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仕事で期待値コントロールをしよう

よくコンサルなどでは「期待値コントロール」を指導されます。
これができると、実力以上に評価を上げることができるので紹介したいと思います。

✅1.この記事の対象者

社会人全員

✅2.期待値コントロールとは?

仕事の評価はアウトプットでされる(アウトプット=評価)のではなく、期待値との関係で評価されます。
具体的にはこんな感じです。

アウトプット ー 期待値 = 評価(バリュー)

人気の焼肉屋に電話予約するときをイメージしましょう。
店員さんが手一杯のため、折り返しの電話をくれるようです。

そのとき、

パターン①:「10分後に折り返します」とあり、20分後に電話があった
パターン②:「30分後に折り返します」とあり、20分後に電話があった

するとこんな印象を持つはずです。

パターン①:遅いなぁ(特に待たされているときは長く感じる)
パターン②:お、早いな

「20分後に折り返しされた」事実は同じなのに印象が変わります。
これは期待値の調整をできたか否かによるものです。

①は相手の期待値を上げた結果、評価を下げてしまっています。

アウトプット ー 期待値(↑) = 評価(↓)

逆に②は相手の期待値を下げた結果、評価を上げることができています。

アウトプット ー 期待値(↓) = 評価(↑)


✅3.仕事でどう使うのか?

では、これを仕事でどう使うかを紹介します。
主に使うのは①納期、②クオリティの2つです。

3-1.納期

期待値コントロールができていない例として、こんなことが挙げられます。

上司:これいつまでにできる?
あなた:(無理して)今日中に完成させます!
→今日に終わらなかった

早く納品することは大事ですが、早くできると答えることが必ずしも正ではありません。

相手の期待値を下げるために、必ず現実的なスケジュール感を伝えましょう。

上司:これいつまでにできる?
あなた:決裁など踏まえて現実的なスケジュールは2週間後ですが、問題ないでしょうか

こうすれば、上司も安心して作業を任せることができます。


3-2.クオリティ

もう1つはクオリティです。
期待値コントロールができていない例として、こんなことが挙げられます。

あなた:こちら完成させましたので、ご確認をお願いします
実際:いろいろ抜け漏れがあり、やり直しのレベル

こうなったらボコボコにレビューされますし、仕事ができないやつと烙印を押されてします。
そんな時に備えて、言い方は工夫しましょう。

あなた:一度叩き台を作成しましたが、方向性が誤っていないかご確認いただけますでしょうか
実際:いろいろ抜け漏れがあり、やり直しのレベル

大事なのは「あくまで叩き台」という点です。
「叩き台」の他に「ドラフト」「素案」なども表現として使えます。


✅4.まとめ

以上、期待値コントロールに関することをまとめました!

うまく期待値を操って、少しでも評価を上げられれば(逆に評価を下げない)幸いです!

今後も毎日投稿を継続しますので、よければ他の記事も見ていただけると嬉しいです。



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