嶋本勇介

株式会社あしたの寺子屋代表取締役社長・EDUFES北海道実行委員長 | 北海道大学→デロイトトーマツコンサルティング合同会社→北海道へUターン。北海道から、「生まれた環境に左右されることなく、すべての子どもの今と未来をつなぐ」環境づくりを行っていきます。

嶋本勇介

株式会社あしたの寺子屋代表取締役社長・EDUFES北海道実行委員長 | 北海道大学→デロイトトーマツコンサルティング合同会社→北海道へUターン。北海道から、「生まれた環境に左右されることなく、すべての子どもの今と未来をつなぐ」環境づくりを行っていきます。

最近の記事

イベント甲子園のオンライン説明会を終えて。

昨日、イベント甲子園のオンライン説明会を実施しました! 拡散にご協力頂きました皆さん…本当にありがとうございました! 説明会に参加できなかった方も、公式LINEで説明会動画を見てエントリーできるので、ぜひ引き続きご案内ください! ▼公式LINE 協力して下さった多くの方々に説明会の場を伝えるために、昨日感じたことを綴ります。 昨日は、あしたの寺子屋の1年10か月の軌跡を、感じる場でした。 そして、次の僕らの目指す世界の可能性の兆しが見える場でした。 1年10か月の軌

    • 札幌の大学生と教育のアレコレを真剣に対話してみた。@ひむとしまの部屋

      昨晩、2回目となる「ひむとしまの部屋」を開催しました! ひむとしまの部屋って?先月、ひっそりと始めた大学生向けのしゃべり場、「ひむとしまの部屋」。引き続き、札幌のコワーキングスペースDRIVEでひっそりやっています。 毎度、会場を使わせてくれているDRIVEの皆さんには、大感謝です。 当日は、参加した大学生が最近悩んでいること・考えていること・気になっていることをシェアして、それについて、みんなの個人的見解を話し合う、それだけです。テーマは教育に関わるものが、大半です。

      • 自分の価値観に影響を与えた言葉を100個掘り起こすワークショップをやってみた。

        あなたの価値観に影響を与えた言葉ってなんですか? いつも話す定番の話ではなく、自分も普段意識していない、奥の奥にあるものを知りたい。そのために、この質問を100回繰り返すと、どうなるだろう?という実験をしてみました。笑 これは、その実験の長い長い振り返り録です。 自分の100個も、恥ずかしげもなく公開するので、是非よければ読んでみて下さい。興味を持ってくださった方は、一緒にやりましょう。 そもそもどんなワークショップなの?自分の生き方の軸になるようなことや、色々な意思決

        • 「やりたいこと」はとりあえず決めて、「行動習慣」を徹底的に変えれば、「もっとやりたいこと」に出会えるから。

          僕が教育に関わる中で、大事にしたいことがあります。それは、教育業界にいない人たちを教育業界に巻き込んでいくことです。 ということで、あしたの寺子屋の事業には、業界問わずたくさんの人が関わってくださっているのですが、そういった方々から頂いたコメントを自分の中だけにとどめておくのはとっても勿体ない。。。そう思い、こういったnoteを書かせて頂きました。 今回は、あしたの寺子屋と寺子屋の運営者、寺子屋長の出会いとなる研修、「あしたの寺子屋サンカク会議」の設計に関わってくださった

        • イベント甲子園のオンライン説明会を終えて。

        • 札幌の大学生と教育のアレコレを真剣に対話してみた。@ひむとしまの部屋

        • 自分の価値観に影響を与えた言葉を100個掘り起こすワークショップをやってみた。

        • 「やりたいこと」はとりあえず決めて、「行動習慣」を徹底的に変えれば、「もっとやりたいこと」に出会えるから。

          勝手にまとめ記事!5分で分かる、NoMaps EDU2021

          今年もNoMapsが終了しましたね! 昨年度から、事務局の皆さんのご尽力で始まったNoMaps EDU。 今年も勉強になるコンテンツだらけだったのですが、「忙しくて見られなかった!」「そもそも知らなかった!」という方も多いと思いますので、ダイジェスト形式で勝手にまとめ記事でコンテンツを紹介していきたいと思います!本編はYoutubeで無料公開されているので、興味を持ってくださった方は、ぜひチェックしてみて下さい! 人口減少下の高校存続最前線 ~若者が地域で育ち活躍できる学

