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ライカM11モノクロームの入院 / 希少なコレクション

ライカM11モノクロームを購入して早2週間。本日2023年11月1日、ライカM11モノクロームは入院しました(悲報中の悲報)。なんとなく、うっすらと知ってはいたのですが所謂“距離計のズレ”といったところです。まさか『続・ライカM11モノクロームとアラサー会社員』を公開する前に、こういう事態になるとは思っていませんで。症状としては、主に無限に近い距離でピントを合わせようとすると二重像が合わない(同じ位置に重なるけれど像が一致しない)といった感じ。


入院

レンジファインダーあるあるの不都合?なのだろうと思う。私はこれが初めてのレンジファインダー機なので「まぁ、こんなものなのかな〜」と思いながら使っていた。しかも、写真を見るとピントが合っていないわけでもない。おそらく、気にしなければ使えてしまうだろうと思う。ただ、少し慣れ始めるとこのズレがじわじわと嫌になってきたので、購入したライカ銀座店さんへ持ち込むこととなった。店員さんに見てもらうと、すぐに2階の修理窓口へ。そこで入院を宣告された。

どうやら軍艦部を開けての修理になるらしい。カメラの開頭手術といったところか(余計)。ゆえに1週間ほど入院するそうだ。特に料金は言われなかったが、買って間もないので無償で調整していただけるのだろうか。確かに、こういうときに正規店で購入する必要性を感じる。何か不都合を感じたらお店で見てもらい、すぐに何らかのアクションへ進む。これが“あるある”ならば、それを見越しての購入検討は必須になりそう。カメラストラップとSDカードのみを持って外へ出た。

希少

偶然にもライカ銀座店の2階、プロフェッショナルストア東京で《第43回「ライツ・フォトグラフィカ・オークション」プレビュー》が開催されていた。ウィーン(オーストリア)を拠点とするオークションハウスが主催する写真関連用品専門のオークションがあるらしい。今年は現地11月24日、25日で開催されるようで、そこに出品される中から約30点の希少なコレクションが来日していた。このプレビュー自体は、本日の13時〜15時までというハードスケジュールでの開催だそうだ。

希少とはいえ、知識のない私ことアラサー会社員にはどれぐらいなのか分からなかった。うちの母が買わない宝石を見る時のように「あら、素敵ね」的なテンションで見回る。会場にはいつも以上に海外の方が多かった。もしや、ライカ本社から来た or 件のオークションハウス関係者だったのかもしれない。とりあえず、特に希少そうなものをiPhoneで撮ってみる。かつてのハリウッドスターであるユル・ブリンナー所有の“ライカMP black paint”が2台。幾らになるのだろうか。

「なんか分からないけれど高そう!」
「おや?」

ライカM11モノクローム、入院前最後の勇姿(撮っただけ)

「“ライツ・フォトグラフィカ・オークション”プレビュー」
「ユル・ブリンナー所有のMP(2台)」

これまで

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