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【休む】ことは人生の質を高める上で必要不可欠だと思う。


こんにちは!youmeiです。

今回は”休む”ことについて書いていきたいと思います。


皆さんは休むと言われると、何を思い浮かべますか?

好きなことや趣味など色々挙げられると思います。


最近、出会った本に『休む=何もしないこと』とありました。

本当に疲れている時は何もしないで休むのが一番いいとのことでした。


おそらく日常で休んでいると思っていても、実際は疲れが溜まっていることも多いと思います。


私は一度疲労が原因で身体を壊した経験があります。

立ち直るのに5年ほどかかりました。

そのため健康や休むことに関しては神経を使っています。


この記事ではその経験も書かせてもらいつつ、試行錯誤したことなどを書いていきたいと思います。



※この記事では何もしない=休息(睡眠含む)と記載します。



何もせず休息してみたメリット

・アイデアが出やすい
・心に余裕が出る
・活力、充実感がわく
・感情的になりにくい
・メンタルが強くなる
・疲労への感度が高くなる
・心の感度が上がる

実際にやってみましたが、かなりいいです。

むしろスマホやPCをいじるのをためらうようになりました。




ぼーっとするとアイデアが出やすくなるのは…

ぼーっとすると脳のデフォルト・モード・ネットワークが活性するらしいです。

記憶の整理などをするとのこと、情報が整理されてアイデアが出やすくなるのかもしれません。




PC・スマホをいじっているときは”休息”ではない。

PC・スマホは意外と脳に負荷を与えているそうです。

文章などを読むこともそうですが、PCなどの画面をみると”ブルーライト”が目に届く機会が多くなります。


このブルーライトは日光に含まれる光で、浴び続けると体調不良などの不調をきたします。

特に就寝前にいじってしまうと体内リズム(サーカディアンリズム)が崩れ睡眠不良や睡眠の質の低下につながります。



ブルーライトは強い光でもあるらしくこの刺激により、身体のアクセル役である交感神経が活発になりやすいそうです。

そのためリラックスできなかったり、疲労が溜まったりするそうです。


休息をする前は四六時中スマホをいじっていましたが、こうなると四六時中脳を使っているわけです。

疲れが抜けるわけありませんよね💦



休息しないと当然疲れが溜まる

休息しないと当然疲れが溜まります。


疲れが溜まってくると、やりたくないのにスマホやネットを見続けてしまう、お酒の量が増えたりします。

さらには気分転換しようと無理に動いて、さらに疲れたり最悪の場合は体調を崩します。



私が実際にやらかしたのは、

・休日にスマホを見続けて、仕事に日に疲れを持ち越す
・無理に気分転換をしようとして登山に行き、その後体調を崩す
・酒の量が増える(酒で疲労を誤魔化す)

このつぶやきの後、見事に体調を崩しました笑



疲れが出てくると、

・辞めたいと思っても1つのことにしがみついてしまう
・イライラしやすくなる
・メンタルが弱くなる
・疲労を感じにくくなる
・心の余裕がなくなる

といった状況に陥ります。


こうなると常に疲れが溜まり続けている状態で、疲労の負債を抱え続けることになります。

これがある程度たまると、風邪を引いたりメンタルを崩したりといった状況に陥り、強制的に回復させるのだと思います。

一種の防衛本能かもしれません。


さらにいってしまうと、この線を越えるとかなり厳しいものになります。



身体を壊したきっかけは疲労が限界に達したから

私が医療系の専門学校へ通っていた時の話なのですが、現場実習をきっかけに身体を壊しました。


慣れない現場実習(2ヶ月)で、

・高い緊張状態
・睡眠が取れない(2〜3時間/日)
・休みなし(休日はレポート作成)
・今までの蓄積疲労

学生時代はほぼ勉強に費やしており休息は取りませんでした。

疲れが溜まっていくのに気づかず、現場実習で限界を迎えたのか、完全に身体を壊してしまいました。


気力も湧かず、体は動かずで大変でした。

学校も中退し身体を回復させるのに専念しざるを得なくなりました。


ここから今の状態に戻すまで5年ほどかかりました。

疲労感がそれだけ溜まっていたのだと思います。


あらゆる健康法などを試し、理論を組み立て自力で治しました。


ちなみに人が頑張れるのは3ヶ月〜半年らしいです。

現場実習が3年生だったので、3年以上休みなしでいったらそれは体も壊しますよね笑


当時のことを書いた記事がこちらです。



身体を壊して得た教訓は、【健康を害してまで得るものは何もない】ということです。

健康なら何度でも再挑戦できますから。



疲れが溜まってきたと思ったら、まず休むこと

疲れが溜まってきたからと栄養ドリンクなどを飲む方がいます。

その時は疲労が少なくなると錯覚しますが、実際は疲労を先送りしているだけです。


身体のアクセルを大きく踏んで、強制的に元気にしているだけです。

短期間ならいいですが、その後しっかり休まないと最終的に健康を害することになります。


これはお酒も同様で、私もそうですが疲れてくるとお酒の量が増えます。

お酒で麻痺させて疲れを取ろうとしているだけです。


量が増えればその分身体の負担が増えます。

これが続いていれば肝疾患など、お酒が原因の疾患にかかりやすくなります。



利用者さんの話を聞いていると…

私は介護士ですが、利用者さんの話を聞いていると若い頃は馬車馬のように働いていた方が多く、高齢になり健康を害してしまっている方を多く見ています。


話を聞いた中で心に残っているのは、『定年退職したらいろいろなことがしたかったのに…』でした。


生きるために仕事を頑張るのは素晴らしいものですが、それで健康を害してはどうにもならないと思います。



本当に疲れている時は、何もしないのが一番

先ほどの登山の例ではないですが、疲れているのならまず休むのが一番です。


その上で余裕ができてきたら、身体の負担の少ないことを。

元気であればアクティブなことをしていけばいいと思います。


疲れていてもできるような趣味と元気な時にできる趣味を持っているといいかもしれませんね。



休むことでメリハリを

休むことでメリハリがつきます。

疲れていて作業していても能率は落ちますし、楽しいことをしていても半減してしまいます。


なので仕事でも趣味でもしっかりと休息を入れることで、仕事の質をあげたり、趣味を十分に楽しむことができると思います。



こちらの記事には、

『休みは疲労解消といった防御的な働きだけではなく、もともとの自分のパフォーマンスを高めてくれるというポジティブな作用もある』

と書かれています。


自分のパフォーマンスを十分に発揮したいのなら、休息をこまめにすることが大切なのだと思います。



最後に

現代は仕事や目の前のことに追われてしまい、なかなか休むことができないように思えます。


しかし、休まなければ後々健康を害しやすくなります。

平均寿命が伸び、定年以降も働く可能性がある現代では少しでも長く働けるように健康寿命を伸ばす必要があると思います。


その1つとして休むことが大切だと思っています。

若い頃の無理は必ず、歳老いた時に返ってきます。


また仕事で休めないという方もいると思います。


戦前〜バブル期までの時代とは違い、一生懸命働いても豊かになれるとは限りません。

むしろ給料は上がらず物価が上がっている現状です(R5.11現在)



そんな中で働いたとしても得られることは少ないと思います。

そのため今後の人生を見直し、少しでも長く充実した人生が送れるようにした方がいいのではと思います。


仕事のために休むのではなく、自分の健康・幸福のために休んでほしいです。



と今回はここまでになります。

ここまでお読みくださりありがとうございました。



参考文献

とにかくメンタル強くしたいんですが、どうしたらいいですか?


同じ著者で似た記事もあったので載せておきます。



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