          勝手にまとめ記事!5分で分かる、NoMaps EDU2021

          「共感」の持つ可能性と危険性。

          最近よく言われる話ですが、「共感」は、経済合理性の外にある複雑な問題を解決していく際にとても重要な要素の一つと思っています。あしたの寺子屋をつくり、広げていく中で「共感」は根底に流れる大事なキーワードなのです。 特に興味を持っている「共感に関わる3要素」がこちら。 ①共感は、一般的 に「認知的共感」と「情動的共感」の2つに、機能的に分けられる。 ・認知的共感・・・他者の心理状態を推論するなどして理性的に正確に理解しようとするもの ・情動的共感・・・他者の心理状態を感情的

          「共感」の持つ可能性と危険性。

          大人が感じて、知って、分かったことを、そのまま伝える場をつくっていきたい。

          こんにちは。 今日も今日とて、あしたの寺子屋のお話を。 今週末は上士幌町を超えて、さらに北海道の東へ。 網走のあたりに、新たな寺子屋づくりにむけて訪問をしていました。 そこで静かなる情熱を持っているステキな大人たちと話しているなかで感じたことを、つらつらと書き記したいと思います。 素敵な方々にたくさんお会いさせて頂いたのですが、市議会議員の近藤さんや流氷硝子館の軍司さんのお話がとっても印象に残っています。 お話の中から、いろんな勉強をさせて頂きました。 「この映画から

          大人が感じて、知って、分かったことを、そのまま伝える場をつくっていきたい。

          楽しくて、悔しくて、胸が締め付けられて、笑顔がこぼれる。そんな10日間の学びの場づくりが終わりました。

          昨年度から関わらせて頂いている、北海道上士幌町の中高生向けの期間限定の学びの場づくり、「夏のまなびの広場」事業を、7/26-8/6で実施して参りました。先生たちのご協力もあり、生徒達は例年の数倍参加してくれ、大盛況でした。 ※昨年のかかわりでの気づきはこちら。 今年は、まちづくり会社さん、NPO法人いきたすさんから事業主体を引き継ぎ、株式会社あしたの寺子屋として初めての受託でした。 昨年度までと立場が変わって、自分のチームで本気で関わることができた現場だったこともあり、す

          楽しくて、悔しくて、胸が締め付けられて、笑顔がこぼれる。そんな10日間の学びの場づくりが終わりました。

          何もかも美しくカテゴリー化された世界からの脱出を。

          ぼくは、美しい構造が好きです。 スーパーの野菜コーナーは、色や葉物・根菜などで"規則的に分かれている"と、買い物かごに入れる順番に悩まなくて便利だし、 書店に行ったら、まずは"フロアマップ"をチェックして、お目当てのビジネス書コーナーに歩いていくし、 TVerだって、"タブ欄"から迷わずバラエティをクリックして、お気に入りの番組をチェックします。 こんな生活感あふれることに留まらず、いまの時代、世界の様々な事象はとても美しく整理され、体系化・カテゴリー化されていきます。

          何もかも美しくカテゴリー化された世界からの脱出を。

          寺子屋には、どこからでも関われる。通過点だった地域が、目的地になる。そんなワークショップの芽ができたという話。

          みなさん、GWいかがお過ごしでしょうか? 巣ごもりでGWを過ごした方々が多かったと思います。 僕はと言いますと、美幌町に行っていました。…オンラインで! 株式会社あしたの寺子屋として、先日こんなプレスリリースを出しました。 弊社では、寺子屋を通して地域間格差を解消する学びの場を全国につくることに留まらず、教育にまつわる様々な価値変容を起こしていきたいと思っています。 その一つが、「世界に開かれた寺子屋運営環境」です。 先日、ある地域の教育に関わるステキな方から「教育

          寺子屋には、どこからでも関われる。通過点だった地域が、目的地になる。そんなワークショップの芽ができたという話。

          この春、教師になりたくて、家庭教師と塾でアルバイトを始めようとしている君へ。

          この春、教師になりたくて、家庭教師と塾でアルバイトを始めようとしている"君"へ。 君は、かつての僕です。 僕は、大学までは教師になるつもりでした。 少しでも早く、黒板の前で上手に授業ができるようになりたくて、 未来の自分の生徒から信頼を得られるようになりたくて、 教員採用試験で不安なく模擬授業できるようになりたくて、 塾のアルバイトを大学1年生から4年生まで夢中でやって、1,000人を超える生徒に対して授業をしました。 僕自身は授業スキルが上がったり、人前でしゃべる

