プロジェクトをうまく進めるために何よりも大事なこと
プロマネとして、プロジェクトを円滑に進めていくコツを教えてください、という質問を受けることがあります。
うーん、まあ、数え上げたらきりがないよなぁ。
例えば、メンバーにきっちりとスケジュールを守らせるよう管理することでしょうか。
それともプロジェクト管理を行うツールを駆使することでしょうか。
そういったような要素も大事だとは思いますが、やはりなによりも
関係者と密にコミュニケーションを取り続けること
に尽きると思います。
コミュニケーションを密にとることによって、自然と自分にいろんな情報が入ってくるようになります。
ミーティングの席上では話せない事でも、1対1になると、意外に本音を語ってくれるのですよね。
悪くはないけど、いまいちなのは、ミーティング上での会話とメール「のみ」で物事を進めていくやり方です。
これだけだと、情報のやりとりとしては十分かもしれませんが、相手との距離って縮まらないんですよね。
ミーティングの結果を受けてもしも疑問や課題が出てきたとき、
「あの言葉は、こういう意味にちがいない」
「こう言う風に思っているかもしれない」
と相手の反応を想像して対応を検討するということはよくあります。
ただ、直接連絡して確認できてしまうのであれば、さっさと連絡してしまえばよいのです。(あれこれ悩むことが時間の無駄になるというか。。)
こうして直接連絡を取って会話するという行動は、普段からコミュニケーションをとっておかないととてもハードルの高いものになったりします。
もちろん、そう簡単に連絡を取るわけにもいかないポジションの方も当然います。
ただ、連絡取れる人とはできるだけ細かくコミュニケーションを普段からとっておくことがとても大事なのです。
人と人との間に壁があっては、絶対にプロジェクトは成功しません。
その壁を溶かして共通の想いや認識をもってもらうようにしていくのが、実はプロジェクトマネージャーの最大のミッションだと私は思っています。
いろんなプロジェクトを思い起こすと、うまくいっているプロジェクトって、結局プロマネが上から目線で壁をつくっているのではなく、すごく同じ目線で気を配ってくれていたなぁ、と思います。
まだまだ自分もプロマネとしては発展途上ですが、目指すところは
コミュニケーションのプロ
なのかもしれないと思いました。
それではまた!
日々感謝 m(_ _)m
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