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結婚を意識するようになったのは、ファストパスしなかったから。

嫁(当時彼女)とユニバ。
ド庶民の我々、ファストパスを買わず挑んだ。

ド庶民に容赦のないユニバ。
アトラクションに2時間待ち上等。


当時はコロナ前なのでソーシャルディスタンスもなかった時代。そんな中で長蛇の列に並ぶ。

いろんな話をするが、次第にネタも尽きる。


ここからよ。
話のネタがなくなってからが本番よ。


ネタを現地調達するしかない。何かおもろいことを探して、その場で会話を創作していく。


人間観察。



他人を観察して、違和感で遊ぶ。何か引っかかるところを探しては、勝手にツッコんでこちらで遊ぶ。

「あのカップル、ずっとスマホ触ってる。。。」
「あのカップル、さっきまでは手をぎゅーっと繋いでたけど、さすがに手、離したなぁ」
「あの男子5人組、1人だけ全然気持ち乗り切れてない人いるなぁ。。。今日大丈夫かなぁ。。。まだ、午前中やけどなぁ。。。」
「あの男女5人組、男1人余ってるなぁ。。。」
「あのおっさんとオバハン、不倫っぽいな〜。・・・いや、不倫やろうな〜」

ほんと余計なお世話



趣味悪いのは大いに認める。
けど、こんなもん楽しんだもん勝ち。
どんなものでもネタにして2人で調理する。
会話という名の料理を楽しむ。

悪口ではないけど、悪口の10m手前みたいなことを言い合う。グレーの笑いを一緒に楽しむ。言い過ぎのときは、どちらかが「それ悪口やで」といなす。そんなこんなで何やかんやで時間は過ぎる。



で、気づく。

この人となら結婚しても何とか仲良くやっていけるやろうなぁ。。。


ユニバでの待ち時間を喧嘩なく、楽しく過ごせたとき。

黒い笑いの価値観が似てると気づいたとき。

なんとなく結婚を意識し出すようになりました。



結婚した今でも待ち時間、手持ち無沙汰の時間ってある。そんなときにダラダラと何の生産性もない会話をして、勝手に楽しみ勝手に盛り上がる。


渋滞なんて最たる例。
ずっと動かんくても車内楽しく過ごしたい。

イライラしても横で一緒にイライラされたら堪らん。「イライラするなよ〜」とどちらかが水ぶっかける。

で、何かおもろそうなことを見つけてキャッキャする。



日常、ずっと一緒にいるねんもん。
どうでもいいことをネタにしていかな楽しめへん。
良いことも悪いこともネタにする。

・・・

ま。

そんな話を書いてみました。


・こぼれ話

良いことばかりいう人は信用できひん。良いことの価値観が合うよりも悪口の価値観が合ってる人の方が仲良くなれるし、結婚相手にもそっち求めた方がいい。

これ、大物女性漫才コンビのRさんの受け売り。

「悪口の価値観、ライン、悪い笑いのセンスみたいな部分が似てないと結婚生活しんどい」みたいなことをラジオでおっしゃてて、当時25,6の僕にむっちゃ刺さりました。


・最後に一曲


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