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障害福祉業界のSNS活用のすゝめ

障害福祉業界を明るくしたい行政書士の篠原です。

今回は週に1度の障害福祉業界の話題を更新しますよ。

今回は「SNSを利用するための目的と心掛け」についてお伝えしましょう。

SNSを何のために更新していますか?:目的

最近は障害福祉業界でもInstagramやTwitterを始めとしたSNSを利用した広報の取り組みが増え始めています。

美容業界や飲食業界では当たり前のようにSNSを広報に利用しているところが多いですね。

障害福祉業界でもそのブームに乗り始めようとしている動きが出てきています。

せっかくSNSを活用するのであれば、正しく運用していくことが大切です。

ただ無目的に日常の写真を投稿しているだけでは勿体ないです。

SNSの運用で一番大切なことはSNSを更新する目的です。

何のためにSNSを更新していますか?

世間に日常を知ってもらいたいからですか?

違いますよね。

広報の目的は一緒に働く仲間である従業員の募集かお客様となる利用者の募集がメインではないでしょうか。

目的によって運用方法は変わってきますが、従業員の募集であれば、「これから一緒に働いていきたい」とフォロワーさんに思ってもらえる投稿が大切になりますし、利用者の募集であれば、家族や本人が「ここを利用したい」と思ってもらえる投稿が大切です。

SNS運用事例

「従業員募集‼️」「定員に空きがあります‼️」とばかり投稿しているSNSをたまに見かけますが、そういった投稿よりも利用者の自然の笑顔を写真で投稿したり、従業員や管理者の日常や福祉に対する考え方を文字にして投稿していくと、事業所の中の様子がSNSを通じてわかりやすくなっていくのではないでしょうか。

例えば、利用者の笑顔はInstagramで投稿していき、従業員や管理者の日常や福祉に対する考え方についてはブログで投稿するのはいかがでしょうか?

最近はブログを書いていけるタイプのホームページ(僕の運用するホームページもこのタイプです)もありますので、同時に更新していくことをお勧めします。

Instagramで目にした投稿からプロフィールに行き、事業所のホームページのURLを載せておくことでSNSからホームページへのアクセスに繋げることが可能になります。

個人情報保護に注意

SNSを投稿する際に注意して頂きたいのは個人情報を取り扱っているということです。

顔写真についても個人情報(個人識別符号)となります。

障害福祉サービス事業者は個人情報を取り扱う場合には利用目的を特定する義務があります。

つまり、事業所内で管理する以外にSNSの更新のために利用者の載った写真を利用する場合であれば、利用者又は家族の同意が必要になります。

障害福祉サービス事業の場合は家族の同意の有無によりSNS更新のハードルが上がることに繋がりますので、この個人情報を取り扱っているという意識は事業所全体で持っておきたい意識となります。

SNSを運用するための心構えは継続して更新すること

あくまで上は事例です。

実際の運用方法などは各事業所、各サービスで違いが出てくるので、目的に沿った運用を心掛けていくと、結果も自ずと付きやすくなります。

実際にSNSの更新をし続けることは根気のいる取り組みとなります。

毎日笑顔の写真が撮れなかったり、同じような投稿ばかりになってしまうこともあるかもしれませんが、気にせずに続けてみましょう。

毎日でなくても笑顔が撮れた時に投稿できれば初めは投稿が少なくても少しずつ笑顔の写真や記事が貯まっていきます。

この貯まっていった写真や記事は事業所の価値に繋がります

ホームページを見たはいいけど、最後に更新された写真や記事が数ヶ月前、数年前の投稿だったりしたら、「ちゃんと運営しているのかな」と不安に繋がりますよね

中途半端になるのであれば、最初からSNSの運用は取り組まない方がいいです。

SNSを更新する上でハードルとなるポイントの1つに「炎上」「誹謗中傷」が挙げられるかと思います。

僕は幸いにもクソリプを受けた経験はありますが、炎上や誹謗中傷に繋がった経験はしておりません。

女子プロレスラーの木村花さんがSNSの誹謗中傷が原因で自殺した報道も記憶に新しいですね。

SNS上で自分に対する誹謗中傷が埋め尽くされていると、誰だって嫌な気持ちになります。

実際に炎上を経験された方がnoteでその時の状況をまとめていますので、こちらを参考に目を通してみて下さい。

このような状況も起こり得るため、SNSの更新はすぐに結果は出ません。

炎上・誹謗中傷等に遭っても諦めずに更新し続けている人がSNSで成功しやすいです。

僕は1年前(2019年12月)までSNSからの問い合わせは0件でした。

ですが、1年前から上記を意識してSNSの更新をし続けた結果、Twitterでは1,100人以上の方からフォローして頂き、仕事の紹介が5件業務提携に繋がったケースが2件でした。

1件だけご紹介します。

僕の運用目的と各事業所の運用目的は異なると思いますが、運用方法に関しては大きく変わることはないと思っています。

「SNSを更新する目的をしっかり理解した上で更新を辞めずに続けること」

僕がやってきたSNSの運用は本当にこれだけです。

SNSを更新し続けると、相手は今日も僕が更新しているという安心感を与えると共に、今日はどんな投稿だろうかと楽しみにされている方もいらっしゃるので、SNSの更新は自分又は自社のファン作りにも繋がります。

このファンを増やす取り組みを続けていくことがSNS運用において大切なポイントです。

これを読んだ方にとってこのnoteが参考になりますように!

最後までお読みいただき有難うございました!

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