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四流色夜空
2022年11月26日 05:26
文学フリマの会場で、短歌のブース辺りを歩いていてふと表紙が目に留まったので購入。20頁で8篇の65首を掲載。このブースをお二人でやっていらしたが、その二人(笹沼、おしまい)がユニットとして活動されているらしい。 あ、いいな、と思った短歌がいくつかあったので紹介。 この生きることと死ぬことの境を曖昧にする表現に惹かれました。補充は生きるための行為、それはそう、しかしそれは酔うためで、入眠を
2022年11月23日 06:26
文学フリマ東京35で購入。「天国一丁目」、筆者は水庭まみ(@njamena22) 14篇の詩と、20首余りの短歌が収録されています。 詩集なのでページ数は40頁と少なめですが、14の詩の14の世界がいちいち新鮮で、緻密に選ばれたその語彙の連なりが、1篇の詩に充分なふくらみと豊かさとかおりと音を吹き込み、夢の球体のようになっていて、たくさんの夢を通過する、そんな感じの読書体験でありまして、
2022年11月19日 05:52
課題本:「かわいそ笑」(梨、2022年)<導入~ちっぽけなプライド>夜空「こんばんは」かみしの「こんばんは」夜空「かみしのさん、気づいちゃったんですよ」かみしの「おっ、気づきました?」夜空「怖いね……」かみしの「怖いよ?」夜空「生きるって怖いね……笑」かみしの「生きるのが怖いのは、まあそう」夜空「これからもそう?」かみしの「これからもそう。ずっとずっと」夜空「ええ、そん