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地球3周目のコト〜エジプト・アジア編〜

はじめに

みなさんこんにちは、ご飯食べるときはお味噌汁から。林雄です。

さあやって参りました地球3周目エジプト・アジア編!!!

前回、前々回に続き地球3周目のコトについて書いていきますが今回で地球3周目シリーズは最後の記事になります。

そんな最後の締めくくりはエジプトとアジアで訪問した場所、そして体験したことや食べたもの、見たものや出会った価値観などについて書いていきたいと思います。

それでは、地球3周目完結記事をご覧あれ〜

エジプト

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首都: カイロ
通貨: エジプト・ポンド
人口: 9842万 (2018年) 世界銀行

この地球3周目で一番楽しみにしていたエジプト。何をそんなに楽しみにしてたかというと、僕自身アフリカ大陸に上陸するのは初めだったのでエジプトに踏み入れた瞬間、

アジア州、ヨーロッパ州、アフリカ州、北アメリカ州、南アメリカ州、オセアニア州と世界六大州を制したことになります。

別に制したいと前から思っていたわけではないんですが、なんか嬉しいじゃないですか笑

そんなこんなで、ギリシャを出港しスエズ運河を通り、朝4時ごろにポートサイド港に着岸。

以前の投稿でピースボートでは寄港地に着くと「自由行動」と「オプショナルツアー」の2パターンが選べると説明しましたが、このエジプトでは治安を考慮し基本的に自由行動は禁止になっているのでほとんどのお客さんがツアーを取得します。

1つの寄港地に10〜15のツアーが用意されており、

「観光」「交流」「見聞」「検証」

と4つのジャンルに分けられているんです。

だがしかし!このエジプトのツアーではほとんどが観光です。何をそんなに観光するのかというと、そんなの言わなくてもわかっていると思います。そう。

ピラミッドぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!ですね。

この日の僕はナイル川でファルーカを体験し、ピラミッドを訪問するツアーのスタッフとして1日同行しました。

ん?ファルーカってなに?

って思った人は沢山いると思います。僕も最初そんな感じでしたが。

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すこし小さいですが写真右側に写っているヨットのようなものです。

これに乗ってナイル川で30分ほどプカプカ浮いていました。

特にエキサイティングなわけでもなく、ただただ小さい頃から聞いたことのある有名な川の上に浮けたことが嬉しかったという時間でした。笑

そこからバスを走らせ小一時間、やってきました!!!

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ドーーーーーーン!!!ピラミッドーーーーーーーーーーーーーン!!!!!

バスから見えたときは仕事中ということを忘れて声を出してしまうくらい興奮しました。

正直ピラミッドなんて生きてる間に見れないと勝手に決めつけていました。

生まれてから21年。海外約60都市に訪れてきましたがピラミッドが一番興奮しました。

どうやら人類はとんでもないものを作ってしまったらしい。

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いや、ホントに言葉でなかったです。想像よりも大きく、勇ましく、神秘的なものでした。

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ギザの三大ピラミッド。ラクダに乗るのは5ドルっす。

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そしてみなさんご存知スフィンクス。写真では小さく見えるかもしれませんがしっかりでかいです。

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や、やっちまいました。ぼく実は自分の写真が好きじゃないんですけど、これに関しては取ってほしいと懇願したことをはっきり覚えてます。

よほど興奮してたんでしょうね。エジプトにきた証拠を納めたかったんだと思います。

そんなこんなで無事船に到着。業務報告を終えてエジプトを後にしました。

いや〜今でも余韻が残っている、というよりこの先もずっと余韻が残るくらい素晴らしいモノを見ました。ただ一つ惜しかったこととすれば僕らが去った数日後にメスライオンのミイラが見つかり、ニュースにもなっていたので欲を言えば見たかった…

ありがとうエジプト!またきます!!!

