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裏金議員を石破自民党が公認しない、比例重複を認めないって事で騒ぎになってるが

裏金議員の一覧を日テレニュースが掲載している。

5154万円 大野泰正(安)参議院議員【使途】 お話しすることはできない
4826万円 池田佳隆(安)衆議院議員【使途】 -
4355万円 谷川弥一(安)元・衆議員議員【使途】 4355万円は「使わなかった」。
3526万円 二階俊博(二)衆議院議員【使途】 -
2954万円 三ツ林裕巳(安)衆議院議員【使途】 同僚議員のパーティー会費、交通費、自動車リース代、議員・有識者との会合費
2728万円 萩生田光一(安)衆議院議員【使途】 国会議員・外国要人・マスコミ等との会合、出張時の政務活動費
2403万円 山谷えり子(安)参議院議員【使途】 使わず事務所内に留めていた
2196万円 堀井学(安)衆議院議員【使途】 事務所経費や会合参加費
2057万円 橋本聖子(安)参議院議員【使途】 政務活動費
1926万円 武田良太(二)衆議院議員【使途】 -
1860万円 中根一幸(安)衆議院議員【使途】 公式な会合後の懇親会や交通費、秘書の判断で使用
1817万円 平沢勝栄(二)衆議院議員【使途】 -
1746万円 簗和生(安)衆議院議員【使途】 政治活動費
1608万円 林幹雄(二)衆議院議員【使途】 -
1564万円 杉田水脈(安)衆議院議員【使途】 事務所経費や会合費など
1542万円 世耕弘成(安)参議院議員【使途】 政治活動費
1482万円 宮本周司(安)参議院議員【使途】 回答待ち
1408万円 宗清皇一(安)衆議院議員【使途】 一切の支出なし
1289万円 菅家一郎(安)衆議院議員【使途】 回答待ち
1254万円 福井照(二)元・衆議員議員【使途】 事務所の経費
1240万円 小田原潔(安)衆議院議員【使途】 回答待ち
1182万円 長崎幸太郎(二)元・衆議員議員 山梨県知事【使途】 使わず事務所で保管
1070万円 衛藤征士郎(安)衆議院議員【使途】 人件費・交通費・事務所費
1051万円 松野博一(安)衆議院議員【使途】 国会議員や有識者との意見交換会合費など
1019万円 高木毅(安)衆議院議員【使途】 会食費や交通費など
994万円 大塚拓(安)衆議院議員【使途】 未使用(金額は自民党調査による)
990万円 和田義明(安)衆議院議員【使途】 人件費・事務所費など
896万円 柴山昌彦(安)衆議院議員【使途】 使わず事務所で保管
876万円 堀井巌(安)参議院議員【使途】 現金で管理
836万円 関芳弘(安)衆議院議員【使途】 使わず事務所で保管
822万円 丸川珠代(安)参議院議員【使途】 使わず口座で管理
819万円 馳浩(安)元・衆議員議員 石川県知事【使途】 政治活動に必要な旅費や通信費など事務所経費
818万円 羽生田俊(安)参議院議員【使途】 主に会合費などの政治活動費に使用
774万円 岡田直樹(安)参議院議員【使途】 世論調査の費用など
660万円 吉野正芳(安)衆議院議員【使途】 政治活動費
648万円 加田裕之(安)参議院議員【使途】 いずれ派閥事務局に納付することを念頭に全額を事務所にて保管
623万円 尾身朝子(安)衆議院議員【使途】 備品・消耗品費
584万円 末松信介(安)参議院議員【使途】 政治活動費
564万円 細田健一(安)衆議院議員【使途】 全額選挙区支部へ振り込み政治活動費として使用
560万円 山田宏(安)参議院議員【使途】 政治活動費および経常経費(電話取材)
554万円 西村明宏(安)衆議院議員【使途】 事務所で保管
