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ひとり暮らしのアラサーにも、守りたいものはあるので


わたしは長い間、ひとり暮らしをしている。小さなワンルームで、食事も仕事も睡眠も完結してしまう。


同世代の友人たちは、ほとんどが結婚や出産を経験して家庭を持っている。

つい最近まで一緒にワイワイ遊んでいた気がするのに、新しい家族と新しい人生を歩みはじめていて、なんだかかっこよくてまぶしい。

生活を維持すること、子供を育てて守っていくこと、きっとこれからも大変なことがいっぱいあるんだろうと思う。想像しかできないけれど。




そう考えるとひとり暮らしは、自由と引き換えで「孤独」に見えるかもしれない。協力して生活をするとか、一緒になにかを守るとか、そういう経験ができないから。

たしかに実際、「このままひとりで生きていけるのか?」とこわくなるときもある。孤独も不安も、分け合える人がいないのはこわい。

だけどわたしにだって、守りたいものはあるのだ。



それが、いま住んでいるワンルームでの暮らしである。

部屋はもちろん賃貸だし、ひとり暮らし専用ってくらい狭い。物は少なく、インテリアに特段こだわっているわけでもない。

だけどわたしにとっては、この部屋が特別で宝物なのだ。


晴れの日には、ちょうど昼頃にベッドへ日光が差しこむ。この時間に、ダラダラと昼寝をするのが好き。

夜型のわたしは、毎日21時ごろからnoteを書き始める。まっくらな景色を眺めて、車が走りぬける音をBGMにしながら、静かに文章を打ち込む夜が好き。



はたから見たら、本当になんてことない日常だけど。わたしにとっては、静かで大切な時間ばかりで。

この家に住み続けて、いまの暮らしを守りたい。

そのためには家賃が必要で、だからわたしは毎日仕事をしている。いまの家賃を払い続けられるくらいの収入を、ずっと確保していきたい。


正直フリーランスになってからは、毎月の収入変動が激しくて。

収入が先月の半分になったり、翌月に10万円アップしたりもした。まだぜんぜん安定しないし、先も読めない。専業ではなく複業なので、これからも変動は大きそう。

だからこそいま、どうしたらより安定するのか、右肩上がりで成長できるのかを考えながら試しているところだ。



守りたいもののために働く。

これってもしかして、みんな一緒なのかもしれないね。


だから明日も働きます。

またね。



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