タイ(プーケット)

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首都: バンコク
通貨: バーツ
王: ラーマ10世

タイは、カンボジア〜シンガポールを移動した時にトランジットで寄っただけで、空港から外には出てないので初めてみたいなもんです。

この日は一日観光ツアーのサポートスタッフとして同行しました。

さあ、いざタイに上陸!した瞬間「暑っ!!!」と言ってしまうくらい日が照り、湿気もあったのでイメージ通りの東南アジアを肌で感じることとなりました。

大変申し訳ないんですが、訪問した場所の名称をことごとく忘れてしまったので写真に一言を添えるだけとなります😂

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綺麗な海が見える展望台。

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寺院。神聖な雰囲気。

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最後は伝統舞踊を鑑賞し無事に帰船。

プーケットに関してはこの地球一周を通して最後のツアー添乗業務だったのでしっかり最後もしっかりツアーを成功させ、無事にお客さんと船に帰ろうと意気込んでました。

が、かなり日が照り、気温が高かったのか身体を動かし頭を使うことに精一杯になってしまい、あまり納得の行く1日ではありませんでしたがしっかり行程通り進ませ、終える事は出来ました。

今回はリゾート地のプーケットに来ましたが、次はプライベートでバンコクやチェンマイなど賑わっている土地で思いっっっっっきり遊びたいです笑

コップンカー!また来ます!

マレーシア(ペナン島)

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首都: クアラ・ルンプル
通貨: リンギット
人口: 3153万 (2018年) 世界銀行

マレーシアは3年前に首都クアラルンプールに訪れたのを合わせて2回目の訪問になります。

ペナン島の前の寄港地「プーケット」でツアーの業務は終わったので今回はフリー!!!

ですが、完全にフリーと言うのはどの寄港地もなく何かしら業務に入ってからフリーになります。

今回ペナン島での業務は、どこもそうですが港の出口や近辺には観光客を乗せるためにタクシーが沢山止まっており、すんごい勢いで客寄せしてきます。

ニューヨークでは、港から少し離れた場所で仕事があったのでタクシーが手配されてたのですが、もちろんそんな事を知らない街のタクシー運ちゃんは寄ってきます。

ですが、全く別の2人が僕たちの取り合いをして殴り合いを始めたんです!!!

アメリカ人のケンカなんてもう、大迫力で…

そんな事言ってる時間もなかったので手配車に乗り込み仕事に向かいました笑

話がだいぶ逸れちゃいましたけど、要は寄ってくるタクシー運ちゃんの勢いに流されてぼったくられないようにお客さんを守る役目として業務をこなしてました。笑

もちろんタクシー運ちゃんにも生活があるので、全てのやり取りを引き剥がした訳ではありません。

明らかにお客さんが嫌がってるのに酔ってたかられてるのを仲介に入って捌いてました。

悪い人達では無いし、もう一度言いますが彼らにもタクシー業務があり、生活もあるので心のバランスを取りながら業務をこなす事はとても難しかったんですが、

朝から昼までその業務をしてたおかげで僕がタクシー運ちゃんと超仲良っちゃいました。笑

以下、タクシー運ちゃんと僕の会話

僕「今日このあとフリーなんやけど、オススメの場所ありまへんか?」

運「あるに決まってるやん。こことこことここや。」

僕「どないして行けばええの?」

運「そんなんワイが連れてったるに決まってるやん。何人や?」

僕「4人。」

運「ほな4人で6時間35ドルや!」

僕「1人10ドルもせーへんやん!、よし決まりや!もうすぐ仕事終わるから、終わったら着替えて同僚呼んでくるわ。」

運「おけ。待っとくわ。」

てな感じで散々タクシーからお客さんを遠ざけてたのに僕が乗る事に。笑

そして無事仕事も終わり、一緒に出かけようと言ってた同僚を呼び、タクシーに乗り込んでいざ出発!

最初に向かったのは

なんか、高いところ…笑

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右上でキックしてるのが僕です。

写真はないですがここの広場にあるフードコートみたいな所でかき氷を食べ、次の目的地へ。到着したのは、、、

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なんか、濁ったビーチ…笑

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猫と戯れ

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変な足場で遊び

出発しました…笑

今のところパッとしない場所ばかりですが、メンバーが楽しいのでオールOKみたいな雰囲気でした。笑

まあ実際このメンバーホノルル、アイスランドでも一緒に遊んだ乗り陸でも仲の良いメンバーなのでどこ行っても楽しいです。

最後はお腹がすいたので夜市的な所に連れてってもらいましたがここは僕的にはアタリでした!