544万円 高鳥修一(安)衆議院議員【使途】 250万円は政治活動費、残りは事務所で保管
476万円 下村博文(安)衆議院議員【使途】 使わず口座で管理
420万円 根本幸典(安)衆議院議員【使途】 政治活動費
411万円 西田昌司(安)参議院議員【使途】 パーティー券購入費用
378万円 石井正弘(安)参議院議員【使途】 分離保管し一切使用せず
369万円 義家弘介(安)衆議院議員【使途】 回答待ち
368万円 若林健太(安)衆議院議員【使途】 落選期間中に事務所経費などに使用
348万円 亀岡偉民(安)衆議院議員【使途】 回答待ち
318万円 上野通子(安)参議院議員【使途】 事務所経費
309万円 杉謙太郎(安)衆議院議員【使途】 回答せず
306万円 佐藤啓(安)参議院議員【使途】 事務所費用・備品購入など
282万円 森雅子(安)参議院議員【使途】 回答待ち
280万円 江島潔(安)参議院議員【使途】 組織活動費
280万円 鈴木英敬(安)衆議院議員【使途】 1円も支出せず、全額保管
268万円 赤池誠章 (安)参議院議員【使途】 一切何にも使わずに保管
240万円 吉川ゆうみ(安)参議院議員【使途】 回答待ち
236万円 木村次郎(安)衆議院議員【使途】 事務所で必要な経費に使用
234万円 塩谷立(安)衆議院議員【使途】 事務所経費や交通費など
230万円 青山周平(安)衆議院議員【使途】 使用することなく保管
214万円 太田房江(安)参議院議員【使途】 全額政治活動に使用
204万円 松川るい(安)参議院議員【使途】 使わず事務所で保管
196万円 稲田朋美(安)衆議院議員【使途】 未使用
188万円 谷川とむ(安)衆議院議員【使途】 全額事務所で保管し支出せず(6年間では238万円)
184万円 佐々木紀(安)衆議院議員【使途】 回答待ち
178万円 井上義行(安)参議院議員【使途】 人件費など
168万円 井原巧(安)衆議院議員【使途】 一切手をつけていない
161万円 宮内秀樹(二)衆議院議員【使途】 将来が心配で事務所に保管
140万円 宮澤博行(安)衆議院議員【使途】 政治活動費、団体の年会費
118万円 北村経夫(安)参議院議員【使途】 個人の勉強会の収入として全額計上
116万円 長峯誠(安)参議院議員【使途】 人件費や通信費など事務所経費
100万円 西村康稔(安)衆議院議員【使途】 個人の政治資金パーティーの収入の一部として計上
100万円 野上浩太郎(安)参議院議員【使途】 事務所にそのまま残っていた
98万円 福田達夫(安)衆議院議員【使途】 回答せず
84万円 越智隆雄(安)衆議院議員【使途】 回答待ち
80万円 衛藤晟一(安)参議院議員【使途】 -
76万円 山田美樹(安)衆議院議員【使途】 回答待ち
70万円 小森卓郎(安)衆議院議員【使途】 使わず事務所で保管
68万円 田畑裕明(安)衆議院議員【使途】 事務所にそのまま残っていた
60万円 鈴木淳司(安)衆議院議員【使途】 事務所で保管
58万円 山本順三(安)参議院議員【使途】 使わず事務所で保管
58万円 酒井庸行(安)参議院議員【使途】 パーティーノルマ分として全額支出
26万円 石田昌宏(安)参議院議員【使途】 回答待ち
22万円 高橋はるみ(安)参議院議員【使途】 回答待ち
14万円 藤原崇(安)衆議院議員【使途】 政治活動費
12万円 宮下一郎(安)衆議院議員【使途】 パーティー収入として記載も、派閥の指導で寄付に項目を変更(金額は自民党調査による)
10万円 加藤竜祥(安)衆議院議員【使途】 使わず事務所で保管
4万円 山崎正昭(安)参議院議員【使途】 4万円は派閥からの報告額。還流の意図はなく使途不明

