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「ノルマ」から生じる【誰からチケット買うか問題】

こんばんは!今日はダンスイベント『FOREVER』を見てきました。
4-5ヶ月?ぶりくらいの、ダンスナンバーショーケースです。

知り合いのダンサーちゃんからチケットを買ったのですが、

さて、ダンサーの皆さん。

毎度この問題にぶち当たりませんか。

「誰からチケット買うか問題」

大体のダンスイベントは、出演者からチケットを買います。
が、知ってる人が2人以上いた場合、誰から買うか迷いませんか?
なぜ迷うのでしょうか。

ダンスイベントの大体がこんな仕組みだからです。

イベントに出るためにお金を払う

出演者は「出演する!」と決めた時点で参加費とチケットノルマを運営にお支払いします。
これで運営側は事前に予算を確保することが可能です。
満席でなくても運営は一応黒字になることがここで証明されます。(たぶん 運営によるかもだから、たぶん)
ちなみに運営を金の亡者だ!ってそんなこというつもりは、さらさらありませんw
踊る場所を提供するには、資金が必要です。
物事なんでも「タダでできる」と思ってはいけません。経済(お金)は常に回っています。

話を戻すと、運営費を出演者に負担してもらっているんですね。

ちなみに、出演者はこの「参加費・チケットノルマ」をどう捉えるかはそれぞれです。
・舞台に立つ経験をお金で買っているとも捉えられるし(この人の作品をレッスンでなくて舞台で衣装きて照明浴びて踊りたい!という気持ちが強い場合も全然あると思うので)
・ノルマを課されることで、よし!お客さん呼ぶぞ!と鼓舞されることもあります。

とはいえ、参加費・チケットノルマって数万円の世界です。

ここに衣装代、レッスン代、交通費などが加算されます。

イベント一つ出るのに数万円かけてる人がほとんどなのではないでしょうか。

ですので、自分の手元に返ってくる確証があるチケットノルマは、できる限り回収したいんです。

もちろん、お金が全てではなく、一つのイベントに出ることで得る経験や人との繋がりも財産です。
払ったお金に対して何を得たと捉えるのかは人それぞれです。
が、今回はシンプルに「出ていくお金」に焦点をあてます。

応援するのは一人じゃないといけないのか

というわけで、出演者はみんなチケットを売るのに必死です。

ですが、ここで発生するのが【知り合いが被っている問題】タイトルの逆の現象です。
声かけたら「誰々から買っちゃった…でも見に行くから楽しみにしてるね!」と返信をいただき、チケットは手元に残る。

ちなみにこの場合、ダンス仲間ではなく違うコミュニティ(職場や学校の友だち、家族など)を攻めるのはひとつの手だと思います。
いろんなところにコミュニティを持つのは大事です。

買う側からしたらタイトルの通り、出演者に複数人知り合い・友だちがいて【誰からチケット買うか問題】が発生します。迷いますよね…。特にスタジオの発表会とかやばくないですか…

かと言って「今何枚余ってる?」と聞いて回り、一番手元に残ってる枚数が多い人を見極める、というのも気まずいですよね。

応援したい人がたくさんいるのに、直接的に還元できるのが1人だけってなんかめっちゃもどかしくないですか?笑

もちろん見に来てくれるだけで出演者は嬉しいものですが、チケットが捌けたらそりゃもっと嬉しいです。

シンプルに「1人でしか行かないけど5人から買う」とかしても全然いいと思ってますが!
なかなか個人のお財布事情によっては難しいですよね。
(これできるようになったらいいな、自分…って密かに思ってます…)

ちなみに。
・参加費・チケットノルマがゼロ
・参加費・チケットノルマが異様に安い

というイベントもあります。実際自分は参加費・チケットノルマがゼロのイベント運営に約3年間関わってきました。
ただし、お金がかからないということは、その分どこかに負担がかかっています。お金なのか労力なのか信頼貯金なのか。
あるいは、どこかに手が届いていないか。
イベントに限った話でなありませんが、各イベントがどんな運営体制であれ「物事、タダで成り立つわけがない。」ということは、常に頭にいれておいてほしいなと思います。

実際にシステムを採用してみる

いろんな人がいると思いますが、「ダンスで仕事ができたら」言い換えると「ダンスでマネタイズしたい」という人はイベント出演者に少なくありません。

解決策として
・出演者じゃないところから資金を調達する
・もしくは来場者チケット意外でもマネタイズする
などが挙げられます。

西野亮廣エンタメ研究所を見ていて学んだことです。

以前の記事↓

にも書いた

  • 演劇業界の役者さんが演劇だけでは食っていけないからアルバイトしなきゃいけない「食えない」っていう問題を終わらせたい

  • 稽古代が出ないのが当たり前になっているのを終わらせたい

  • ちゃんと(役者が)舞台で食えるっていうビジネスモデルを作りたい

の話に繋がってきます。

花びらきの構想を練り始めたときから、【誰からチケット買うか問題】は解消したいなと思ってます。
実はイメージできているのですが、詳細は後日話しますね。(もしかしたらお金に関わる(仮)決定事項だと、100円とかの有料記事にするかもです。)

これ価格設定がめちゃ難しいんですよね…
チケット自体が高いと、何人もに買うというハードルが上がるし、
かと言って安く設定してシステムがうまく作動しなかったら大赤字ですw

損益分岐点みたいなsomethingを考慮するポイントなのだと思いますが…
いまいちピンと来ていない現時点…

どなたか知恵を貸していただけたらめちゃくちゃ嬉しいです…(ゴクリ

いずれにしても、運営(わたし)がかなりリスクを背負って挑むことになりそうっす

がんばります!

主催ー!がんばれー!
と思ってくださった方は、スキ、フォロー、🎁気に入ったらサポート、いただけると嬉しいです…!

それでは!

結和

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