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業務改善×DXツール導入×人材育成オンラインセミナー(備忘録)

今夜は経営コンサル会社が主催、友人が代表の会社(社員数80名くらい)が成功事例、という業務改善×DX×人材育成オンラインセミナーに参加しました。

ぼくの会社も課題視しているテーマなのでとても勉強になりました。セミナーの概要RPAの補足情報を備忘録としてnoteに残します。見にくいかもしれませんが興味ある方は参考してみてください。


DXツール例

①Googleワークスペース
・社内でデータのアクセスが容易になった
・見積書作成工数が劇的に減った{例:現場で写真を撮影→バックオフィスに撮影した写真を送信(諸情報の共有)→バッグオフィスが見積書作成(スプレッドシート)→担当者に見積書のデータを送信}

②Zoho CRM
・目標管理、案件管理、案件詳細、見積書、現場画像といったあらゆる情報を一元管理し、共有できるようになった

③RPA
・紙情報→OCRでデータ化→データを使ってRPAで自動化
・RPA導入フロー=①自動化したい作業のリスト化→②RPA化が可能か検討→③業務フローの洗い出し→④自動化の詳細検討→⑤プログラム作成→⑥実装及び効果検証


DXツール導入に当たっての社内体制

・選抜チーム(3人構成)を結成=HP担当1名、RPA担当1名、マーケティング担当1名
・選抜チームのメンバーが社内DX導入リーダーであり、覚悟を持て取り組むことで、他の社員を巻き込んだり、成功事例を大げさにアピールしたりした


DXツール導入のための社員教育

・組織風土づくりが肝
・良好な人間関係=挨拶(気遣い含む)+意味のある雑談(経営理念など仕事の意味付けを意識できる内容がベター)
・社内の問題例=①社員がDXツールを使いこなせない、②社員に主体性がなく続かない、③顧客満足度が低い
・社内の取組例=働きやすい職場づくり=環境整備活動、礼節、5S⇒作業効率の向上が実現
・社員の行動の基盤は、例えば、やりがい、成長実感、人間関係、心理的安全性、理念であり、言い換えると、これらが土台となって社員の行動が変わる
・理念や風土に合う人材を採用することが超大事であり、そのために理念や風土を言語化したりSNSで発信することが大事


RPAについて

・セミナー後、RPAについて情報収集及び勉強したところ、「Power Automate Desktop」というのが無料で使えるらしい

・「Power Automate Desktop」の使い方でまとまった本としては以下がよさそう(というか他にまだなさそう)


所感

DXツールの導入は、ツールの良し悪しより、まずは会社の理念や想いなどを社員に共有すべきであり、これらを社員が共感してくれるよう、覚悟を持って取り組まなければならないし、共感してくれる社員を新たに採用すべき点が勉強になりました。

DXツール導入は、会社規模・経営状況・投資と回収との見込みなどに応じて、どの程度イニシャルコスト及びランニングコストをかけるか検討すべきだが、考え過ぎて導入が遅れるのもよくないため、ある程度検討したら一先ずやってみるのも大事だと思います。