生姜パワーで体を温めよう!【Healthy Life】
冬も本番、寒さが厳しくなってきましたね。 1月も後半、2月にかけて、ますます寒くなってきます。 今回は、そんな時、体をポカポ温めてくれる「生姜」に注目してみました★
「生姜」というと、『体を温めるとっておきの食材!』とイメージがありませんか?
しかし、お子さんなど、辛みが強くて苦手な方もいると思います。
今回は、そんなあなたにも、生姜パワーで温まるように、簡単レシピも掲載していますので、ぜひ最後まで見ていって下さいね♪
生姜の正体!
実は、「生姜」は体を温める作用と冷やす作用、どちらも持っています!
生姜に含まれる主な成分である、ジンゲロール・ショウガオールにその秘密が隠されているんです!
①ジンゲロール
ジンゲロールは、生の生姜に多く含まれる成分です。 末梢(末端、手足の先)の血管を広げる作用があるため、血流がよくなり手先や足先がポカポカしてきます。
しかし、この時、深部(体の中心の体温)にある熱を末梢(末端)に送り出すため、深部体温はやや下がるとも言われています。
また、生姜の辛味成分であるジンゲロンには、殺菌力があるため食中毒の予防にも効果的です。
②ショウガオール
ショウガオールは、生姜を加熱することで増す成分です。 胃や腸などの腹部を刺激し、体の深部に熱を作る働きがあります。 加熱した生姜を摂取すると、熱を作り出すことで体の中からポカポカと温まります。さらに、冷えにくいため、長時間温かさを維持できます。
食べ方でも、生姜の効果が違うので、どちらの効果がその時のあなたに必要なのか考えてみて下さい♪
生で生姜を食べる場合
すり下ろして薬味として使う生の生姜には、解熱・殺菌効果があります。 そのため、風邪の引き始めや悪寒がする時には効果的です。 体の表面は温まりますが、短時間では冷えてしまうため、冷え症の方には注意が必要です。
熱したり、乾燥させて生姜を食べる場合
生姜は熱することでショウガオールの成分が多くなります。 生姜湯や乾燥生姜などのショウガオールが多い状態の生姜は、体を芯から温めてくれますので、冷え症や肩こりに効果的です。
一方、高熱の状態で生姜湯などの熱した生姜を体に取り入れると、余計に体温を上げてしまうため、逆効果となってしまいます。
生姜とれんこんのスープ(2人分)
材料
・れんこん 120g
・生姜 1かけ
・長ネギ 1/2本
・鶏団子 60~80g
・牛乳 400~500cc
・白だし 小さじ2
・オリーブオイル 大さじ2
・塩・七味唐辛子 お好みで
~作り方~
①食べやすい大きさに切った長ネギを鍋に入れ、レンコンはすりおろす。
②オリーブオイルを回し入れ炒める。
③牛乳を加えて煮る。
④ひと煮立ちしたら、鶏団子と白だしを加えて煮る。
⑤鶏団子に火が通ったらきざみ生姜を加え、ひと煮立ちさせて出来上がり★
スーパーで安く手に入る生姜は、この寒い冬に活用できる食材の1つです!ぜひ、生姜で身体の中から温めて、風邪を引かないように食事から、温活に取り組んでみましょう~♪