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アンケートモニターから考える性別

私はポイ活の一環として、アンケートモニターをしている。

大体の調査は日本の会社が行っているものだが、海外の会社が行っているアンケート調査の依頼が来ることもある。
そこで、必ずと言ってもいいくらい自分の性別を答える質問がある。

面白いことに、日本の会社が行っているものに関しては「男性」「女性」の2択であることが多い。ごくまれに「どちらでもない」「答えたくない」「その他」が存在する。

対して、海外の会社が行っているものは、「男性」「女性」の他に、ほとんどの会社が「どちらでもない」「答えたくない」「その他」が3つ目の選択肢として存在する。「レズビアン」「ゲイ」「バイセクシャル」「トランスジェンダー」と具体的な選択肢を提供している会社もある。

日本の会社のアンケートで「男女」を問う質問を見るたびに、その2択しかないことに違和感を感じる。

SDGsの中にジェンダー平等という項目があるけれど、日本だけに限ったことではないが「男女格差」に焦点が当てられがちのように感じる。もちろんそれも大事だが、個人的な意見として、もう少しLGBTに焦点を当ててもいいのではないだろうか。
ジェンダーの平等とは、「男女の格差是正」だけでなく、「どんな性別の人も平等に生きられる社会」のことだと私は考えている。

そのSDGsで定めた目標実現の一歩として、せめてアンケート調査くらいでは、性別に第3の選択肢を設けるような努力を日本企業でもしてほしいものだ。

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