嫉妬も悔しさも、燃料にして生きてきたから
楽しかったこと、嬉しかったことよりも、「うらやましい」「悔しい」みたいな感情の方が記憶に残ってしまうタイプだ。
本当はポジティブな思い出だけで脳の容量を埋めつくしたいんだけど。
なぜかネガティブな感情ばかりを、しつこいぐらいに覚えている。
小学生のころ。
親友であるNちゃんのことが、とにかくまぶしくてうらやましかった。明るくてサバサバしていて、長身でボーイッシュな服装が似合うNちゃんはよく目立つ。
男女問わず人気者で、なんなら先生からも周りの大人からも好かれていた。