ある日突然、夫が適応障害になりました㊻~虫からの学び(食品ロス)~
30代小学校教師の夫の日記を紹介します。
適応障害やうつなどの心の病で苦しんでいる人や旦那さんだけでなく、
家族がおられる方々にも、ぜひ読んでいただければ幸いです。
私の家族は、親戚のご厚意でお米をいただいている
そのお米は、できるだけ農薬を使わずに作っているため、とても美味しい
ある時、お米の入った袋を開けると虫がついていた
私は、今までこんな経験をしたことがなかったため、非常に驚いた
「お米を捨てるかどうか」を妻と相談していると
娘と息子がやってきて、その虫を興味深そうに見ていた
私は子どもたちの様子を見ていて
とりあえず、虫について一緒に調べることにした
虫の正体は「コクゾウムシ」であった
象の鼻のような長い口があることが特徴とのことだ
そのことを娘や息子に説明すると
「かわいい」や「家で飼いたい」と言ってきた
どんな生き物にも、優しく接する娘と息子に感動した
今は、コクゾウムシを袋に入れて、家で飼っている
娘と息子は真剣にコクゾウムシを観察している
虫がついているお米は、商品としては、問題であるかもしれない
しかし、見方を変えてみると
「虫が食べたいと思うほど、美味しいお米」であり
コクゾウムシを調べることで「子どもたちの新たな学び」にもなった
私と妻は
「コクゾウムシを取り除けば、お米は食べられる」という結論に至り
今もそのお米は、丁寧に洗ってから、炊いて食べている
世の中は、「大量生産大量消費」が主流であるが
「今ある物に目を向け、向き合う」という思いを
家族みんなで大切にしていきたい
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最後までお読みいただきありがとうございました!
夫の日記を通して、少しでも適応障害で苦しんでいる方の励みになれば幸いです。
これからも記事を発信し続けていきますので、よろしくお願いします♪