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人財育成の魅力 ~部活のコーチから始まる転職STORY~

先ほどまで後輩コーチと一緒にディスカッション。若き新星がコーチ活動を面白くしてくれそうです。

彼と話をしている中で「そう言えば、転職されたきっかけは何だったのですか?」という質問があったので、転職活動をしていた時に書いた文章(面接課題!)を引っ張り出してみました。
割と今現在の自分が読んでも、(自分の中では)納得感のある文章だったので、一部を抜粋&アレンジし、『なぜ人財育成を一生の仕事にしようと思ったのか』についてをお伝えしようと思います。

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【人財育成コンサルティング業務の魅力】
そもそもなぜ私が人財育成コンサルティング業務に魅力を感じているかを最も適切に表現した言葉が、『変革の瞬間』です。
出身部活の社会人コーチとして体験してきた、『自分がコミットしてきた人・組織が大きく変わっていく瞬間』、すなわち変革の瞬間を間近で見られるというのは、私にとっては何事にも代えがたいご褒美なのです。
転職活動を通じ、私の使命は「1人でも多くの人や組織に対し、その『変革の瞬間』が訪れるように、ともに考え、動いていくこと」であると確信し、それに最も近い業務であるコンサルティング業務に強い魅力を感じました。
また、現職の創業者が言っている「コンサルティング・マインドは価値創造マインドである」という考え方についても、非常に共感しています。
私の中では価値創造とはビジョン創出であると理解しており、「自身が何者であるか、何を成し遂げたいのか」を自ら決定するプロセスと認識しています。このプロセスを習得した人・組織は、常に自ら価値創造することが可能となり、単なる価値(サービス)提供にとどまらず、社会における自身の役割・貢献をも視野に入れた周囲から一つ高い次元で存在していると感じます。
私自身もそうありたいですし、そういった人・組織が増えていくことで、社会そのものにも変革の瞬間をもたらしたいと考えています。

【目指す理想の『コンサルタント像』】
様々な知識やスキルが必要とされるコンサルタントですが、その中でも「理想のコンサルタント像」を目指すにあたって必要なマインドについて述べさせていただきます。
特に重要と感じるのは、「目的意識」と「コミットメント」の2点です。
目的とはすなわち自身の存在意義・なすべきことであり、戦略やアクションプラン等の全てに先立つ必要不可欠な要素である一方、「自分で自分の人生をかけてしっかりと考えること」以外に本質的な見つけ方が無いことから、クライアントの目的を一緒になって考えていくコンサルタントは、常に自身や自身の行動、クライアントについて、「目的は何か」と問い続けなくてはならないと感じています。
もう一点のコミットメントについても、当時面接をしていただいた現会長からのコメントや、創業者の著書にある「駆け出しコンサルタントがベテランに勝る」例として取り上げられており、非常に重要なポイントとしてとらえています。
私自身も部活を始めとした組織運営に携わっていく中で、最も強く意識していたのがこの「コミットメント」でした。自身の人生の多くをその組織のために費やし、組織の成長の可能性を誰よりも信じ、自身に出来得ることは全て行うことを自身の使命として掲げて、組織の運営に参画することを通じ、その組織の一人ひとりのことを好きになり、より彼ら/彼女らのために努力をしていこうという気持ちが醸成されていったことを鮮明に覚えています。

これら2つは、私の志す理想のコンサルタントを目指すにあたり、常に軸としてもっておきたいマインドです。
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今や、本当に天職に巡り合えたなぁ、という感覚で、様々なご縁に本当に感謝をしております。ワークライフ "インテグレーション" の精神で、仕事にもコーチ活動にも、ますます精を出していきたい今日このごろ。

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