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作ってみた:リーキで2品

▼「学校が休校になって牛乳が余ってしまう!」という悲痛な訴えがTwitter上でなされていました。微力ではありますが,少しでも牛乳を消費できればと思い,スープを作ろうとスーパーに買い物に行ったら実に見事なリーキ(リーク,ポロねぎ,ポワロ)が売られていたので,思わず購入。

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▼写真は2つとも同じものですが,これと,これより一回り小さいリーキを購入し,1本(の4分の3)は輪切りにしてアヒージョ風に,残りともう1本はジャガイモと一緒にスープに。

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▼アヒージョと言っても,ニンニクも唐辛子もアンチョビも使っていませんから「もどき」ではありますが。大きめのスキレット(鉄鍋)に,輪切りにしたリーキを並べ,オリーブオイルと塩少々を入れて温度を徐々に上げていきます。煮立ってリーキが柔らかくなったら,塩水で洗った牡蠣にオイスターソースをまぶしたものを鍋に加え,牡蠣に火を通して完成です。

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▼白ネギと玉ねぎの中間のような感じですが,ネギほど辛味や刺激がなく,火を通すと甘くてとろりとした触感がたまりません。牡蠣も中まで火は通っていますが固くなりすぎない程度にしているので,風味がしっかり残っています。オイスターソースとの相性はもちろんばっちりで,余ったオイルはパンにつけたり,パスタソースとして使います。

▼スープの方ですが,まず,リーキとジャガイモをざく切りにします。今回のジャガイモは鹿児島産の男爵です。

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▼フライパンでバターをたっぷり入れて炒めます。

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▼リーキの甘みを引き出すため,時間をかけてじっくり炒めます。全体がくたっとしたら,水と固形コンソメを入れて柔らかくなるまで煮ます。

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▼ジャガイモがとろとろに煮えたら,ハンディミキサーでペースト状にします。

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▼これをざるで裏ごしし,牛乳と生クリームを加えて味を調えて完成です。リーキの青い部分も使ったので,見た目は「ずんだ」ですね(笑)。

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▼パセリをふって,いただきます。

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▼温かいのもおいしいのですが,冷蔵庫で冷たくするといわゆる「ヴィシソワーズ」になります。もしあれば,コンソメゼリーやクルトンを添えて食べるとまた美味しいはずです。

▼今回,スープに使った使った材料の目安は以下の通りです。参考まで…

〈材料〉10人前くらい?(笑)
 ・リーキ(大きめのもの)…1+1/4本
 ・じゃがいも(男爵)…5個
 ・バター…1箱
 ・固形コンソメ…4個
 ・水…500cc
 ・牛乳…1,000cc
 ・生クリーム…適量
 ・塩…適量



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