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#曲

Underneath The Sky

Underneath The Sky

赤い空の下

物語の語り手が

一人眠る。

彼は顔を持たないし

名前もない

どこにいるのかもわからない。

彼が必要なのは

スーツケースに詰められた人生だけ。

それも友達の友達のもので

借り物ばかり。

自分に乾杯して

自分自身を楽しませる。

また、赤い空の下で。

もう一度、赤い空の下で。

だから願ってほしい。

僕が知らない場所に彷徨い行くことを。

僕は名の無い場所に住んで

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She's Electric

She's Electric

彼女は刺激的

家族もみんな変わり者で

何をしでかすかわからない子だった

あの子をわかってやるには

もっと時間が要るね

彼女にはお姉さんがいる

これは誰にも言えないけど

彼女に会えなくてどれほど寂しかったことか

彼女の手には水ぶくれがあって

すごく努力家なんだ

僕が彼女を理解するには

もっと時間が必要

君にはわかっていてほしい

ついに今、僕は決心したんだ

もっと時間は欲し

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Digsy's Dinner

Digsy's Dinner

君がお茶しに来てくれたら

どれほど良い人生になるんだろう

3時半に、迎えに行くよ

そして、ラザニアを食べよう

君を女王さまのようにもてなすよ

イチゴとクリームもつけてあげる

君の友達もみんな青ざめるだろうね

僕のつくったラザニアで

僕らの人生、こんなふうだったら

最高の日々になるんだろうね!

でも、あんまり賢い生き方とは言えないけど

あーあ

君がお茶しに来てくれたら

どれ

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Sunday Morning Call

Sunday Morning Call

また、やってきた。

日曜日、朝の往診の時間だ。

君がドアに頭をぶつけてる音が聞こえる。

君は靴を履いて、のろのろ外へ出てきたね。

得るものも何もない、一日の始まりだ。

何のために…?

君の頭の中

感じているものがあるだろう。

それは、思いもしなかったもの。

君は、欲しいものが手に入る。

でも、それは金の要る事だ。

君に必要なものは、時間なんだ。

だって、永遠じゃないだろう?

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Bring It On Down

Bring It On Down

あの音は何だったの?

君の脳内で鳴り続けたあの音は

今日はぼんやりした一日だったね

君の頭の中は幽霊列車みたい

あの音は何だったの?

君の脳内で鳴り続けたあの音は

君はここで独りきり

責め立てられる誰かでも、探してるの?

君は見捨てられた人間

君は下層階級の人間

でも、君は気にしてないよね

だって、君は生き急いでいるから

君は招かざる客

最後まで居座る気でいる

わかるよ

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Roll it Over

Roll it Over

言い訳なら幾らでもできる

自分の身を守るために

季節の変わり目のせいにするんだ

僕が伝えてきた

この思い

これですべてが

うまくいくんだろうか?

いくわけないよね

僕のこの気持ちを

どうにかしてほしい

そして、どうか僕を

ここに

置き去りにしてほしい

見渡して

そこに居る人たちを

彼らはプラスチック製

何も気にすることなく

生きている

僕に近づいてみなよ

もて

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Thank You for the Good Times

Thank You for the Good Times

誰だろう
それでも
立ち上がるのは

良かった
あなたから
その言葉を聞けて

「素晴らしい時間を、ありがとう」

そうして
時は過ぎていった

あなたは何でもないふりをしてるね
色んなことが
あったんだと思う

素晴らしい

どうか
その時間を
大切にしてほしい

過ぎゆく年月を誤魔化して
それでも今、ここに
立ち続けている
大馬鹿ども

乾杯しよう

僕たちはいつも
風に吹かれ
息を切らせて

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Cloudburst

Cloudburst

目を覚ませ!

新しい夜明けだ

少し散歩でもしようか

太陽が眩しすぎるから

日陰がいるな

これなら、何マイル先でも見渡せる

そう、俺はこの背中に

地球を感じることができる

俺は大地に寝転がって

今、ここにあるすべてと

ひとつになる

みんなこっちを見ても

俺に気づきやしない

そろそろ太陽に向かって進もうか

体が冷えてきたな

空気が冷たい

天気が変わった

ほら、またやっ

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Whatever

Whatever

僕は自由だ

僕が何であっても

何を選んでも

この悲しみも

この苦しみも

自由に歌ってやる

僕が望みさえすれば

僕には好きな言葉を使う

その自由がある

間違っていてもいい

正しくてもいい

僕は、それでいいんだ

君の視線の先はいつも

みんなと同じ

僕にはそう見える

いつになれば

そのバスは

僕らを迎えに来てくれるの?

いつになれば

僕らは

騒ぎを起こさずに済むの

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Take Me

Take Me

連れて行ってほしい。

俺が若いうちに。

俺が俺であるうちに。

そいつは俺だったのか?

それとも

お前だったのか?

連れて行って。

俺は弱いから。

どうしてそんなにもたもたしてるの?

お前が抱く、俺への喪失感

だから、連れて行ってくれ。

俺はいつも、何者かになれると思っていた。

お前が正しいと言うのなら、

俺を連れて行ってくれ。

今しかない。

その正しさが保たれているう

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Wonderwall

Wonderwall

今日がその日

向き合う時がきたよ

今、君がやるべきことは

何となくわかったはず

君のことがわかるのは

僕だけだよ

街で噂になっていた

君はもう駄目らしいね

もうとっくに

そんなことは耳にしてるはずだろうけど

でも君はずっと信じてくれていた

君を理解できるのは

僕しかいないことを

僕たちはずっと

曲がりくねった道を行く

目も眩むような光に導かれる

君に伝えたいことが沢

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Flashbax

Flashbax

友とフェンスの上に腰掛ける。

僕はそんなふうに

時間を費やした。

ストーリーの筋書きを描く。

僕は本気だった。

「あらゆることを言い尽くそうなんて、時間の無駄」

僕らはそう思っている。

「人生は試練の連続だから」

僕からしたら、そんな言葉は退屈なんだよ。

思うに

こんなこと、なんでも無いことなんだ。

僕の水晶体に映る

凝視される眼差し

そこから、光を放つ

それは、ダイナ

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(You've Got) The Heart of The Star

(You've Got) The Heart of The Star

君は何もかも

うまくいっていないんだね。

外に出かけてみたり

思いを口にしてみたりするけれど、

君は何も楽しくないみたい。

そして、君は人混みの中

立ち往生して

誰の目にも止まらない。

「いなくなってしまいたい」

そんな気持ちを叫ぶ君

でも、

君の骨格も

君の手のマメも

何ひとつ恥じるものなんか、

無いんだから。

行こう

行こうよ

君は他の誰かなんかじゃなく

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Idler's Dream

Idler's Dream

黄金色に輝く君の眼には

光が輝きだし

それに包まれた僕は

胸の鼓動が大きくなる

天上の血潮

君から送られたもの

天上の大海原

君が口にすることができるもの

決して終わることのないその日に

僕たちは出会うだろう。

天が意図したやり方で

僕たちは挨拶を交わすだろう。

君は優しく木の葉に僕を預けてくれる。

君は眠りについた僕を包んでくれる。

何も言わなかった。

できれば伝え

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