【振り返り②】Xデザイン学校での学び -ユーザーインタビュー-
2回目のXデザイン学校に行ってきたので、振り返りをしてみる。
振り返りは、職場での学習におけるコルブの経験学習サイクルにおいても「内省」が重視されているし、「学びや成長」という過程においては外せない観点。
▽講義の中でやったこと
・おとなの学びの原則
・基本的な知識や考え方のインプット
-インサイドアウト/アウトサイドイン
-定性インタビュー
・実際のヤフーの社員の方に定性インタビューを実施。
・インタビューを元に、企業のビジョンAS-IS TO-BEの作成、リーンキャンパス作成
▽何を学んだか
①ヤフーのビジネスモデル
価値提案:検索プラットフォーム/コマース事業/幅広いサービス提供を
加えることで社会インフラとなる幅広い事業を行なっている
戦略 :ヤフー生活圏の中で、ポイントを獲得〜消費することで
消費者をロックすることを目指す
収益 :検索プラットフォーム事業は広告費、EC事業はストア手数料
リソース:SBの巨大な資本とトップダウンがなせる大胆な施策実行力
上記ができる意思決定基盤
一方で、各プロダクトを超えたソリューション創出には課題
②自分の思考の偏りに気づけた。
-普段はアイデアの着想から定性インタビューを行って〜という流れが
多く、インサイドアウトの視点が不足しがちだと気付いた
-企業の経営者の想い、社員の想い、社会に対する意味や役割などを
踏まえるとアウトサイドイン(ユーザ体験型)のみの着想に陥らない。
▽今後への学び
①企業の差異をもっと解像度高く、構造的に見ることができそう。
普段、使っているサービスについてリーンキャンパスを想像しながら使ってみると面白いかも。なぜグーグルではなく、ヤフーを使うのか。なぜ、楽天ではなく、アマゾンを使うのかなど。
②アウトサイドイン/インサイドアウト両方の視点を持つ。
UXと企業ブランドの両面を実現するが、「矛盾すること」を見つける意識でアイデアを考える。
▽反省(モヤモヤ)
ワクワクするような発想がなかった。ユーザが利用する文脈でのイメージまで落とせなかった。リーンキャンパスを埋めていくという作業をするとどうしても理屈っぽい発想になっていたのが反省点。自分のスタンスの問題だったのかもしれないが、リーンキャンパスをいきなり埋めるというのも無理があったなと感じた。新しいアイデアを考えた上での整理や既存のビジネスモデルの整理には使えるが、ビジネスモデルそのものを生み出す時には、あまり向かないのかもしれないと感じた。
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