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勝手にまとめ記事!5分で分かる、NoMaps EDU2021

今年もNoMapsが終了しましたね!
昨年度から、事務局の皆さんのご尽力で始まったNoMaps EDU。

今年も勉強になるコンテンツだらけだったのですが、「忙しくて見られなかった!」「そもそも知らなかった!」という方も多いと思いますので、ダイジェスト形式で勝手にまとめ記事でコンテンツを紹介していきたいと思います!本編はYoutubeで無料公開されているので、興味を持ってくださった方は、ぜひチェックしてみて下さい!

人口減少下の高校存続最前線 ~若者が地域で育ち活躍できる学校システムとは~

▽勝手にコメントハイライト!▽

2つの学校に共通するのは、学校づくりや学校経営が地域に開かれていること。ただし、スタート時点では、目に見える組織というよりは市民による任意組織のようなカタチでコソコソ動くのも有効なケースもあるので、最初から完璧な形を目指さない。みんなで新しく未来をつくっていくために市民・地域・民間の方々の力を巻き込んでいって、そこに子どもたちの意志が加わっていければ素敵だと思う。

外部の人間は、学校や教員の不安や恐れに付け込むのではなく、お互いに人となりを理解して、人間として仲間になることが大事。全員が正解を分からないことを共有して、納得解を作っていく際には、主体的対話をできるようになる必要がある。この場において、大人たちも迷っている姿を子どもたちにも見せていくことができるのは、教育的な価値もある。

大人たちが魅力的なら子どもたちは町に戻ってくる。だから、学校の授業で地域の大人たちが魅力的である姿を見せていきたいと思っている。子どもたちに過度な期待を押し寄せ、未来を背負わせる前に、まずは大人たちが輝いているか?を対話しあう必要があると思う。

高校教育は変われるのか?!〜普通科高校の改革最前線〜

▽勝手にコメントハイライト!▽

探求の初期に魅力的な学校の外の方と出会えた生徒達は、自走している。どういうタイミングでどういう大人と出会うか?は大事な観点の1つ。一番最初に出会った大人が人間としての魅力にあふれていれば、生徒は自走し始めるので、そういった人を外から連れてくることに全力を注いでいる。

生徒と教員のマインドセットを少しずつ変えていく場面においては、教員も生徒も安心できるので、コンテンツを用意することは大事。一方で、やりすぎると子どもたちが自分でテーマを設定できるようにならないと自走できるようにはならないので、ここのバランスが重要だと思う。

GIGAスクール構想の現在、未来〜これからの日本の教育、学校はどう変わるのか〜

勝手にコメントハイライト!▽

教育分野で語られがちな「対面/オフライン」の二分論はもはや不毛。オンデマンドリアルタイムの組み合わせによる、個別と協働のバランスある学習環境の実現をしていくことこそが、GIGAスクール構想の本質的価値。最上位目標を、最大限楽にする心構えを持ち、目標実現に向け、手段を自由に組み合わせていくことで、DXを実現していく必要がある。

GIGAスクール構想で描いている「学び」とは、「心理的安全性・多くの依存先・個別最適な環境」といった「(まなびの)福祉」を土台として、「夢中なコトに出会い、ハマり、職業を意識する(=シゴト)」ことを通して、夢中なコトを磨くための知識を手にするための行為だと思っている。

今の学校は、「高信頼性組織」か?といった観点で組織を見なおしてみる必要がある。「メンバーそれぞれの謙虚なリーダーシップ」を前提に、「多少の失敗が許される心理的安全性」があり、知識の交換が行われている環境では、メンバーの創造性が発揮されているという研究結果がある。こういった環境に学校運営組織が変化していくことが、本質的には重要だと思う。

自分のワクワクを知り・創る、STEAMな学びのミライ

▽勝手にコメントハイライト!▽

STEAM教育を「理系教育の延長」と考えるのは、非常にもったいない。自分で問いを立てて、実際にスキルで創っていき、他者に発表していくその過程こそがSTEAM教育。STEAM学習と探究学習との違いといった観点では、より実世界に存在するリアルなものを創り上げるところから始まる学びという色合いが強いのが、STEAM教育といった形で理解してほしい。

夢中になるための場をつくるためには、「時間」と「空間」の制約から解放される必要がある。また、これまでの偏差値主義のピラミッドのどこに、才能あふれる子どもたちがいるか分からない。したがって、子どもたちが様々なホンモノに出会う機会を対面/オンラインに囚われずに作っていく必要がある。そうしてサポートによるワクワクする学びの体験を通して、子どもたちのクリエイティブコンフィデンス(創造性に対する自信)も向上していけばいいと思う。

大人と子どもの垣根をつくることこそがナンセンス。子供だって仕事をして良いわけだし、大人も子供も一緒にリアルな課題を中心に据えて学び合える環境が当たり前になればいいと思う。例えば、職員室の会議に子供が参加するとか。仕事は教科書と違って、本物の課題に対面しているからこそ、学び取る内容も多い。そういった環境のなかで、周りの大人たちは、子どもたちから何かお願いされたら、「YES, And」で一緒に考え、サポートする姿勢を大事にしていく必要があると思う。


さてさて、ここまでで、勝手にまとめ記事は終わりになります!
北海道の教育がまた一歩前に進むきっかけになればいいですね!

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