【シリーズ・維新の不祥事】 維新『柴田巧』参院議員が告発される。寄付金の虚偽記載疑い。
「日本維新の会」の柴田巧参院議員(61)=比例=が、政治資金収支報告書に虚偽の記載をし、政治資金規正法で禁止されている「政治活動に関する寄付」を受け取ったなどとして、神戸学院大の上脇博之教授が17日までに、同法違反容疑で柴田氏と後援会の会計責任者らの告発状を富山地検に提出した。
(⇧「え、お金ですか?大好きですよ!」と微笑む「維新」の柴田巧)
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告発状によると、柴田氏は2019年参院選の際に政治団体「柴田巧連合後援会」から選挙関係費として約595万円の寄付を受け、参院選直後に収支報告書を提出。20年4月に587万円を削除する訂正報告書を提出した。
政治資金規正法は、国民が政治活動の資金の流れを監視できるよう、政治団体に年に一度、収支の報告を義務付けています。
また、個人や企業、政治団体の寄付行為を規制していて、このうち「後援会」については、公職の候補者への選挙運動費用以外の寄付を禁じています。
また、告発では、後援会と柴田議員が代表を務める政党支部の収支報告書に合わせて232万円の寄付が記載されておらず、政治資金規正法違反にあたるとしています。
上脇教授は、柴田議員らを富山地方検察庁に、ことし2月に告発し、地検は、先月13日に受理して捜査を始めています。
上脇教授は、後援会が柴田議員に寄付した587万円について、2019年の参議院選挙での選挙運動費用収支報告書の訂正内容と、翌年提出された後援会の政治資金収支報告書の記載内容のつじつまが合わず、選挙費用についての疑念も生じるとしています。
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【神戸学院大学法学部 上脇博之教授】
「どうも手口があまりにも悪質ではないかと思ったもんですから、これは単純なミスとはとうてい考えられないということで、あえて告発に踏み切った次第です」
柴田議員の事務所は、後援会と柴田議員が代表を務める政党支部の政治資金収支報告書に間違いがあったとして、先月27日に総務省に訂正を届け出ました。
柴田議員は、取材に対し、「確認不足による事務的なミスだった。記載漏れによる訂正で申し訳なく、二度とないように気を付けたい」とコメントしました。
訂正箇所は、いずれも告発の内容と同じでしたが、柴田議員は、告発状は見ておらず、事務所の点検で記載漏れが分かったと説明しました。
(「KNB」5/17(火) 18:51配信より引用)
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神戸学院大学の上脇博之教授は、この一件以外にも、「維新の不祥事」について研究・調査し、「選挙ドットコム」にアップされています。勉強になります。ぜひ、御覧ください。
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