記事一覧
プロダクトマネージャーが備えたい妄想力
妄想する?妄想と聞くと、頭の中で何かを想像をすることをイメージしますが、今回はPdM視点でこの妄想について少し抽象的な話を書いてみようと思います。
プロダクトマネージャーを担う中で、目の前の課題を特定して解決していくことはもちろん重要なのですが、それに加えてそのずっと先にある「課題が解決されきった世界」を考えてみることも同じくらい重要なのではと思うようになってきました。
特にプロジェクトをいく
GroqでChatGPTのレイテンシ問題を解決する
はじめに
TimeTreeの予定スキャン機能は、画像からテキストデータを抽出し、自然言語処理モデル(LLM)を介して予定のタイトル、日時、メモ、リンクなどを取得することで、予定の入力を簡単にする機能です。
この機能は、プリントや掲示板の貼り紙などから素早く予定を入力したい場合に便利で、特に家族で利用されているTimeTreeでは、新学期が始まる時期に子供がもらってきたプリントから予定を入力する際
データには現れない使い勝手の負荷を解消する
こんにちは。TimeTree, Inc.でプロダクトマネージャーをやっている吉本です。
使い勝手は細部に宿ると言いますが、その使い勝手の悪さはどう見つけるのでしょうか。使い勝手と聞くとどこか感覚的なことでもあり、データやアンケートからはなかなかそういうものは綺麗な形で現れてきません。
今回、その使い勝手についてそれを発見した経緯や改善までのプロセスを紹介しようと思います。
現在、TimeTr
サービス名やプロダクト名ってどうやって考えるの?
2021年にTimeTree社ではカレンダーシェアアプリTimeTreeの次ぐ2つ目のプロダクトとしてTocalyをリリースしました。その際に考えたサービス名についてプロセスをまとめてみようと思います。
サービス名:Tocaly
読み方:トカリー
はじめにサービスに名前を付けるなんてことはほとんどの人が関わることがないと思いますが、それゆえどこにもその知見は共有されておらず新規プロダクトをやる
Tocaly - 2021年のあゆみ
はじめに
TimeTree, Inc.の初の新規事業であるTocalyプロダクトが昨年一年間でどのようなタイムスパンで動いてきたかを改めて時系列でまとめてみました。プロダクトの変遷と共に書き出してみます。
Tocalyについてご存知ない方のためにTocalyの紹介をさせてもらいます。
Tocalyは日程調整の課題を解決するプロダクトです。日程調整の多くはメールベースでやりとりされているのですが