見出し画像

実は嘘をついて、noteを始めるつもりだった


このnoteをはじめるにあたって、テーマを「仕事」や「働きかた」に決めた。

会社員を辞めて無職を経験しフリーランスになったわたしにとって、最も関心が強く、人生の中で一番向き合ってきたことだったから。



とはいえ、はじめてのnoteなわけで。昔から読んではいたけど、書いたことはなかった。

「なんでも書いていい」という自由さにワクワクしたけど、自由すぎて「なにを書いたらいいんだ・・・」と途方に暮れそうだったので。

あえて事前にテーマを固めることにした。個人的には、この方針がしっくりきているのでよかった。




元無職の現役フリーランスが書くnote。

実はね、最初は「フリーランスのキラキラライフブログ」みたいなのを書こうとしてたんだよね。そのほうが興味をひけるのでは・・・?って思ったから。


  • 働く場所も時間も、自由に選べてハッピー!

  • 通勤にも人間関係にも乱されなくて快適!

  • 好きな仕事だけを選べて最高!

なにかのコピペみたいな、外面だけキレイなテーマ。

いや、たしかにそのとおりだったって思うこともあるよ。でも、それだけではないじゃん。



仕事ゼロの状態から、少しずつだけど動きはじめて。時給換算したら100円の仕事だってあった。

なんにもわからないし、こわいし、でも頼れる人なんていないからずっとひとりで。それでも、興味のあることには勇気を持って手を出してみて、それから判断していこうって。

ヘタでもいいから、やれることを少しずつ増やすって決めて。そしてやっと、「複業フリーランス」っていう形がしっくりきたわけで。


「朝起きたら、働く場所と時間を選べる生活がご用意されていた」とかじゃないじゃん。ぜんぶ自分の地道な行動で手に入れたんだよね。



そしてここに至るまでには、会社員のころに感じた嫉妬とか悔しさ、無職時代の絶望や無力感を抱えた日々があったわけで。

その過去をなかったことにして、いまの生活のいいところだけを文章にするなんて、ぜんっぜんつまんないなって思って。

だれが読みたいの?それ、みたいな。



フリーランスになって、働きかたに余白ができたのはすごく嬉しくて。だけど「キラキラフリーランス」みたいなのは幻だと思ってる。少なくとも新米のわたしは。

普通に労働するし、覚悟も責任も必要。仕事に向き合う姿勢っていう面では、会社員のころとなんも変わらない。大変なこともたくさんある。

でも、自分なりにできるようになったこともあるわけで。



そういった飾らない話を、そのまま書いたらいいんじゃん!って気づけた。いま思うと、本当にいい判断だったなって。

だって自称キラキラフリーランスのブログにしてたら、早々に書くことがなくなって、現実とのギャップに苦しくなって辞めてるから。




いま、こうして読んでいただける機会が増えてすごく嬉しくて。「あ〜嘘のnoteにしなくてよかった〜!」って思ってる。

開始当初から目指しているのは「ファミレスで友だちと喋っているような文章で書く」ってこと。ありのままを、ゆる〜いテンションで、世間話みたいに届けたい。

友だちに嘘はつきたくないもんね。ありのままで書いているから、こうして楽しく続いているわけだし。



そんなことを思い出した日でした。

またね。



▼自己紹介

▼「仕事」「働き方」「書くこと」をテーマに更新中

▼連載中のマガジンはこちら

この記事が参加している募集

執筆の励みになります・・・!