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キャンプの話

今日も起きたら夕方だったので特に書くことがない。こんなに書くことがないのに毎日よく日記なんてつけているな……これは50日目くらいから思っていることですが、案外書き始めてみると書けてしまうのが日記の怖いところです。

村谷由香里です。
noteをご覧いただきありがとうございます。

昨日の夜は夏にキャンプに行く小説を書いていました。小学生のころは子供会で県内のキャンプ場に一泊したり、大学の文芸部時代は夏休みの交流イベントとしてキャンプ企画があったので、案外若いころは馴染みのあるイベントだったんですよね。
夜通し屋外でトランプで遊んで、足に20箇所くらい虫刺されができて地獄を見たりなどしました。

海が近いキャンプ場もあったし、山の中のこともあったし、川に入って遊んだこともあった。一番近くて10年くらい前の記憶だからおぼろげではあるんですけど、夜の音と匂いが好きでした。
生まれた場所も、暮らしていたアパートも裏手に山が広がっていたから、自然に囲まれた環境が特別というわけでは決してなかったんだけど、それでも人工的な灯りのない異様に綺麗な星空と、木々の暗い影、湿った匂いとノイズのような虫の声は、なかなか日常生活では得られないものだった。

正直なところ文芸部がキャンプって何だよと思っていたんですけど、今になって作中でキャンプのシーンを書いたりしてるのを考えると人生無駄なことなどないなと思います。楽しかったしね。翌日死んだように寝てたけど。
今の体力で外で一泊したらそのあと三日は動けなくなるだろうけど、またキャンプ行きたいなってちょっと思いますね。外で肉を焼くと美味いしな。

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