これからはどの産業に着目すべきか【第三の波 2】
こんにちは、よき日々が続いていますが、黄砂で車が毎日汚れるので萎えているやうたです。
さて、今日は以前の記事で取りあげた「第三の波」を読んで思ったこと、特に「エネルギー」と「科学産業」について書きます。(「第三の波」の定義については下記参照ください)
今までの工業化社会は、膨大なエネルギーを使って、目覚ましい科学技術の発展を遂げました。膨大なエネルギーを使うことを前提としているので、既存の石油や石炭なでの化石燃料やウランやプルトニウムなどの核燃料が消費され、地球の環境はどんどん汚染されていきます。燃料は有限であり、いつかはなくなってしまうものであり、使い尽くす前に価格が高騰して安易に手を出せないものになるでしょう。環境問題は深刻で、もうこれ以上は限界だというところまできています。
そういえば、コロナで世界中が外出自粛したことによって、地球全体の環境は改善されたらしいですね。たぶん、このコロナをきっかけとして「第三の波」はいっきに押し寄せてくるでしょう。
「第三の波」の社会は、一回きりの大量のエネルギーを使う産業ではなく、再利用可能な省エネな産業が台頭してきます。筆者が述べる飛躍する産業は「エレクトロニクスとコンピュータ」「宇宙」「深海」「生物学・遺伝子」です。
下記は先日のニュースですが、「生きたコンクリート」なるものができたそうです。
一般的なコンクリートは生成過程で、世界の二酸化炭素排出の6%を占めているそうです。それが、勝手に増えていくとなると、エネルギー問題も解決されます。まさに、「遺伝子」を応用した産業ですよね。
今までの産業構造では、長時間、反復作業、規格製品、高度集中管理が必要不可欠でしたが、これからの産業は「個性化」し、「非同時化」し、「適正規模化」されます。
これらの動きは、社会全体を覆って行くため、時間が区切られ、全員が制服を着て同じ勉強をしている学校のニーズは無くなって行くでしょう。