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ようこの軌跡6~社会人生活~
就職した会社は社員数80人位の小さな商社だった。
私が所属した営業所は15人程で、こぢんまりしていた。
営業事務職として採用された。
主な業務は電話応対、見積書作成、仕入や売上の入力業務だった。
電話応対は最初はものすごく緊張したけれど、淡々と行う
入力業務よりは苦にならなくなっていった。
日々納期に追われるプレッシャーもあったし、仲良くしてくれた先輩が辞めてモチベーションが続かず、退職した。
3年半働いたから、まあ良しとしようという感じだった。
転職先を決めずに無職になってしまった。
退職してほっとしたのはつかの間だった。
少しのんびりするどころか、無職で昼間に自宅にいることに罪悪感が出てきた。
焦ってハローワークで仕事を探した。
この時もまた懲りずに事務職、年間休日、お給料という条件で探していた。
また運よく最初の1社目で内定がもらえる。
1ヶ月の無職期間を経て、転職先で勤務が始まった。
転職先は社員数1500人程の部品メーカーだった。
配属先は本社の技術部で、理系の男性職員が9割だった。
一般事務員として採用されたので、前職の営業事務よりも楽かなと思っていた。
ところが、庶務業務だけでなく、設計や物理学に関わる業務もあって、
わけのわかならないことがたくさん出てきた。
幸い、優しい方が多かったので、私でも何とか続けられていた。
事務職のはずなのに、総合職の方がやるようなことを任せられたりして
理系は絶対向いていない、わけがわからない、嫌だなと思っていた。
でも、他にやりたい仕事もないし、無職になるのもうんざりだった。
30代になり、運よく結婚が決まり、それを機に退職することにした。
友達の結婚ラッシュが落ちついたころだった。
ちなみに社内恋愛ではありません。
ありがとうございます💕 とてもうれしいです🤗