見出し画像

成功への土台作り:スキルの前に整えるべき『マインドの絵』

マインドの絵とは?

今回は、『マインドの絵』を書き換えようというテーマです。
『マインドの絵』???なんのこっちゃ???
と感じる方も多いのではないでしょうか?
その言葉の定義とメリットについて極力シンプルにお話したいと思います。

まず、『マインドの絵』とは以下のような意味です。
・【マインド】:あなたの深層心理(あなたの本当の心)
・【絵】:あなたが自分に対して描いているイメージ
つまり、『マインドの絵』とは、
あなたが潜在意識の中で描いている自分のイメージのことです。

イメージが良い・悪いかを話ではありません。
大事なことは、
あなたの『マインドの絵』が理想を実現するのに相応しいものであるかどうかです。

コーチングのメリットは何ですか?という質問を受けた時には、
私は、「『マインドの絵(≒自分のイメージ)』を描き替えることですよ!」とお答えするようにしています。
それ位、『マインドの絵』は重要なものなのです!!

自己認識の確認

本題に入る前に、いくつか質問させてください。
・あなたは、自分をどのような人だと認識していますか?
・あなたは、自分の理想の未来を実現する自信はありますか?(10点中何点)

例えば、
会社の新任のマネージャーのあなたが、10名のメンバーの組織を牽引して、新しいビジョンを実現するようなリーダーになるという理想を描いたとします。
しかし、あなたの潜在意識(マインド)が、「私はまだマネージャーになったばかりだ、メンバーから信頼を得るのは難しい」という絵を描いているしたら、どうなるでしょうか?

答えは明確です。
十中八九、あなたは理想のリーダーにはなれないでしょう。
それどころか、自分の弱い部分が現実化して、メンバーが離反し、組織が崩壊する可能性すらあります。

未来に対する自信

現時点で、理想のゴールを達成するスキルや経験が備わっているかは関係ないのです。(この考え方は極めて重要です!!)

言葉は汚いですが、スキルや経験は、可能な限り最短距離で学びと経験を深めていきましょう!!という類のものです。
(必要なケースは、あなたの状況に合わせて具体的なアプローチについてご相談の乗ることも可能です)

スキルや経験云々の前に、
理想の未来を実現できるという「未来に対する自信」がより重要なのです。
これをコーチング用語では「エフィカシー」と呼びます。

『マインドの絵』の書き換え方法

では、どのようにして『マインドの絵』を書き換えればいいでしょうか?

まずは、理想のゴールを設定しましょう。
理想がなければ、モノゴトを前に進めていくいくエネルギーは湧いてきませんよね。
まずは、自分の心からやりたいと思うことを考えてみてください!

例えば、
「2年後までに50人のメンバーを巻き込んで、会社に大きな影響を与えるようなビジョンを推進できるリーダーになる!」
いうようなものです。

次に、その中で自分がどのような役割を果たしているか、
理想を描いているイメージを強く想像してみてください。

あなたがリーダーとして活躍しているイメージです。
そのイメージを言語化して文章にしてください。その文章を、理想としているリーダーになった時の気持ちで読んでみるのです。

そして、このプロセスを毎日繰り返してみてください。
継続することで、
あなたの『マインドの絵』が変わっていき、
理想を実現できる心からの自信を出来上がってくることを実感できるはずです!!

本日は、かなり簡略して書きましたが、
正直なところ、『マインドの絵』の書き換えのプロセスはもう少し奥深く、上手く進めるためにコツが必要です。
改めて、記事にしますね!!

私の経験

少しだけ、私の経験を話させてください。
昔の私は自分に自信がないタイプでした。
人前に弱く、順序だった話が苦手で、ましてやビジョンを立ててメンバーを巻き込むなんてことには、自分から手を上げるタイプではありませんでした。
30歳を過ぎて海外留学にしたときも「英語が苦手」・「良い発言なんかできない」というようなネガティブな『マインドの絵』が占めており、クラスでも手を上げて発表することすらできませんでした。。。
(一部のクラスメイトからはダメな日本人と思われていたかもしれません。笑)
つまり、
『マインドの絵』は、ほぼ濡れた紙のように薄く弱々しい状態でした。

しかし、35歳の時に、
どの組織にいてもビジョンを持って組織を牽引できるリーダーになると決意して、『マインドの絵』を書き換えることを繰り返しました。
現在もそのゴールに向かって進んでいる最中ですが、そのタイミングを境に、私は確実に変わったと思います。必要となる知識や経験もこのタイミングを期に自然と身についてきたのです。
(海外留学は、私は変わらなければならいという気づきを与えてくれてくれた点において、とても貴重な経験だったと考えています。)

理想を持って大きく考えよう!!

私は、未来のキャリアの在り方に悩んでいたり、リーダーシップを磨いて影響力を高めたいう方(特に20代後半から30代のビジネスパーソン)から、ご相談をいただくこと多々あります。

これらの方々の話を伺うと、『マインドの絵』が整っていない状態で、
ご自身のスキルや経験、もしくは組織の人間関係のみに視点が向かっていることが多いのです。

これらも重要なのですが、
まずは『マインドの絵』を整えることが先決なのです。
(しつこいようで恐縮です)

サッカーのクリスティアーノ・ロナウド選手や、野球の大谷翔平選手の『マインドの絵』を想像してみてください。
おそらく彼らの『マインドの絵』は、「自分は世界一の選手に相応しい」という絵になっているはずです。
彼らが世界のベストプレイヤーの一角でいるのは、技術や経験だけでなく、土台となるマインドがしっかりしているからです。

我々の個人のライフキャリアやリーダー人材としての成功も同様です。
自分の理想のゴールを決め、それと並行してゴールを実現する『マインドの絵』を磨くことが欠かせません。

今日は、『マインドの絵』の重要性についてお話ししました。あなたは可能性に満ち溢れています。

これからどんな人生やライフキャリアを送りたいのか、どんなリーダーになって牽引したいのか、自分の可能性を自由に描いてください。
そして、それに合わせて『マインドの絵』を書き換えていきましょう。

あなたが理想のゴールを達成できる自信を持つことで、毎日が心地よく充実した日々に変わります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?