統一教会とかかわりのあった議員らはこちらにリストがある。

■旧統一教会および関連団体への選挙支援の依頼、および組織的支援、動員などの受け入れ

<衆院>斎藤洋明

<参院>井上義行

■選挙におけるボランティア支援

<衆院>岸信夫▷木村次郎▷熊田裕通▷斎藤洋明▷坂井学▷高鳥修一▷田畑裕明▷田野瀬太道▷中川貴元▷中村裕之▷深沢陽一▷萩生田光一▷星野剛士▷若林健太

<参院>北村経夫▷小鑓隆史▷船橋利実

■「旧統一教会および関連団体からの寄付やパーティー収入で寄付もしくはパーティー収入あり」のうち、政治資金規正法上、要公開の対象議員

<衆院>石破茂▷下村博文▷高木宏寿▷山本朋広

■「旧統一教会および関連団体に対する会費類の支出」のうち、政治資金規正法上、要公開の対象議員

<衆院>青山周平▷池田佳隆▷伊藤信太郎▷伊東良孝▷井上信治▷上野賢一郎▷大岡敏孝▷奥野信亮▷小田原潔▷鬼木誠▷加藤勝信▷神田憲次▷木村次郎▷高木啓▷高木宏寿▷武田良太▷田畑裕明▷寺田稔▷中川郁子▷萩生田光一▷平井卓也▷平沢勝栄▷松本洋平

<参院>上野通子

■旧統一教会主催の会合への出席

<衆院>逢沢一郎▷上杉謙太郎▷木村次郎▷柴山昌彦▷萩生田光一▷穂坂泰

<参院>磯崎仁彦▷井上義行▷三宅伸吾▷森雅子

■旧統一教会関連団体の会合への出席

・議員本人出席で講演

<衆院>赤沢亮正▷甘利明▷石破茂▷伊東良孝▷大岡敏孝▷小田原潔▷北村誠吾▷木原稔▷佐々木紀▷谷川とむ▷中谷真一▷中山展宏▷古川康▷宮沢博行▷務台俊介▷山際大志郎▷義家弘介

<参院>井上義行▷猪口邦子▷衛藤晟一

・議員本人出席であいさつあり

<衆院>逢沢一郎▷赤沢亮正▷東国幹▷池田佳隆▷石橋林太郎▷石原宏高▷石原正敬▷伊東良孝▷稲田朋美▷井林辰憲▷井原巧▷大岡敏孝▷尾崎正直▷小田原潔▷鬼木誠▷菅家一郎▷神田憲次▷北村誠吾▷工藤彰三▷熊田裕通▷国場幸之助▷小寺裕雄▷小林茂樹▷小林鷹之▷小林史明▷坂井学▷佐々木紀▷柴山昌彦▷島尻安伊子▷鈴木馨祐▷関芳弘▷高木宏寿▷高鳥修一▷高見康裕▷武田良太▷武村展英▷谷川とむ▷田野瀬太道▷田畑裕明▷塚田一郎▷土田慎▷土井亨▷中川貴元▷中川郁子▷中曽根康隆▷中西健治▷中根一幸▷中野英幸▷中村裕之▷中山展宏▷西野太亮▷萩生田光一▷鳩山二郎▷平井卓也▷深沢陽一▷古川康▷細田健一▷宮内秀樹▷宮崎政久▷宮沢博行▷務台俊介▷宗清皇一▷村井英樹▷盛山正仁▷保岡宏武▷柳本顕▷山際大志郎▷山田賢司▷山本朋広▷若林健太

<参院>青木一彦▷生稲晃子▷石井浩郎▷井上義行▷猪口邦子▷上野通子▷臼井正一▷江島潔▷加田裕之▷加藤明良▷北村経夫▷古賀友一郎▷小鑓隆史▷桜井充▷佐藤啓▷高橋克法▷豊田俊郎▷永井学▷船橋利実▷星北斗▷舞立昇治▷三宅伸吾▷森屋宏▷山本順三▷若林洋平▷渡辺猛之(敬称略)

■旧統一教会関連団体の会合に議員本人が出席であいさつ

<衆院>青山周平※▷石井拓▷今村雅弘▷奥野信亮※▷木原誠二

<参院>比嘉奈津美

※は9月8日時点で別の接点で公表済

■旧統一教会主催の会合に出席

<衆院>平井卓也▷山本朋広

<参院>江島潔

※3人はいずれも9月8日時点で別の接点で公表済(敬称略)

裏金議員リストと統一教会との接点リストを照合し、両方に共通する人物をAIに列挙させたら、下記のようになった。

池田佳隆
萩生田光一
武田良太
中根一幸
平沢勝栄
小田原潔
柴山昌彦
菅家一郎
高鳥修一
下村博文
義家弘介
若林健太
上野通子
佐藤啓
森雅子
江島潔
木村次郎
青山周平
谷川とむ
佐々木紀
井上義行
北村経夫
宮内秀樹
宮澤博行

