No.65子どもに習い事をさせる意味とは
今日のヒトコト
子どもが習い事を始めるきっかけは、「本人がやりたい」「親がやらせたい」「友達がやっている」の3つが主な理由だと考えるが、自分の場合は以下の習い事全てが「親がやらせたい」であった。
野球(小1~小6) ※小6では「6番レフト」という微妙な立ち位置
書道(小1~小6) ※2段
体操(幼稚園~小1) ※基本的な動作はクリア
水泳(小3~小4) ※バタフライ以外は泳ぎをマスター
公文(小4~小5) ※どこまでやったか覚えておらず
自分の意思はゼロだったが、習っておいてよかったものがほとんどだった。
最も正解だった習い事
・野球
小学生になるまでしょっちゅう風邪を引く虚弱体質だったが、野球好きな親父(当時広島ファン、現在巨人ファン)が地元の強豪チームに小学1年から入部させる。
完全に親の趣味だったが、その後、野球を始める同級生らが急増し、放課後にクラス対抗試合ができるくらいの人数に。友達と仲良くなれたし、身体も鍛えられたので、結果的に大正解だったし、今でもとても楽しい思い出が鮮明に残っている。
最も微妙だった習い事
・公文
これは公文が悪いのではなく、自分が悪い。大の勉強嫌いで遊んでばかりいた時、母親が見かねて入会。与えられた宿題をやらず、友達に「ちょっとこれ一緒に解いてみない~?」と甘い声で騙し、宿題の一部を肩代わりさせたりしていた(最低の息子)。もちろん成績は伸びず母親もおかしいと気づいたのか、ある日辞めさせられた。
公文は自分の娘がお世話になっているし、勉強の習慣化には最適だが、結局は子どもによる(身近な高学歴の人は公文経験者多数なので実績は申し分ない)。
子どもに習い事をさせる意味とは
以上、長々と自分の少年時代の習い事について書いてみたが、ここで親の立場からして、お金と時間をかけてまで子どもに習い事をさせる意味とはなんだろうかと考える。
自分が親の立場になって感じたのは、以下の3つ。
一方では、以下のような考えの親もいるだろう。
どちらも親目線の願望だし、下3つについても同じ親の自分としても正直思うことはある(否定はしない)。
ただ、それを「親から子ども本人に伝える」となるとまた違ってくるのではないだろうか。
下3つは、「子への過剰な期待」「親のプライド」「サンクコスト意識」といった考えがまず第一にあり、それを子どもへ伝えたとして果たして子どもにプラスになるのだろうか。
親が熱が入りすぎて我が子の声に耳を傾けているだろうか
親が事あるごとに我が子と他の子を比較して叱咤していないだろうか
親ができたことが我が子にできなかった時に落胆の言葉を浴びせていないか
習い事の主役は、親主導でやらせたとしてもあくまで「子ども」。
習い事を続けているうちは子どもの気持ちを尊重できる親になれるよう日々努力していく。
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