          この春、教師になりたくて、家庭教師と塾でアルバイトを始めようとしている君へ。

          変化を起こす仕事・会議の仕方を考えた時、あしたの寺子屋でも、有期のプロジェクトが自生する「ティール型組織」を改めて目指したくなった。

          何度か、SNSで投稿していますが、今週末「未来の学びフェスinSapporo」というカンファレンスを開催します。オンラインで参加無料なので、「本気で北海道の教育関係者とつながりたい」という想いがある方は、ぜひ参加して下さい! この中で、私は「教育現場を変えていくための、カイギとシゴトの進め方とは?」というセッションを担当しています。下記のようなステキすぎるメンバーの皆さんのモデレーターを務めています。 荒井 優(札幌新陽高校 学校長) 小宮山 利恵子(スタディサプリ教育A

          変化を起こす仕事・会議の仕方を考えた時、あしたの寺子屋でも、有期のプロジェクトが自生する「ティール型組織」を改めて目指したくなった。

          【EDUFES北海道1分解説vol.5】2/24(水) 19:00-20:00 【EDU × MEDI】 運動・学習でのつまづき 子どもへの寄り添い方

          こんばんは! EDUFES北海道2021実行委員長の嶋本です。 今日も、EDUFES北海道2021の各セッションのテーマ設定の背景や、登壇者の方々のプロフィールを書いていきます! 今回は、EDUFESに「MEDICAL」といった福祉や健康に関わるテーマを3つ設けています!これが本当に面白いです。 学びや教育に、とっても福祉や健康のテーマはとっても深く結びつくにもかかわらず、僕自身あまり勉強してこなかったテーマでした。 この機に、ぜひ一緒に学びあいましょう…! この日

          【EDUFES北海道1分解説vol.5】2/24(水) 19:00-20:00 【EDU × MEDI】 運動・学習でのつまづき 子どもへの寄り添い方

          【EDUFES北海道1分解説vol.4】2/23(火) 20:10-21:10 教育の魅力化から考える、 これからのまちの魅力づくりの在り方とは?

          こんにちは! EDUFES北海道2021実行委員長の嶋本です。 今日も、EDUFES北海道2021の各セッションのテーマ設定の背景や、登壇者の方々のプロフィールを書いていきます! 数日前に、高校魅力化についての話を書きましたね。 この高校魅力化が進む中で、「学校を核とした地方創生」、「社会に開かれた教育課程」と地方創生・教育の両面から、学校と地域がつながっていくことの必要性が叫ばれるようになりました。 地域課題解決型学習に取り組むなど、地域資源を活かした特色あるカリ

          【EDUFES北海道1分解説vol.4】2/23(火) 20:10-21:10 教育の魅力化から考える、 これからのまちの魅力づくりの在り方とは?

          【EDUFES北海道1分解説vol.3】2/23(火) 19:00-20:00 ビジネス視点で考える、 明日から学校で出来る働き方改革とは?

          こんにちは! EDUFES北海道2021実行委員長の嶋本です。 今日も、EDUFES北海道2021の各セッションのテーマ設定の背景や、登壇者の方々のプロフィールを書いていきます! このセッションは個人的にずっと「いつかやりたい」と思っていたセッションでした。 学校の働き方改革を、学校以外の専門家と学校の教員でディスカッションするというものです。 そもそも働き方改革や業務改善(Business Process Re-engineering/略称BPR)を、学校の中の人

          【EDUFES北海道1分解説vol.3】2/23(火) 19:00-20:00 ビジネス視点で考える、 明日から学校で出来る働き方改革とは?

          【EDUFES北海道1分解説vol.2】2/22(月) 20:10-21:10 GIGAスクール構想に向けて、 教師と保護者のITリテラシーはどう変わっていくべきか?

          こんにちは! EDUFES北海道2021実行委員長の嶋本です。 今日も、EDUFES北海道2021の各セッションのテーマ設定の背景や、登壇者のプロフィールを書いていきます! 「GIGAスクール」という言葉は聞いたことがありますか? この構想のもと、1人1台のIT端末が配られ、それで学べるようになる世界がもうすぐやってきます。わかりやすい解説は、こちらへ…! 記事にもあるように、文科省からは下記の方針が示されていますね。 1.2023年度までの児童生徒1人1台端末の

          【EDUFES北海道1分解説vol.2】2/22(月) 20:10-21:10 GIGAスクール構想に向けて、 教師と保護者のITリテラシーはどう変わっていくべきか?