見出し画像

ライカ京都店へ行ってみよう

京都へ来る度に(とはいえ3度目ですが)、ライカを訪れている。場所は祇園の花見小路というメインストリート。時によっては舞妓さんや芸妓さんが歩いていたりする通りだ。最初はどこなのか分からずに通り過ぎてしまった。築100年の町屋建築を活かす形でリノベーションされているため、外からパッと見ただけでは分からない。よく見ると入り口の暖簾にライカのロゴがあったりして「お、ここなんだ!」と気が付く場所柄“らしさ”全開の店舗となっている。おしゃれ。


交差する場所

余談中の余談だが、Netflixで配信されている是枝裕和監督のドラマ『舞妓さんちのまかないさん』が日々の癒しだった時期がある。この撮影は実際に祇園周辺で行われたようで、そうした場所も巡ってみたいと思う。今回は時間が足りなくて断念した。さて、「店内に入るとこんな感じです!」という写真は撮影していない。店内を撮影して良いものなのか分からなかったし、すでに多くの方がインターネット上に公開していると思うのでそちらを参考にしていただければ幸いだ。

ライカが誕生したドイツもこの日本も“クラフトマンシップ”という言葉が浮かんでくる国だと思う(今は変わってしまったかもしれないけれど?)。職人芸というか、業というか。特に京都は伝統産業が多いだろうし、世界文化遺産に登録されている貴重な寺社仏閣も多い。そういう意味で、この京都店という存在はとても良いなと思った。2つの国のモノづくりが交わる場所として。外観と違ってモダンな雰囲気があるけれど、町屋建築の梁や柱はそのままの状態で存在している。

「花見小路(はなみこうじ)通り」
「夜の方が見つけやすい?」

往来する願望

京都店のみで販売されている巾着などアクセサリー類も気になるが、最大の関心ごとは某Mシステム(デジタル)の在庫状況だった。恐る恐る店員さんに聞いてみると「・・・今日ならあります」との返答。そこで変な声が出た。東京の2店舗を巡っても無かったのだが、偶然このタイミングで在庫があると。しかし、デモ機を出せる状態ではないそうで実際に触れることは叶わなかった。結果として、購入にも踏み切れずクリーニングクロスを買うのみでお店を後にした。

その他にM11を触らせてもらったり、よく分かっていない私にMシステムのレンズについて丁寧に教えてくださった。決して、というかまったく安い買い物ではないので迷いは出てしまう。それもモノクロームしか撮れないカメラだなんて(核心に迫る)。ちなみにクリーニングクロスは今や京都限定というわけではなく、オンラインストアでも購入可能だ。それでも「京都で買ったんだい!」という強い気持ちを持って使いたい。次にここを訪れる際は、何をぶら下げているだろうか。

「購入したクロスのケース」
「オンラインでも買えるけれど・・・」

これまで

この記事が参加している募集

カメラのたのしみ方

この経験に学べ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?