知っていると思うが、自民が公表したリストよりも、実際に統一教会と接点のあった議員は多い。かなりの漏れがある。その点まで踏まえると、裏金議員の大部分は、統一教会との繋がりがあったと考えてよいだろう。

裏金問題を起こした自民党候補に公明党の推薦が出るわけがなく、創価学会側は「学会員を説得できない」「納得させられない」と言って学会票を裏金問題を起こした候補に流す事は拒否して来るだろうし(というよりこんな問題起こした人に票を入れるのは誰だって嫌だよ)、仮に創価学会側が立憲民主党と話をつけていて、裏金問題を起こした候補が擁立される選挙区では野党候補に学会票を流すとの密約をしているとすれば、どう考えても野党候補が勝つ。

『石破首相は自民党のいわゆる裏金議員の衆議院選挙での扱いをめぐり、旧安倍派の幹部ら少なくとも6人を非公認とし、裏金議員については比例代表での重複立候補は認めない』、『非公認よりも重い党員資格停止の処分を受けた下村博文氏、西村康稔氏、高木毅氏の3人』と『非公認よりは処分が軽かったものの、党の役職停止1年間の処分が続き、政治倫理審査会に出席していない萩生田光一氏、平沢勝栄氏、三ツ林裕巳氏の3人』は公認しないと言っているのだから、裏金問題を起こした候補の大部分は、小選挙区で落選して、重複が認められない事で完全落選となり、政界引退に追い込まれる可能性が高い。

自民党の正常化が急速に進む可能性も出てくるので、その事自体は喜ばしい事だし、また、統一教会による国家支配が崩壊する可能性も出てくるので、この点も非常に素晴らしい話なのだが、今度は逆に、創価学会の国会支配力、内閣支配力、自民党支配力が今以上に協力になり、創価学会による国家の間接支配体制がより強固になるという地獄絵図が展開される。

しかも、これは単純な数字の話だが、仮に上述のような形で自民党が裏金問題を起こした候補を情け容赦なく突き放し、小選挙区での当選者が2021年比で50名以上減った場合、比例が同じ程度の議席と仮定しても獲得議席が211まで大きく後退する。比例で数を大きく減らせば、下手したら200を割り込む可能性もある。今回は公明も不調で30議席を下回ると見られるので、自公の過半数割れは回避できたとしても、安定多数を確保できるかどうかは怪しい。無論、両党の負けが酷ければ、自公で過半数割れもあり得る。

立憲民主党は日本維新の会、国民民主党と共同で、裏金問題を起こした議員を潰しに行っているようだし、そこには公明党・創価学会の影もちらついているので、仮に自公過半数割れになったら、公明党が自民党との関係協力を解消し、野党側につくという密約があるのかも知れないし、逆に、野田佳彦氏が代表で、バックに小沢氏が控えている事実上の第二新進党のような格好になっている立憲民主党なので、公明党と創価学会が接着剤となる形で、自公立の大連立を組む構想があるのかも知れない。

野党側から見ても、仮にこの衆院選がきっかけで立憲民主党や国民民主党、日本維新の会が連立を組んで政権を取れる可能性が出てきたとしても、参議院ではまるで議席が足りていない為、参議院に27名もの所属議員を抱える公明党との連立は不可避だ。結局野党は政権を取ろうとしたら公明党と組むより他にない。そういう点でも、立憲民主党が公明党や創価学会とのパイプを構築しているのは当たり前の話に過ぎず、寧ろ、本気で政権を取ろうとしたら、そうするのが自然な流れであり、現在の公明党や創価学会との繋がりのある議員らが党の役員として名を連ね、キーパーソンとして登場してきているのは、必然でしかない。

どちらに転んでも公明党と創価学会は与党の地位を維持するし、非常に都合がいいシナリオで、創価学会による国の間接支配は継続が確定している。

創価学会の被害に遭っている人達は、一体、いつまで被害に遭い続けなければならないのだろうか。また、泣き寝入りし続けなければならないのだろうか。

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