

ごまかしごまかし仕事へ行っていたが、今までしたことがなかった電話のかけ間違えとバスの乗り間違え、そして横断歩道を渡っているときに無性に辛くなって空を仰いでしまい、書類の受け取りで訪問した先で倒れこむように机に伏して涙が止まらなくなった日を最後に休職している。

休職してからしばらくは外に出るのがとにかく嫌だった。シャワーすら浴びれない日が数日続き、さすがに冷蔵庫が空っぽになってスーパーに行くためにシャワーを浴びて外出する。2月、寒いのに手汗が止まらない。誰にも見られたくない。誰とも会いたくない。話したくない。家でテレビをつけるが見ても頭に何も入ってこない。バラエティ笑えない。ドラマ内容入ってこない。ニュースや報道番組は無理。

そんなとき始まったのが首の痛み。朝起きると首がガチガチ。頭の位置が分からない。朝起きた時が一番つらくて、徐々に夕方にかけて慣れてマシになってくる。夜布団に入るのが怖い。また一番つらい朝が来る。そんな日が何日か続いてやっと治療を受けに行く決心をつけた。馴染みのある鍼治療だったけど今までとは全然違う、痛みを感じるものだった。でも治療を受けてやっと楽になった。その時の体験はまた別途。

鍼の先生に言われてやっと納得できたことのひとつが、自律神経の乱れ。じつは高校生くらいから時たま起こっていた謎の不調の正体は自律神経だったらしい。異常なまでの冷え、手汗、寝ても疲れが取れない、首や肩の痛み、呼吸が浅い、などなどネットで検索するとたいてい自律神経の乱れと書いてあるが、実際にそれを医療関係の方から言われて、とてつもなく安堵した。そして乱れた自律神経を元に戻すための方法を教えてもらった。

休職して1か月半ほど経ったころ、人とのコミュニケーションが取れるようになって、人に会って今の自分のことを話すことができ、少しだけアクティブに動くことができるようになった。人と話したり、散歩したり、お菓子を食べたり、お酒を飲んだり、できることが増えて調子がよくなったと思っていた。けれどそんなに単純ではなかったらしい。

そこからさらに1か月ほどが過ぎ、しんどいと感じる時間が増えた。いろんなことまだまだ乗り越えられていないままに休職期間がもうすぐ明ける。心は正直で、一度よくなったと思ったのがまた不調になると分かりやすくダメージを受ける。私の身体、もうだめなんじゃないかって思ってしまう。

ただただ、生きていることが今は大変。朝起きてから夜寝るまで、体のどこかしらに痛みを感じたり、心が不安になったり、揺さぶられたり。でもそれでも、私はとりあえず生きている。生きるのって大変だけど生きている。

ご飯を食べる、ストレッチをする、休む、散歩する、テレビを見る、音楽を聴く、寝る。今はそれしかできないけど、どれも簡単ではないけれど、今はそれで過ごしていくしかない。

生きるって大変。だけどきっと楽しい時間が戻ってくる。いや、戻してやると思いながら今を生きている。

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