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『How Google Works 私たちの働き方とマネジメント』(エリック・シュミットほか 著・土方奈美 訳 日本経済新聞出版 2017)読書感想文
クリエイティブな仕事ができる人材が社会から求められている。
「クリエイティブ」という言葉から連想するものの一つに「GAFA」がある。それらの企業のリーダーたちやそこで活躍するエンジニアは、さぞかし「クリエイティブ」なのだろう、と思ったりする。
「GAFA」の一角であるGoogleについて書かれた本『How Google Works:私たちの働き方とマネジメント』が積読状態だったので、読んでみた。
スライドの使い方やメールの書き方、会議の運営方法など、Tipsのようなものも豊富に書いてある本なので、ビジネス書としても有用だろう。
もちろん、この書の価値はそれだけではない。やはり、Googleという著名な企業やそのリーダーがどのようなことを重んじているのか、に触れられる点が貴重である。
特に印象的だった内容は、「スマート・クリエイティブ」と呼ばれる人材が働き易い、そして、働きたいと思う環境を用意することに、Googleが注力していることだ。「スマート・クリエイティブ」とは、実行力に長け、コンセプト考案からプロトタイプ作成までを行える人材のことを指す。
良い人材を惹き付ける環境を整備することで、彼らのパフォーマンスを引き出すのだ。そして、そのような人材が活躍する環境は、世界中から優秀な人材を引き寄せる。
この環境をマネジメントするのがリーダーの仕事なのだ。
やはり「環境」はとても重要だな、と本書を読んで痛感した。
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