急に話しかけられて、ヘンテコな気持ちになった話。
バスで急に話しかけられた。
長女(3歳)と優先座席に座っていたが、おばあちゃんが乗ってきたので、席を譲る。あと一駅なので立っとこう。娘と手すりに捕まり体勢を整えていたところに、斜め後ろから白髪のご老人に急に話しかけられた。
急に斜め後ろから話しかけられたもんだからビクついた。どうやら席をゆずったおばあちゃんの旦那さんだった模様。遅れてバスに乗り込んできたらしい。全く気づかなかった。
「はぁ、ありがとうございます」と軽く会釈する。
・・・
引っかかる。
”キティちゃんみたい”がスッと飲み込めない。
・・・
え?ちょっと待って。
キティちゃんみたい?ってなに?
それって褒め言葉?
いや、褒めようとしたのはわかる。けど、おじいちゃんの中で可愛い代表はキティちゃんなの?お孫さんがキティちゃん好きなのかな?にしても、人に対してキティちゃんみたいってのはいかに!?w
思わず、ありがとうの前に「はぁ、」って言っちゃったw。
*
受けが弱いと思ったのかおじいちゃんは、続けて打ってくる。
「・・・はぁ、そうなんですか。。。」である。
・・・
え?ちょっと待って。
名探偵コナンに似ているとは?
え?ご老人、少なくともコナンくんには似てない。。。
・・・
あ、白髪やし、阿笠博士に似てるってことが言いたいのか。あー、確かに似ている
かも。。。
いや、それやったら「名探偵コナンの阿笠博士に似てる」って言ってくれんと。なんのこっちゃワケわからんやん。
・・・
いや、そう言われたとて、だからなんやねん。
阿笠博士に似てるって言われたとて、だからなんやねん。
「きゃーやだー超似てる〜!ウケる〜!」
とはならんよ。
*
話しかけられた長女を見てみる。
口半開きでキョトンとしている。
無理もない。
そもそも斜め後ろから急に話しかけられたし、キティちゃんみたいって言われてリアクションに困るし、名探偵コナンは3歳女児の守備範囲ではない。
*
そうこうしてるうちに降りる駅になったので「失礼します〜」と軽い挨拶をして、その場を後にした。
バスを降りる。
バス停から家までの道で長女と会話をする。
*
なんやろう。。。
いや、別に話しかけてくるのは構わんし、可愛いといってもらってるので、ありがとうございます〜って感じなんですが、急にこられたらびっくりする。
せめて、死角からくるのはやめよw。
話しかける前に、ニコニコ〜ってしてくれるとかさ。優しく話しかけてきそうオーラを少しでも醸し出してくれたら、こっちとしてもすんなり会話できるのに。。。
急にゼロ距離でこられたら、びっくりしちゃう。
「目くりくりやね〜」とかなら大丈夫やけど、「〜みたいやね」ってのは、反応に困るパターンあるし。。。
*
ちょっとした匙加減でほんわかエピソードもヘンテコエピソードになりうるなぁ。。。
なんてことを思う35歳パパなのであった。
・こぼれ話
こちらが受けた印象と違い、おそらくご老人は、ほんわかムードだっただろう。可愛い女の子だったなぁ〜なんて思ってただろう。多分、ご老人は変な人ではなかったものの、なんやろう。。。
こういうのって、地味にモヤっとするんだよな〜w。
・最後に一曲
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