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こーゆーガヤガヤしたというか夜市の雰囲気が僕は本当に大好きで、なんと言ってもコスパが抜群なんです。

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うん、雰囲気最高。

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東南アジア特有の甘辛いテイストがビールを進ませてくれます。

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幸せに満たされ無事に帰船。一日思いっきり遊んだペナン島でした。

シンガポール

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3度目のシンガポール。

なんか毎回時間がなくて深い所を掘れずに消化不良で終わってるイメージがある国。

ただ今回は、僕が参加者の時に一緒に乗ってた友人2人がシンガポールに住んでるとのことで休みを貰って遊ぶ事に。

1人は結婚してシンガポールへ。(旦那さんは日本人)

もう1人はイタリア料理を教えにシンガポールへ。(ローマで修行経験あり。)

事前に連絡をとっていたので2人が港まで迎えにきてくれ、他の同僚も合流し街へ出ました。

昼時だったのでまずは昼食を求めてチャイナタウン、ホーカーズへ!

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こんなにもシンガポールで食を楽しんだのは初めてで、大満足でした。

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タイガービール大好きです。

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地球一周を共にした友達と海外で再開し、思い出を懐かしみ、目の前の時間を過ごす感覚というか実感は言葉にできないくらいに幸せなモノでした。

そんな2人ともお別れし、次はまた日本で会えたらいいねと交わしシンガポールを後にしました。

なんかシンガポールは他の国には無い空間の色というか、とにかく不思議な感覚が身体中を駆け巡ります。

言葉も人種も様々な多民族国家のシンガポール。

国であって国じゃ無いような、謎が多いシンガポール。

次行くときは短くても一週間滞在して、自分の中でのシンガポールをハッキリさせたいなと思います。

最後は中国の厦門に訪れるはずでしたが、悪天候が続き、厦門で停泊すると日本に帰るのが遅れるので厦門で乗下船するお客さんの手続きだけして、その他のお客さんは上陸せずに日本に向かいました。

2020年12月13日、神戸港に着き、その翌日に横浜港へ着岸しました。

そして、青い海と丸い地球に感謝の気持ちを抱き、僕の地球3周目も無事に終わりました。

さいごに

さて、まずこの地球3周目がどんな旅だったのかを一言で表すと

「出会い」と「学び」に魅せられた旅。

でした。

正直これは僕自身のどの旅が終わった時も同じ感情を抱く訳なんですが、改めてという意味を込めた結果このような一言になりました。

船内での生活や仕事などは記事の中では全く触れてきませんでしたが、もちろんクルーなど様々な役職に携わるメンバーとワンチームになって地球一周を創り上げるわけです。

沢山の仲間に支えられ、この旅を終える事が出来ました。

小さな島国から飛び出し、広い海を見て、

見知らぬ土地で見たことも無いモノを見て、

食べたことの無いモノを食べて、

嗅いだことの無い臭いを嗅いで、

出会うはずの無かった人と出会って。

知らない事を知るという、いわゆる

「未知との遭遇」

に魅了され続けた地球3周目でした。

というよりこれまでの人生がそうでした。

そしてこれからも「未知との遭遇」に魅了され続ける人生でありたいと思っています。

自分が何かを「見たい」と言う想いが「魅せてくれた」モノは決して褪せる事はなく、感覚としてこの先も残っていき、ソレを大事にする事によってきっと生き方をより一層豊かなモノにできるんでは無いかなと思います。

そしてこの記事を書き留めた今日この日は新型コロナウイルスが未だなお拡大を続けている状況。

この地球3周目と言うのは、時期にすると2019/09/01〜2019/12/14なので帰国時にもコロナウイルスは全く話題にすらなっていなかった時期です。

そこからほんの数ヶ月で今現在世界が混乱を起こし、先行きも見えない状況に陥っています。

旅できた事がどれだけ尊い事だったか。

海もある、空もある、船もあり飛行機もある。

旅というのは、もちろん別にしなければいけないモノでは無いけれど

自分にとって人生を豊かにする方法の一つでした。

オランダの道中で拾ってくれた恩人、

ジャマイカで僕の物を買ってくれた人達、

インドやグアテマラ、メキシコで出会った子供達、

台湾に住む友人、

ツアーで出会ったガイドさん、

船で出会った海外に住む友人、

旅を通して出会った全ての人。

僕にはこの海の外に沢山友達がいるのに会いに行けない現実。

でも今は豊かなあの日常を取り戻す為に一人一人が考え、行動する時です。頑張りましょう。

では、これにて地球3周目完結です!

全て読んでくれた方もそうで無い方もありがとうございました!

あくまでコレは僕が感じた世界を綴った記事なので。

次回は、前記事でも書きましたがアイスランドとベネズエラで学んだ事を記事にしたいと思いますので乞うご期待!

本当に本当に読んでくれてありがとうございました。

またいつかこの2本の足で旅出来る日が来ますように。


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