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[入門編]子どもが不登校になったときに知っておきたいこと。

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お子さんが不登校のとき、まずは知っておいて欲しいこと。理解しておくことでラクになる記事をまとめています。 このマガジンを読むだけでも、お子さんのことが理解でき、今後どのように関わ… もっと読む
記事単体で購入すると、5,380円しますが、こちらのマガジンをご購入いただければ1,500円で、記… もっと詳しく
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味方がいれば、一歩踏み出すことができる。(たった一人の出会いが僕を変えた)

味方がいれば、一歩踏み出すことができる。(たった一人の出会いが僕を変えた)

ずっと自分を責めていた。
責めて、責めて、責めて、自己嫌悪の連続。
周りと比べて、ダメな自分に落ち込む。
「なんてダメなんだ」
「もっとガンバれよ」
自分の敵は、自分だった。
自分を好きになることなんて出来なくて、自信も持てなかった。
そんな僕を変えたのは、ある人との出会いだった。

自分が一番の敵だった
ずっと自分が嫌いでした。なにも出来ない自分がイヤでイヤで仕方がなかったのです。

完璧主義な

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アドバイスを聞かない子どもには、信頼残高を貯めよう

アドバイスを聞かない子どもには、信頼残高を貯めよう

とても苦しんでいる子がいます。
もがいている子がいます。

親御さんから見ても、「なんとかしてあげたい」と思う。
とても苦しんでいて、「私になにが出来るだろう」と思う。

「どうしたら良いでしょうか?」とご相談いただくことも多いです。

きっとあなたも、親としてお子さんには出来ることはどんなことでもしたいと思いますよね。

けれど、不登校の子は頑固なことが多い。

アドバイスをしても、「いや、それ

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親として、不登校のことで理解しておきたい10のこと(今どの段階か分かるシート付き)

親として、不登校のことで理解しておきたい10のこと(今どの段階か分かるシート付き)

お子さんが不登校になると不安になります。心配になります。

「このままで良いのだろうか?」
「これからどうなっていくのか?」

元気になっていく。しばらくは好きにしてくださいと言われたところで、不安は消えません。

どうして、不安になるのか? どうして、心配になるのか?

それは、“不登校の理解”が足りないからです。

僕は、『不登校を知る』こと『不登校を理解すること』が、不安を軽減するために重要

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不登校の悩みを減らすための親への質問集

不登校の悩みを減らすための親への質問集

子どもが不登校になると、不安になるし、心配します。それは当然です。

でも、ちょっと立ち止まって考えていただきたいのです。

なぜ、不安になるのでしょうか?
いったい、なにを心配しているのでしょうか?

不安というのは、多くは漠然としたものです。

「将来が心配だから」
「この先、どうなっていくのかと思うと……」

それぞれ、抱く不安は違うでしょう。

けれど、そこを突き詰めて、
「いったい、私は

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学校へ行きたくないのは、みんなと違う音を出すからだと思う。

学校へ行きたくないのは、みんなと違う音を出すからだと思う。

「学校の人たちと話が合わへんねん」

京都新聞の記者さんが取材でフリースクールへ来たとき、生徒と話していました。

そのときに言っていたのが、学校の人たちが合わないということ。

話題が合わない。
テンションが合わない。

「休み時間なんていらない」
「昼休みとかすっごくヒマ」

学校へ行きたくない理由はたくさんあるでしょう。

でも、結局のところ、こういう地味なしんどさが子どもたちを学校へ行けな

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不登校のままでは、未来はない。[父親の不登校戦略 vol.1]

不登校のままでは、未来はない。[父親の不登校戦略 vol.1]

「不登校の子を見守りましょう」なんて言葉、ハッキリ言って甘いんですよ。

そのままでどうするんだって話です。

先生やカウンセラーは、「とにかく、エネルギーをためましょう」「無理をさせてはいけません」と言います。

でも、社会では無理をするときもあるし、会社には這いつくばってでも行かないとダメじゃないですか。

学校にも行かず、ずっとダラダラゲームしている姿を見ると「こんなんで将来やっていけるかー

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不登校の保護者がやってはダメな20のこと

不登校の保護者がやってはダメな20のこと

お子さんが不登校になると心配になりますよね。なんとかしたいと思うし、なにが出来るだろうと悩みます。

そこで、「手放す」ことで不安が減る20のことをまとめました。

不登校に愛情不足など関係が無い不登校は、親の愛情不足なんかではありません。ただ、学校に合わなかっただけです。クラスの人間関係が合わなかった。先生と合わなかった。学校というシステムに合わなかった。

いろいろな原因がありますが、「親の

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「○○」と「○○」だけで、不登校の原因が分かる簡単な公式とは?

「○○」と「○○」だけで、不登校の原因が分かる簡単な公式とは?

お子さんが不登校になって真っ先に考えることは、「なぜ?」ですよね。

「どうして、うちの子が不登校になったのだろう?」
「いったい、なにがあったのだろう?」
「なにかイヤなことがあったのだろうか?」

など、不安と戸惑いに陥ります。

不登校に関して学んでいるかたならご存じだと思いますが、「不登校の原因は複合的だ」と言われています。

分かりやすく「これが原因」というのは、ほとんどないのですよね。

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親自身が、「子どもと私は違う」とちゃんと分かっているのかという問題について。

親自身が、「子どもと私は違う」とちゃんと分かっているのかという問題について。

親と子は、別の人間だ。
家族であっても、血が繋がっていても、根本的なところでいうと違う人。

似ているところがあろうとも、感じ方や考え方まですべてが同じではない。

子育てで悩んでいる保護者のかたの多くは、ここをごっちゃにして考えている人が多いように感じている。

つまり、子どもと自分を「同じ人」として見ている。

私が思うことは、「あなたもそう思うだろう」と考える。家族だからなにを言わなくても分

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行き渋りが続いて、「学校いけないな……」となったときの次に目指すこと

行き渋りが続いて、「学校いけないな……」となったときの次に目指すこと

なんとかして行かせようという葛藤もむなしく、どうやら学校へ行くのはしばらく無理だ……。

そうなったとき、次にどうすればいいのか悩みます。

学校へ行かないのは受け容れたとして、これからなにを目指していけばいいのか。ただ黙ってみておけばいいのか。

よく「見守りましょう」って言われますが、僕から言わせると、見守るっていうのは無策と同じ意味です。

カウンセラーの人たちが言う“見守りましょう”は、な

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子どもの自尊感情を高めるために、親として出来ることは?

子どもの自尊感情を高めるために、親として出来ることは?

自尊感情という言葉は良く聞くけれど、実際にはよく分からないというかたも多いでしょう。

そこで、今回は「出来ること」についてご紹介いたします。

自尊感情のことに関しては、他の記事でも書いているので、こちらも合わせてご覧ください。

そして、“自己肯定感”という言葉を作った高垣忠一郎先生へのインタビュー動画がものすごーく参考になるので、こちらもご覧いただければ幸いです。

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良い見守りと悪い見守り。自尊感情を高める関わり方とは?

良い見守りと悪い見守り。自尊感情を高める関わり方とは?

不登校になると、もうどうしようもないのですが、自信がなくなります。
ネガティブな発言が増え、「生きていても意味がない」などと言う子もいるでしょう。

僕自身もそうでした。

ホームに立ち、電車が来るのが見えると、体が引き寄せられて行くのを感じて、自分で怖くなったこともあります。

常に、誰かから見られている気になるし、責められている気になります。

ずっと被害妄想が止まらない。

誰かに見られてい

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