労働時間を増やしたって、強い会社員にはなれなかった
平日は12時間労働。土日も出勤。
会社員のころ、そんな日々をしばらく過ごしていたことがあるんだけど。
仕事に費やしてる時間がものすごく多いわけじゃん。フルタイムで残業なしのときと比べたら、時間でいうとざっくり2倍。
ってことはさ、単純に考えたら、仕事での戦闘力がゴリゴリに上がりそうだよね。
だけどね、ぜんぜんそんなことなかった。
時間の経過に対して、想定よりも仕事の進みは遅いし。溜まっている雑務をとにかくこなしているだけで、新しいスキルがつくわけではなくて。
なんかもう、とにかく「消耗」って感じ。メンタルも気力も体力も、一緒にすり減っていく。
たしかにわたしは、ポンコツ会社員だったかもしれない。
だからせめて、人より時間を使えば、周りと並べるかもって思ったんだけど。逆に差はどんどんひらいてしまって。
結局、身体をこわして働けなくなってしまった。
時間を費やしても、集中できる時間が短かったら意味ないんだよね。
いま思い返すと、残業で4時間かけて終えた業務が、翌日の朝イチでやったら1時間ちょっとで完了しちゃうこととかもあって。
労働時間が長いほど早く成長できる、ってわけではないんだなって。
当時のトラウマがあるから、いまは労働時間を自分でコントロールすることに気を使ってる。
疲れてたら休むし、気分が落ちてたら楽しい予定をいれる。睡眠時間がなによりも大事だし、ハードな締切のある仕事は基本的に持たないようにしてる。
「フリーランス1年目なんてがんばりどきじゃん!」って思うけど、途中で労働から脱落しちゃったら、収入がゼロなわけで。そのほうがよっぽどこわい。
だから、長く続けられる働きかたを追求していきたい。
もちろんまだ自分でもスケジュール感をつかみきれてないから、たまにハードな日があったり、深夜までパソコンをひらいていることもあるけど。
そんなときは、次の日に昼過ぎまで寝たりとかして。1週間の中でバランスをとって、帳尻を合わせるようにしてる。
いまはやっぱり、短期集中で仕事に没頭して、早めに終えたら思いっきり遊べるような生活を目指したい。
もうあのころみたいな働きかたをしたくないから。
そのために、いまできることを自分のペースでやっていこうと思います。
またね。
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